恋愛心理学から好きな人を振り向かせるテクニック20をまとめてみました。心理学では、好きな相手が男性なのか女性なのかによって効果的なアプローチに違いがあることが分かっています。
恋をして「好きな人を振り向かせたい!」と思うことは、誰にでもあります。しかしながら、いざ行動しようにも、何をすべきなのか?どうやってデートに誘えばいいのか?悩むこともしばしば。
そこで今回は「恋愛心理学テクニックのまとめ」をご紹介したいと思います。
好きな人を振り向かせるために、あるいは今の恋人と良い関係を維持するために、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
また前回たくさんの方にご覧いただいた「日常生活で使える心理学テクニックのまとめ」の内容と重複する心理効果は除いてあるので、もしよろしければこちらの記事もご覧ください。
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恋愛心理学テクニック20
- 印象操作
- ウィンザー効果
- 価値効用理論
- クロージング効果
- ゲイン・ロス効果
- 好意の返報性
- 熟知性の原則
- ジョハリの窓
- スリーセット理論
- 黄昏効果
- ノンバーバル・コミュニケーション
- パーソナルスペース(密接距離)
- ファミリア・ストレンジャー
- ボッサードの法則
- マズローの5段階欲求
- マッチング仮説
- ミラーリング
- ランチョン・テクニック
- ロミオとジュリエット効果
- ラブとライク
印象操作
よく好きな男性の前になると急にブリっ子になる女性や、キレイな女性の前になると紳士的な態度を取る男性がいます。心理学ではこれを「印象操作」と呼んでいます。これはよく見られたい」、「好意を持たれたい」という気持ちから、相手の好みに合わせて自分を演出する心理です。
心理学者プリーナが行った実験では、女性が女性同士で食事をする場合と、魅力を感じている男性の前での食事を比べた結果、魅力的な男性を前にした方が、食事の量が少なくなることを発見しました。これは、女性の「小食の女性は男性に好まれる」という無意識の思いから、食欲が減少したのではないかと考えられています。
好きな人を振り向かせるテクニックとして応用するのなら、相手の好みのタイプを聞きだすだけでも効果があるでしょう。「猫をかぶる」とまではいかなくても、無意識のうちに相手の好みのタイプを演じることができるはずです。
ウィンザー効果
インターネットの口コミやレビューの評価を見て、商品を購入したり、食事をするお店を決めたりする人は多いと思います。実は、ここにも心理学のあるテクニックが隠されています。それは「ウィンザー効果」と呼ばれるもので、本人から直接伝えられるよりも、第三者からの情報の方が、影響力が高くなる効果を意味します。
恋愛テクニックとして応用するのなら、第三者の助けを借りて、自分の印象を良くすることができると考えられます。つまり、共通の友人を介して自分の良いところを、さりげなく伝えてもらうのです。
「Aさんって、本当に優しいよね」、「Aさんは家庭的だし、きっと良いお嫁さんになるよ」などのように友達に協力してもらうことで、相手からの印象も良くなるはずです。また、付き合えるまであと少し!と感じているのなら「Aさん、あなたのこと好きみたいだよ」と勝負に出るという手段もあります。
ただし、協力してもらう友人はできるだけ信頼できる人にしましょう。知らずに恋のライバルである友人にお願いしてしまい「悪いウワサを伝えられた」ということはよくある話しです。
価値効用理論
「価値効用理論」とは、受け取る金額が高くなるにつれて、その感じ方が鈍くなることを意味します。例えば、月収20万円の人が100万円に増える事と、月収90万円の人が100万円に増える事では、後者の方が感じる喜びは少なくなります。
この「価値効用理論」は、何も金銭的な場合だけではなく、恋愛においても同じことが言えます。つまり、自分の好意を1回に100伝えるよりも、5回に分けて20伝える方が効果的だと考えられるのです。よく「マメな男性はモテる」と言われていますが、これも価値効用理論から考えれば当然のこと。
好きな人を振り向かせるテクニックとしても、マメに連絡を取る事は有効なはずです。ただし、四六時中メールや電話をすれば良いというものではないので、適度なバランスが必要かと思います。
また同じ15分の電話でも、忙しい人の15分と暇な人の15分では、与える印象が違うことが分かっています。あえて忙しさを演出して「合間を縫って電話する自分」をアピールするのもひとつの恋愛心理学テクニックとして応用できるかもしれません。
