何もやる気が起きない状態から抜け出す9つの方法:ヘッダー画像

仕事が終わると燃え尽きたように無気力になる。勉強をしなければならないのに、ついつい漫画を読んでしまう。家事をしようと思っても体がだるい。

誰でもこんなふうに「何もやる気が起きない状態」を経験したことがあるかと思います。

モチベーションを維持することが大切だと分かっていても、具体的に何をすればいいのか、どんなことを考えればいいのか、意外に知らないものですよね。

無理に自分に厳しくして一時的に頑張ったとしても、その反動で慢性的なストレスを抱えたり、何となく元気が出ない状態が続くこともあります。

そこで今回は「何もやる気が起きない状態を改善する方法」についてまとめてみました。

三日坊主な性格を改善したい方に、もっと意欲的に仕事をしたい方に、効率よく勉強に取り組みたい方に、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

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何もやる気が起きない時は

 

 

エネルギッシュな人から元気をもらう

何もやる気が起きない対策①:エネルギッシュな人から元気をもらう

何もやる気が起きない時、身近にいるエネルギッシュな人から元気をもらうという方法です。

学校でも職場でも、一人二人くらいは「なぜかいつも楽しそうにしている」とか「会うだけで笑顔になる」といった良い影響を与えてくれる人がいると思います。

自分の力でやる気が起きない時は、周囲の力を借りてやる気を起こそう!といった具合です。

世間話をする、一緒にお茶を飲む、何ならドストレートに「やる気をください!」なんて伝えてみるのも面白いかもしれません。

「楽しいから笑う」は「笑うから楽しい」にもなるわけで、たわいもない会話でもやる気を起こすきっかけに十分なり得ます。

しかしながら、何もやる気が起きない度にその人の力を借りるわけにはいきませんよね。

そんな時は「エネルギッシュな人の本」とか「感動する動画」などを見て、いい刺激をもらうのもオススメです。

個人的には海外で人気の音楽オーディション番組「Xファクター」をよく見ます。「一般の人でもこんなに歌が上手い人がいるんだなぁ」と感動してはやる気をもらっています。

自分だけの「何もやる気が起きない時に役立つ名言集」とか「やる気を起こす音楽リスト」などもいいかもしれません。

「何もやる気が起きない時はこの人!この音楽!この言葉!」といった自分だけのやる気スイッチを見つけてみてください。

 

締め切りを設ける

何もやる気が起きない対策②:締め切りを設ける

「夏休みの宿題が終わらない!」こんなふうに子供の頃あせった記憶はありませんか?

職種によっては「締め切り」という言葉に異様なまでのネガティブな印象を持っている方もいるかもしれませんが、締め切りがあるからこそ気合いを入れて頑張れることもあります。

ダイエットなどでも「5㎏痩せる!」という目標に加えて「3か月以内に」といった期限を決めると、ペース配分や計画を立てやすくなるものです。

また締め切りを設けるコツとしては「少しの努力を要する期限」があると思います。

あまりにも厳しすぎるタイトな計画だと「どうせ無理に決まっている」と鼻から諦めてしまいますし、反対に緩すぎても「また明日から頑張ればいい」と自分を甘やかしてしまうこともあるでしょう。

「意識的に頑張らないと終わらない期限」を設定することにより、それを少しずつ達成しているという成功体験が得られるはずです。

また、ゴールから逆算して1日単位で「優先的に終わらせなければならないこと」を設定するのも効果的でしょう。

緊張やあせり・不安といったマイナスの感情を抱いてしまうと、ついつい手当たり次第にいろいろ始めて「進んでいる実感」を得られないことがあります。

スタートとゴールの間にある「必要最低限こなすべきポイント」という中間地点を設定することで、モチベーションも維持しやすいはずです。

何もやる気が起きない時こそ「少しの努力を要する締め切り」を自分なりに設定してみてはいかがでしょうか。

 

思い切って寝る

何もやる気が起きない対策③:思い切って寝る

「何もやる気が起きないのだからしょうがない!」と言って、思い切って寝てしまうのも1つの方法かと思います。

休息を取ることも仕事のうち。ベストパフォーマンスをするためにコンディションを整えるのも大切なことです。

人間の集中力だってもって1時間ほど。何時間も取り組んでいれば、気づいた時にはやる気タンクが空っぽになっていても不思議ではありません。

ただし、休息を取る上で注意しておきたいことがあります。それは「休息の質」についてです。

いくら気分転換のためといっても、スマホでゲームをしたり、お酒を飲み過ぎてしまっては、体のコンディションを整えるどころか、反対に疲れが蓄積してしまいます。

リフレッシュするのであれば、散歩など適度な運動をする、作業する場所を変える、お風呂に入るなどがいいでしょう。

質の良い睡眠を得るのであれば、遮光カーテンを取り付ける、自分に合った枕を購入する、寝る2時間前はスマホやテレビを見ない、などなどいろいろあると思います。

何もやる気が起きない時は「質の良い休息を取る」ということを意識してみてください。

 

