イライラを抑える方法7つのまとめ:ヘッダー画像

特に理由は見当たらないけど、なぜかイライラする。恋人との関係が上手くいかず何をやってもおもしろくない。マナー違反をしている人を見かけると強いストレスを感じる。

普段の生活の中でイライラすることは誰にでもありますよね。

「もっと穏やかな性格になりたい」と思うものですが、同じ物事を経験しても「まぁ、そんなこともあるよね」と軽く受け流せる人もいれば、「許せない!ありえない!」と過度にストレスを感じてしまう人もいるでしょう。

そこで今回は「ストレスに負けないイライラを抑える方法」と題して、ストレスを解消させるコツやネガティブな感情と向き合う考え方についてまとめてみました。

「この止まらないイライラを今すぐどうにかしたい!」と感じている方に、「ストレスを溜め込まないコツを知りたい!」という方に、少しでも参考になれば嬉しい限りです。

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いざという時に役立つイライラを抑える方法とは

 

  1. 共感してもらえる人に話す
  2. コミュニケーションの時間を見直す
  3. 自分にとってプラスになると考える
  4. 大きな声で笑う
  5. 不機嫌な自分を客観的に捉える
  6. ほどよい緩さを持つ
  7. イライラした後のことを想像してみる

 

共感してもらえる人に話す

イライラを抑える方法①:共感してもらえる人に話す

何とも基本的なイライラを抑える方法ですが「自分の感情を言葉に表す」というのはとても効果的です。

素直な気持ちを言葉に表すと「こんな小さなことで悩んでいたのか」とか「これほど自分は傷ついていたのだな」と気づけるものです。

しかしながら「話す相手」には配慮する必要があると思います。

愚痴をこぼすというのは自分の印象を悪くする場合もありますし、一方的に話しをするばかりでは聞き手がイライラしてしまうかもしれません。

ですから「共感してもらえる人・もらいやすい人に話す」というのも大切なポイントだと言えます。

例えば、仕事の悩みであれば同期の仲間に相談する、恋愛の相談なら恋人(あるいは意中の人)との共通の友人に、子供の教育なら聞く耳を持たない夫ではなく同世代の友人に、といった具合です。

自分の立場をよく理解してくれている相手に話すことで、気兼ねなく素直な気持ちを表すことができるでしょう。

最近では「愚痴聞き電話サービス」なんてモノもあるそうで。

先ほどたまたまテレビで紹介されていたのですが、1時間あたり千円ちょっとの料金でとことん愚痴の聞いてくれるようです。

聞き上手な人に話しを聞いてもらえると「共感してもらえて嬉しい」と感じるものですよね。

話すことで自分の中にある感情を整理して、スッキリした後は「聞いてくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えてみてください。

 

コミュニケーションの時間を見直す

イライラを抑える方法②:コミュニケーションの時間を見直す

ネット社会ならではのイライラとも言えるかと思いますが、コミュニケーション過多になることで、それがイライラの原因になってしまう場合もあります。

SNSなどですぐに人と繋がれる便利な時代である反面、簡単であるが故にプライベートな時間を持つことが難しくなってきているのかもしれません。

人は誰しも「自分を認めてもらいたい」という欲求を持っており、心理学ではこれを承認欲求と呼んでいます。

たくさんの人と繋がることが悪いとは思いませんが、やはり承認欲求を満たそうとするあまりコミュニケーション過多になるのは避けたいところです。

ですから「適切なコミュニケーションの時間を見直す」というのも、イライラを抑える方法として効果的でしょう。

1日の中でメールをする回数は多すぎていないか、SNSに費やしている時間は適切か、一人の時間を楽しむ余裕は持てているのか。

「理由は分からないけどなぜかイライラする」という場合、スマホやPCの電源を切って「何もしない時間・何も考えない時間」を持ってみるのもオススメです。

のんびり過ごす余裕が持てると「いつのまにかスッキリしていた」なんてこともあります。

好きなアーティストの音楽を聴くもよし、気になっている小説を読んでみるもよし、サウナに行ってただ汗をかくもよしです。

適切なコミュニケーションの時間を確認して、それが過多になっているようであれば見直してみてください。

 