クロージング効果
好きな人に悩みごとを相談することで、一気に親密になることがあります。心理学では、これを「クロージング効果」と呼んでいます。簡単に言えば、外からの繋がりを閉じて、2人だけの空間を作り出すような方法です。
また、クロージング効果には、周囲に付き合っていることを公表する「外から閉じる方法」と、2人だけの秘密を共有する「内から閉じる方法」の2種類があります。特に男性の場合は頼られることで自尊心が高まるため、女性が男性に悩み事を相談するのは恋愛テクニックとしても効果的だと言えるでしょう。
さらに、相談する際に覚えておいてほしいコツがあります。それは「男性は結論を出したがる生き物」ということ。例えば、ただ漠然と悩んでいることを伝えるよりも、具体的に相談する方が効果的です。
何について悩んでいるのか?いくつかの選択肢があるとしてどれを選ぶべきなのか?もし自分の立場だったら相手はどうするのか?などのように選択肢を提示する方が相手も答えやすくなります。悩み事を一人で処理することは大変な苦労を伴うものです。そんなときこそ、好きな人に相談することで、自分を知ってもらうチャンスとなるかもしれません。
ゲイン・ロス効果
草食系男子だと思っていた相手に急に言い寄られる、女王様タイプの女性が急に甘えるツンデレ、普段ニコニコしている人が仕事のときに見せる真剣な表情。いわゆる「ギャップ」と呼ばれているものに、心惹かれる男性女性は多いと思います。
心理学においても「ゲイン・ロス効果」というものがあります。これは肯定し続けるよりも、否定してから肯定する方が、相手から好意を抱きやすくなることを意味します。別の言い方をすれば、人は大きな変化に対して強く反応する心理を持っているということです。
ただし、ゲイン・ロス効果を狙って、わざわざ悪い印象を与えようとするのは得策とは言えません。効果的なのは「いつもと違う自分」を相手に見せること。そして、この効果の特徴は、特定の人にだけに見せることによって「特別感」を演出することができる点です。「あなたにだけ見せている」という無言のメッセージを通して、相手が自分に好意を抱いていることを気づかせることも期待できます。
例えばデートのときだけ、普段友達同士で会う服装とは違うテイストのファッションにしてみるのも良いかもしれません。男性であるなら女性に大人気の「細マッチョ」なる体型を夏までに目指すのはいかがでしょうか?
好意の返報性
好きな人に思いを告げずに恋が終わってしまう、嫌われるのが怖くて告白できない。そう考えてしまっている人は、すごく損をしているかもしれません。心理学では、相手に好きな気持ちを伝えるだけで、その好意が返ってくる「好意の返報性」というものがあります。
つまり何かプレゼントをされると「お返しをしなくては」と感じるように、無意識のうちに「自分も好意を返さなくては」と思ってしまうのが人の心理なのです。もちろん全ての好意が必ず返ってくるとは限りませんが、好きな気持ちを押さえて後悔するのであれば、積極的に伝えるべきだと言えるでしょう。
ただし、ドストレートに「好きです!」と気持ちを伝えるのは考えものです。ゆっくりと時間をかけて、自然に相手への好意を伝える方が得策かと思います。
笑顔を見せたり、目を合わせたり、名前を呼んだりするだけでも好意は伝わるものです。特に男性に好意を伝える場合、さりげないボディタッチは思わぬ効力を発揮するでしょう。(誰にでも同じようにボディタッチをするのはNGです)
さらに詳しく:恋愛だけじゃない好意の返報性
熟知性の原則
アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスは被験者に、卒業アルバムから顔写真を見せ、見せる回数によって印象がどのように変化するのか検証しました。すると、写真を見せる回数が多かった写真の人物ほど、好感度が高くなったのです。
つまり、会う回数が増えるほど、話す機会が増えるほど、相手に対して好感を持ちやすくなると考えられます。心理学では、これを「熟知性の原則」と呼んでいます。
また、心理学者の栗林先生が学生を対象に行った調査によると、知り合ってから3か月以内に告白して成功する割合が約41%、ついで13か月以降に告白すると約35%の順で最も高くなるというデータが出ています。
何度も会うことで好感を持ちやすくなる効果はありますが、やはり友達から恋人になるタイミングも重要になってくるのでしょう。
ジョハリの窓
心理学者のジョセフ・ルフトとハリー・インガムは「対人関係における気づきのグラフモデル」を発表しました。後にこの2人の名前を組み合わせて「ジョハリの窓」と呼ぶようになります。これは自分について知っていること、知らないことを4つに分類したものです。