達成した後のことをイメージする

何もやる気が起きない対策④:達成した後のことをイメージする

目標設定をする際、達成したいことを紙に書き出すとモチベーションが上がると言われています。

これは手を動かすことで達成した後のことをイメージしやすくなるからだそうです。

何もやる気が起きない時も同様に、達成した後の喜びや満足感をイメージするとモチベーションアップに繋がるでしょう。

「清々しい気持ちで達成感に浸っている自分の姿」とか「笑顔で喜んでいる同僚や上司」などを先に想像します。

実際にできるかどうか別として、大切なのは現状のモチベーションを上げること。イメージするだけなら、たいした時間とお金も掛かりません。

どうしても「達成した後のイメージ」ができないのであれば、自らご褒美を用意するのも効果的だと思います。

「この仕事が終わったら美味しいモノをたらふく食べよう!」とか「目覚まし時計をセットせずに、好きなだけ寝よう!」といった具合です。

私の友人にこんな変わり者がいます。

彼は何もやる気が起きない時に「大富豪になった自分の姿」を妄想するのだそうです。

「この仕事が片付いたら、プライベートジェット機でサッカーでも見に行くかな」とか「南の島でバカンスを楽しむならどこがいいか」などなど。

もちろん、実際にそんなことはできないのですが、妄想したからといって誰かに迷惑をかけるわけでもありませんし、何よりも本人が楽しそうに話しているのが印象的でした。

ここまで極端な妄想が役立つかは分かりませんが、何もやる気が起きない状態から抜け出すためにも、達成した後の喜びをイメージしてモチベーションアップに繋げてみてください。

 

思い込みを利用する

何もやる気が起きない対策⑤:思い込みを利用する

みなさんは「プラシーボ効果」という心理効果をご存じでしょうか?

プラシーボとはいわゆる偽薬のことで、有効成分の入っていない見せかけの薬を意味しまう。

何の効果も無いにも関わらず「効く」という思いこみによって、実際に痛みが引いたり、不調を改善することをプラシーボ効果と呼んでいます。

この効果を何もやる気が起きない対策として応用してみるのはいかがでしょうか。

つまり「コレをすればやる気が起きる」とか「コレを食べれば元気が出る」と思い込む、ということです。

例えば、大好きなチョコレートを一口食べる、ロッキーのテーマ曲を聴いてから仕事をする、玄関を出る際はいつも右足から、といったように。

ゲン担ぎとしても「試験の前日はカツを食べる」とか「フクロウの小物を買う」、少し変わったものだと「赤いパンツを履く」なんてモノもあります。

その他にも「自分こだわりのルール」を貫き通すのも効果的でしょう。

決まった時間にシャワーを浴びる、毎週日曜日は誰にも会わずに一人で過ごす、出社する前に○○のコーヒーを飲む、などなど。

思い込みの心理効果を利用して、何もやる気が起きない状態を改善してみてください。

 

過去の苦労と比較する

何もやる気が起きない対策⑥:過去の苦労と比較する

誰でも「あの時は本当に大変だったなぁ」と苦労した経験があるかと思います。

何もやる気が起きない時に、当時の苦労を思い出して比較してみると「あの頃に比べれば、これを達成することぐらい」と簡単に思えてくるかもしれません。

例えば、受験勉強で必死に勉強した、大失恋から立ち直った、チームをまとめて勝利へ導いた、などなど「自分にしかない成功体験」があるはずです。

また失敗したことであっても「自分の価値観から見た成功体験」というモノもあると思います。

結果的には失敗したけれど、今の自分の粘り強さとなっている。入賞はできなかったけれど、もっと努力しようと思えるきっかけになった。周囲の期待には応えられなかったけれど「頑張ればできる」という手ごたえを感じた。

成功でも失敗でも、過去の苦労が無意味に終わることはありませんよね。

現状では「何もやる気が起きないツラい状態」だったとしても、達成した後は、それ自体が過去の成功体験となって心の支えになるはずです。

何もやる気が起きない無力な時は、過去の苦労と比較する方法をためしてみてください。

 