自分にとってプラスになると考える

イライラを抑える方法③:自分にとってプラスになると考える

イライラする原因が他人にある場合もあるかと思います。

だらだらと回りくどい話し方をする人、楽観的なのはいいが押し付けがましいくらいにポジティブな人、自分の主張ばかり伝えてくる人などなど。

面と向かって指摘できるような間柄ならいいですが、相手によってはイライラしているのを表に出さないようにしなければならないことも少なくありません。

そんな時にオススメしたいイライラを抑える方法が「上手く対応すれば自分にとってプラスになる」と考えることです。

例えば、要点をハッキリ伝えない相手と話していたとしましょう。

「もっと分かりやすく話せないのかな」とイライラしてばかりでは、余計に会話に集中できなくなりますし、勝手に解釈してしまって誤解を生むこともあります。

そこで「この人の伝えたいことが理解できれば、自分の理解力が高まる」と前向きに考えてみます。

目的意識を持つことで要点を絞って聞くこともできますし、理解力を深めようとすることに集中するため「イライラする時間」も減少するのではないでしょうか。

ピンチをチャンスに変える!といったようにマイナスをプラスに変える姿勢を持つことで、それがイライラしない方法の1つとして役立つはずです。

上司に八つ当たりされてストレスを感じたら「これを消化できれば、たいていのことは我慢できるだろう」とか、嫌味を言われて傷ついた時は「こんなことを言われてもスルーできる自分ってすごい」と褒めてみる、などのように応用もできると思います。

他人の言動や行動によってイライラした際は、それを乗り越えた後の成長した自分の姿を想像してみてください。

 

大きな声で笑う

イライラを抑える方法④:大きな声で笑う

最初の方でお伝えした「話す」というイライラを抑える方法に関連しているのですが「大きな声で笑う」というのもストレス解消には持ってこいです。

人は大きな声を出すと余計な力が抜けてリラックスできると言われてますし、笑うことで表情からイライラを抑えることもできます。

特にオススメしたいのが上の「大きな声で笑う」に加えて「新しいことを始める」ということです。

例えばお笑い芸人のライブを生で観に行く、あるいは好きなバラエティー番組を閲覧しに行く、などはどうでしょうか。

テレビでは伝わらない「その場の雰囲気」も分かるでしょうし、実際に大勢の人が笑っているので気兼ねなく笑うこともできるはずです。

また「新しいことをする・未経験のことをする」ことで、意外な自分の好みや別の視点から楽しむ方法が見つかるかもしれません。

「イライラを抑える方法にわざわざそんな時間をかけたくない」という方は、一人カラオケなどでもいいかと思います。

好きなアーティストの歌を、好きなだけ歌って、周りを気にせず大声を出すというのも、やはり気持ちがいいものです。

最近では「一人カラオケ専用ブース」なんて便利なモノもありますよね。

すこし変わったモノだとライブ参加型の映画もあるそうで、みんなで応援したりセリフを呼んだりできるようです。

休日を利用して遊園地のジェットコースターで絶叫する、運動がてらハイキングをして山の頂上で「やっほー!」と言ってみる、ボイストレーニングのレッスンを受けてみる。

なかなか普段の生活で「大きな声を出す」という環境を作るのは難しいですが、いろいろと工夫して自分に合った方法をぜひためしてみてください。

 

不機嫌な自分を客観的に捉える

イライラを抑える方法⑤:不機嫌な自分を客観的に捉える

イライラしている人というのは、はたから見ていても分かりやすいものです。

表情が硬い、ソワソワしている、うつむいている、貧乏ゆすりをしている、タバコを吸う量が増える、黙り込む、ペンをカチカチと音をたてる、声が小さくなる(大きくなる)などなど、意外と多くの特徴があります。

イライラしている当の本人はといえば、怒りやストレスを表に出さないよう心掛けていても、ちょっとした違和感となって伝わるものです。

しかしながら、イライラを抑える方法としてこういった「不機嫌な自分の特徴」を客観的にとらえるのは効果的だと思います。

普段の自分とは違う言動や行動から「あっ、今イライラしている」と気づくことは、冷静になるきっかけにもなります。

実際にトイレなどに行って、鏡を見て自分の表情をチェックするのもいいでしょう。

「こんなひどい顔をしていたのか」とか「こんなに姿勢が悪かったのか」と気づけば、表情や姿勢を正しながらリラックスできるはずです。

イライラするというのは突発的に起こるというよりも、じわじわと溜まってあることがきっかけで爆発するもの。

こまめに「自分チェック」というメンテナンスをすることで、少しずつ消化していく意識が大切なのではないでしょうか。

イライラを抑える方法の1つとして「不機嫌な自分を客観的にとらえる」をためしてみてください。

 