- 開放領域(自分:知っている・他人:知っている)
- 盲点領域(自分:知らない・他人:知っている)
- 秘密領域(自分:知っている・他人:知らない)
- 未知領域(自分:知らない・他人:知らない)
この4つの中で、ホメられた際に最も嬉しく感じるのは「盲点領域」つまり「自分は気づいていないけれど、他人は知っている自分」を知ったときです。例えば、美人で有名な女性に対して「お綺麗ですね」とホメるよりも「ファッションセンスが良いですね」とホメる方が、喜びは大きくなります。
また、自覚していないことをホメられることで、喜びを与えてくれた相手に特別な感情を持つことも。つまり、相手が知らない「新しい自分」を伝えることで、より親密な関係を築くことが期待できると考えられます。
スリーセット理論
ビジネスにおいて「初対面の印象がすべてを決める」と言われているように、第一印象は相手の意識に強く残ることが様々な実験から証明されています。また心理学では初対面から3回目までのうちに、人の印象や評価を固定化する「スリーセット理論」と呼ばれるものがあります。
特に初対面は非常に重要であり、ここで相手に悪い印象を与えてしまうと、恋愛対象から外れてしまうことも。2回目、3回目と会うごとに抱いた印象を再判定し、それ以降になると固定化されたイメージを覆すことが難しくなると考えられています。
恋愛で例えるなら、最初のデートだけ気合いを入れて「優しい男性」を演じても、2回目、3回目に「優柔不断」や「男らしくない」といったマイナスイメージを持たれてしまうと、挽回するのは難しくなると考えられます。
逆に言えば、初対面から3回目で良い印象を固定化することができれば、その後の欠点が目立たなくなるとも言えます。
黄昏効果
思考力や判断力といった人間の活動能力が最も低下する時間帯があるのをご存じでしょうか?それは「黄昏時」つまり「夕暮れ時」です。これは体内時計のリズムが最も不安定になる時間帯だと考えられており、わざわざ夕暮れ時を狙って商談を持ってくるビジネスマンもいるほどです。
このように夕方になると冷静な判断ができなくなる、注意力が散漫になることを、心理学では「黄昏効果」と呼んでいます。恋愛における「告白」も一種の交渉と考えることができるので、夕暮れ時が告白を成功させるベストな時間帯だと言えるでしょう。
また最近のアンケートから「女性から告白されたい」と思っている男性が増えている傾向にあるようですが、できれば男性から告白して付き合うのがベストです。
というのも、男性は自ら努力して手に入れたものほど、大切にする傾向があると考えられているからです。女性の場合も、相手から告白させるテクニックを持っている人の方が、その後の関係を良好なものにできるでしょう
ノンバーバル・コミュニケーション
アメリカの人類学者レイ・バードウィステルは、個人と個人におけるメッセージの伝達について、言葉によるものが35%、その他の非言語によるものが65%であると主張しています。心理学ではこの言葉以外の伝達手段を「ノンバーバル・コミュニケーション」(非言語コミュニケーション)と呼んでいます。
つまり人が相手から情報をくみ取ろうとする際、表情やしぐさといった「見た目」から7割近くの情報を得ていることになります。また、よく「女の勘は鋭い」と言われているように、男性よりも女性の方がノンバーバル・コミュニケーションを解読するのが得意だということも分かっています。
恋愛心理学においても、しぐさや表情から相手に好意を伝える、あるいは自分に好意があるのかないのか判断することが可能だと考えられます。心理学者のメラビアンによると、男性が好きな女性をイメージすると片方の肩が下がり、女性は苦手な人をイメージすると肩が下がる傾向にあるそうです。
よく恥ずかしがってクールな印象を演出する(好意がないように見せる)男性がいますが、見た目から好意を伝えるということに関しては、かなり損をしていると言えるでしょう。相手の目を見て話したり、足先を相手の方に向けたりすることで、言葉にしない好意を伝えるのも重要なポイントです。
さらに詳しく:非言語コミュニケーションの種類と重要性
パーソナルスペース(密接距離)
パーソナルスペースとは人が持っている「縄張り意識」のようなものです。このパーソナルスペースには「恋人の距離」とも呼ばれている密接距離(~45cm)があります。つまりこの距離に自然と入ることができたのなら、一種の脈ありサインとも考えられます。