簡単なことから始める

何もやる気が起きない対策⑦:簡単なことから始める

目標達成のために役立つコツとして「良いスタートを切る」ということがあります。

始めに物事が上手くいくと「もしかしたら想像以上に上手くできるかもしれない」と期待するものですよね。

この期待するワクワク感って意外に大事だと思うんです。他の誰でもなく自分自身に期待することで、本来持っている力以上の結果を得られることも。

つまり、何もやる気が起きない時は、いかにこのワクワク感を得るかがポイントになってくると言えます。

「簡単なことから始めて徐々にやる気エンジンを温める」と意識すれば、きっと良いスタートが切れるはず。

例えば、英語を勉強するにしても「いきなり1日3時間の勉強する!」とハードルを高く設定するのではなく「通勤時間に5個の英単語を覚える」くらい簡単なことから始めてみるのがいいでしょう。

何もやる気が起きない時も同様に、いずれやらなければならない簡単な作業から始めると、モチベーションも徐々に上がってくると思います。

上の方でお伝えした「優先順位の高いことから終わらせる」とは別の考え方ですが、これはこれで「とりえあえず物事が進行している感じ」を得ることができるはずです。

何もやる気が起きなくて困った際は「とりえあず」と言って、簡単なことから始めてみてください。

 

お金を使う

何もやる気が起きない対策⑧:お金を使う

やる気を起こす最終手段とも言える「お金を使う」という方法です。

バイキング形式のレストランで「元を取らなければ!」と言って、普段よりもたくさん食べてしまうことってよくありますよね。

何もやる気が起きない状態から抜け出すコツとしても、この「もったいない気持ち」を利用してみるのもいいでしょう。

無料の教材やおためしセットなどをきっかけにすると、お金が掛からない分「どうせやめても元々タダだし」と諦めるのも簡単になります。

一方で、背水の陣とばかりに身銭を切れば「ここで諦めるわけにはいかない!」とか「まだ何も成果を出していないし」と何だかんだ続けられるものです。

どうしても仕事が捗らないのであれば、思い切って新しいPCを新調する。ダイエットが続かないのなら、話題のスポーツジムに入会する。勉強に集中できない方は、少し高価な筆記用具を購入してみるのもいいかもしれません。

何もやる気が起きない自分を変えたい!と意気込んだ際は、退路を断つ意味で自分に先行投資してみてはいかがでしょうか。

 

初心に帰る

何もやる気が起きない対策⑨:初心に帰る

やはり何もやる気が起きない対策としては「初心に帰る」といった基本的なことが大切だと思います。

何事にも始めたきっかけ、頑張るワケ、成し遂げたい理由がありますよね。

しかしながら、時が経つにつれて、あるいは忙しさのあまり、見失ってしまうことも少なくありません。

「困っている人を助けたいから」とか「自分を成長させたいから」などなど人によって動機は様々ですが、初心に帰って当時の意欲的な自分を思い出すと、具体的にいま何をすべきか見えてくることもあります。

モチベーションが高くなったり低くなったりするのは当然のこと。ポイントはモチベーションが低い自分を認識して、それに見合ったやる気メンテナンスを行うことだと思います。

何もやる気が起きなければ、できることから始める。初心に帰って基本的なことを改めて学ぶ。やる気が溢れていた頃のプレゼン資料やノートを見返すのもいいかもしれません。

「どうしてあの時の自分は頑張れたのか?」と自分に問いかけ、モチベーションを上げるきっかけを思い出して、何もやる気が起きない状態を改善してみてください。

 

自分に合った「何もやる気が起きない対策」とは

以上がOfeeからお届けする「何もやる気が起きない状態から抜け出す9つの方法」になります。

無気力な状態とは苦しいものですよね。仕事が終わると燃え尽きたように疲れてしまったり、何を目標にして勉強すればいいのか分からなくなることもあります。

私自身もモチベーションの浮き沈みが激しい方でして、何もやる気が起きない時はあきらめて寝る!という方法をよく取っています。

たまに寝過ごして「あぁ寝すぎて逆に疲れた」なんて後悔をすることもありますが、やはり良質な睡眠が取れると気持ちがスッキリするものです。

自分に合ったやる気対策を見つけるのは簡単なことではありませんが、とにもかくにも実践してためしてみるが一番。

何もやる気が起きない時はとりあえず変化を起こす」と意識して行動に移すことで、何かしらのヒントが見つかるはずです。

アレンジを加えて「毎月5千円分の本を購入する」とか「初心に帰れるメモ書きを財布に入れておく」などのように、自分に合った効果的なモチベーションアップ方法を見つけてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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