ほどよい緩さを持つ

イライラを抑える方法⑥:ほどよい緩さを持つ

完璧主義が災いして余計なストレスを感じる人も意外に多いのではないでしょうか。

礼儀作法やマナーにうるさい人ほど他人の行動や言動が気になるものですし、仕事を終えるスピードにこだわりを持っている人なら、のんびり作業をしている人を見かけただけでイライラすることもあります。

「人に優しく、自分に厳しく」というのが理想的なのかもしれませんが、やはり頑張り過ぎると「なんで自分ばっかり」とやるせない気持ちになってしまう人が大半でしょう。

ですから「意識的にほどよい緩さを持つこと」もイライラを抑える方法として効果的だと思います。

完璧主義が強いと他人のミスだけではなく、いざ自分がミスをした際に「なんて自分はダメなのだろう」などのように批判的に考えてしまいます。

そんな時こそ「まぁ、そんなこともあるさ」とか「人間なのだから失敗することもある」とダメな自分をケアしてください。

他人のミスを叱らなければならない場合、心理学的には「叱る部分を褒め言葉ではさむ」という方法がオススメです。

例えば、いつも遅刻をしてくる部下がいたとしましょう。

「提出してくれたプレゼン資料完璧だったよ。ただ最近、遅刻する回数が増えているみたいだからそこだけは気をつけて。期待しているから頑張ってね。」といった具合です。

褒め言葉をかけると「相手の良いところ」が見つかりやすくなります。ただ頭ごなしに「何度言えば分かるんだ!」と叱るよりも、相手を認めつつ伝える方が自分のためにもなるはずです。

他人に対してイライラした際は、完璧主義のせいでストレスを溜め込みやすい状態になっていないか、自分に対して批判的な感情を抱いていないか、確認してみてください。

 

イライラした後のことを想像してみる

イライラを抑える方法⑦:イライラした後のことを想像してみる

イライラを抑える方法の1つとして「不機嫌な自分が起こすかもしれない行動を想像してみる」というのも有効だと思います。

人は感情的になると、相手を傷つけるような一言をポロっと言ってしまったり、冷静になった際に「なんであんなことを」と後悔するような行動を取ることがあります。

よくよく考えてみると、イライラしたことで起こす突発的な行動のほとんどは、実際はイライラを抑えるためにはあまり役立たないものです。

「イライラする→相手を傷つける→後悔する→再度イライラする」といったように、ストレスを溜め込む負のスパイラルに陥ってしまうこともあるでしょう。

今の自分が抱えている「不安・怒り・悲しみ」といった感情を解消させるために必要なことなのか?それをすることで自分は満たされるのか?

こんなふうに想像してみると、高まった感情をクールダウンさせることができると思います。

また想像力を働かせることによって「もっと別の方法があるのではないか?」とか「どうしようもないことだから放っておこう」と柔軟に対応できるはずです。

イライラを抑える方法は決して1つではありませんし、ましてや誰かを傷つけるストレス解消というのはあまり気持ちがいいものではありません。

恋人との口喧嘩でカッとなって傷つけるようなことを言いそうな時、不愉快な思いをして攻撃的な行動を取ろうとした時、それをした後に自分がどんな気持ちになるのか想像してみてください。

「しても気分は良くならない」とか「イライラは解消されないだろう」と気づくことができれば、きっと別のイライラを抑える方法を探そうとするはずです。

関連記事:楽観的になる方法7つのまとめ

 

自分に合ったイライラを抑える方法を見つける

イライラしている原因には様々なことが考えられます。

単純に疲れが溜まっている、無理にポジティブを装っている、職場に苦手な人がいる、何でも完璧にこなそうとしている、ゆっくり一人で過ごす時間が足りていない、不甲斐ない自分に自信が持てない。

すべてを一度に解決しようとすると、やはり中途半端になってしまうので「まずはコレから」と1つずつ解消していく方がいいでしょう。

自分に合ったイライラを抑える方法」が見つかれば、同じような場面に遭遇しても対処できるはずです。

個人的なイライラを抑える方法としては、嫌なことがあった日は「静かな場所でのんびり過ごす」という方法をよく取ります。

スマホやPCは家に置いて、広い公園の芝生で寝転んで本を読む。音楽を聴きながらカフェでコーヒーを飲む。朝方の空いている時間帯をねらって好きなサスペンス映画を観る。

「なんかモヤモヤするな」と感じたら、できるだけ一人の時間を充実させています。

日常生活の中で「イライラが止まらない」とか「どうも最近おこりっぽいな」と感じた際は、今回お伝えした7つの方法をためしてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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