ただしパーソナルスペースの大きさは男女によって違い、内向的か外交的かという性格によっても広さに違いがあることが分かっています。男女の場合、女性よりも男性の方がパーソナルスペースは広いため、女性にとって自然な距離であっても、男性にとっては近く感じることがあります。
恋愛心理学テクニックとして応用するのなら、映画館やドライブデートのように、強制的に近い距離を作り出すのもひとつのテクニックです。また食事をするときも、テーブル席で向かい合うのではなく、あえてカウンター席を予約して横並びに座るのも効果的だと言われています。
さらに詳しく:パーソナルスペースから学ぶ男女の恋愛
ファミリア・ストレンジャー
アメリカの心理学者ミルグラムは、名前も知らない顔見知りのことを「ファミリア・ストレンジャー」と呼んでいます。満員電車で通勤している人たちのホームの写真を撮り、次の週の同時刻にホームにいた人たちに見せたところ、平均して4人ほどの「名前を知らない顔見知り」がいることが分かったのです。
この「ファミリア・ストレンジャー」の特徴は、まったくの他人よりも身近な存在であり、ちょっとしたことがきっかけで親しい関係になれる点です。例えば、災害があった地域では、近くに住んでいたファミリア・ストレンジャー同士が協力し合って、危機を乗り越えたケースも報告されています。
もしも、通勤や通学でいつも一緒になる会話もしたことがない「気になる人」がいるのであれば、思い切って挨拶だけでもしてみてはいかがでしょうか?些細なきっかけがファミリア・ストレンジャーを運命の人に変えてくれることもあるはずです。
ボッサードの法則
「遠距離恋愛を続けるのは難しい」とよく言われていますが、恋愛が物理的な距離を超えることはどこまで難しいのでしょうか?心理学者スタッフォードが行った遠距離恋愛をしているカップルを対象にした調査によると、半分のカップルは遠距離を解消して近くで生活し、もう半分は距離的に離れたまま終わってしまうことが分かりました。
さらに遠距離を解消したとしても、そのうちの3分の1のカップルが3か月以内に破局してしまったというデータが出ています。つまり遠距離恋愛から関係を維持できるのは全体の約3割程度だと考えられます。
一方で心理学者ボッサードは結婚したカップルを対象に距離を調査しました。結果は、住んでいる距離が近いほど、結婚する確率も高くなったというものでした。
このことから男女間の物理的な距離が近いほど、心理的な距離が縮まることを「ボッサードの法則」と呼んでいます。好きな人の「近くにいること」も単純ながら有効な恋愛テクニックだと言えるでしょう。
マズローの5段階欲求
心理学者アブラハム・マズローは、人間の欲求を5段階に分け、1つの欲求が実現されると次の欲求へと進むと定義しています。1段階目にあるのが生理的欲求(寝たい、食べたといった人間の基本的な欲求)、2段階目が安全欲求(身の安全を確保したい)、3番目に親和欲求(まわりと同じでいたい)、4番目に自尊欲求(他人から尊敬されたい)、5番目に自己実現欲求(夢を実現したい)です。
つまり、衣食が満たされると安全に暮らせる住まいを求め、次にいい仕事をして幸せな家庭を築きたいと思い、最終的に尊敬される人物になりたいと段階的に求めることを意味します。
恋愛において応用するのであれば、マズローの5段階欲求のうち、男性は自尊欲求が強く、女性は親和欲求が強くなる傾向にある点でしょう。自尊欲求が強い男性はプライドが高く、何気ない一言でも批判として受け止めてしまうことがあります。
つまり相手の良い所をホメたりすることで自尊心を満たせることができれば印象もよくなるかもしれません。親和欲求が強い女性は、共感したいという欲求が根源にあります。ですからマメにコミュニケーションを取ったりすることで欲求を満たすことができると考えられます。簡単にいえば、ホメ上手な女性、聞き上手な男性が理想といったところでしょうか。
マッチング仮説
アメリカの心理学者バーシャイドたちは、自分に似た相手をパートナーに選ぶ傾向にあるとして、心理学では「マッチング仮説」(別名:釣り合い仮説)と呼んでいます。これは、人が自分よりも魅力的な相手に拒否されることを恐れると同時に、自分よりも魅力的ではない相手を拒否することから、似た者同士のカップルが多くなると考えられています。
ここでいう魅力とは、美人やイケメンといった外見的要素だけではなく、経済力、体力、地位、優しさ、ユーモアなども含まれます。よく美人の方が「意外とモテない」と発言すると謙遜しているだけだと思われがちですが、この仮説から考えると、まわりの男性が「自分なんて相手にされないだろう」と感じてしまうことが考えられるため、あながち嘘ではないのかもしれません。
ある調査では、身長差があるカップルほど関係が続かなくなるとも言われていますが、マッチング仮説の考え方からみると、お互いに尊重し合っていける関係性が重要だと言えます。意中の人を振り向かせたい場合も、同じ趣味を始めたり、オススメの音楽を聴くなどして、共通点を増やすことが効果的でしょう。
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ミラーリング
人が他人と打ち解けると、しぐさや表情が似通ってくることが分かっており、これを「姿勢反響(ミラーリング)」と呼んでいます。仲の良い夫婦や恋人によく見られ、シンクロする(一致させる)という意味から、シンクロニーや同調傾向とも呼ばれています。
一時期アメリカでは、上司の趣味や髪型、服装などを真似することが出世の近道とも言われていました。恋愛テクニックとしてもミラーリングは有効な手段です。相手の仕草をマネしたり、口癖をマネしたり、会話のテンポを合わせたりすることで、好意を抱いてもらえる可能性があります。
メールのやり取りに関しても、相手がよく使う絵文字やスタンプを使うことも効果的です。ただし、あからさまなミラーリングは、逆に不快感を与えてしまう場合があります。ですので、さりげなくマネするくらいがちょうど良いでしょう。
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ランチョン・テクニック
恋愛心理学テクニックの中でも有名なのが「ランチョン・テクニック」です。(ランチョン:英語で少し気取ったランチ)文字通り、食べることで得られる満足感や幸福感を、無意識のうちに相手への好意として感じてしまうテクニックです。政治の世界や、ビジネスにおいてもよく使われているように、おいしい食事と打ち合わせを関連付けることで好感を持ちやすくなることが分かっています。
恋愛におけるテクニックとしても有効で、特に最初のデート(できれば3回目まで)は、おいしい食事と共に良い印象を持ってもらえることも期待できます。よくグルメ通の芸人さんはモテるというゴシップ記事を目にしますが、ランチョン・テクニックを駆使していると考えれば、モテて当然の結果だと言えるでしょう。
ただし、女性のことを考えると「おいしい食事」に加えて「心地よい空間」も重要なポイントになってきます。初デートのときこそ、相手の好みに合ったお店なのか?雰囲気はどうなのか?下調べをする価値はあるはずです。
ロミオとジュリエット効果
障害のある恋愛ほど燃え上がる。結婚している異性を好きになってしまった、彼氏や彼女がいる人と関係を持ってしまった、というエピソードはよく耳にするかと思います。少し前のテレビドラマでも「浮気をする専業主婦」がブームとなったこともあり、世の奥様方は心をトキメかせたのではないでしょうか?
心理学者ドリスコールは、お互いの親が交際に反対しているほど、恋愛満足度が高くなることを発見しました。シェイクスピアの愛の悲劇にちなんで「ロミオとジュリエット効果」と呼ばれています。
人の心理として「相手がいるのだから諦めよう」と思い止まるのが普通ですが、相手がいることを承知の上でアプローチしてくる人もいるかと思います。
しかしながら、浮気や不倫、略奪愛に走りやすい人は、寂しがり屋、ナルシスト、好奇心旺盛、飽きっぽいという性格の傾向も。情熱的な恋愛を求めるのは悪いことではありませんが、一旦冷静になって相手を見極めることも重要です。
ラブとライク
男と女の友情は成立するのか?という永遠のテーマとも言えるLOVEとLIKEの違いを分析したのが心理学者のジック・ルービンです。ルービンの定義によれば、LIKEは相手を尊敬したり、自分とよく似ているといった親近感を感じる場合だとしています。
LOVEは独占、自己犠牲、依存というキーワードを含み、相手のためならどんなことでもできる、といった気持ちの強さがポイントになってきます。
彼がカップルを対象に調査した結果によると、好意(LIKE)と恋愛(LOVE)は別々のものであるとしています。また、男性は女性の友達が恋人へと変わることがあるのに対し、女性は恋愛と友情をはっきりと区別していることが分かりました。
他の調査でも、女性は「男と女の友情は成り立つ」と感じ、男性は「男と女の友情は成り立たない」と考えやすい傾向にあることが分かっています。
もしも、自分が抱いている好意がLOVEなのか、LIKEなのか悩んだときは、自分を犠牲にしてまで相手を守りたいと思えるのか、相手なしでは自分の人生は考えられないと思えるのか、自分の胸に聞いて確かめてみるのも良いかと思います。
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