人は1日に200回嘘をつくと発表している心理学者がいるほど、大きいものから小さいものまで人はたくさんの嘘をつく。

今回はそんな嘘を見抜くための10の心理学的法則をご紹介。

嘘をつくことを助長するワケではないが、バレないようにするため、あるいは嘘を見抜くために参考になればと思う。

言葉に表れる5つの嘘の法則

1.同じ言葉を繰り返す

嘘をついていると「この嘘をなんとか信じ込ませないと」という心理が働き、何度も同じ言葉を繰り返して、説得しようとする傾向がある。

2.反応が早くなる

返事に時間がかかると「嘘がバレるかもしれない」と考え、普段よりも返答が早くなる。

3.饒舌(じょうぜつ)になる

人は心配事や恐怖を感じるときなどに、言葉数が多くなる。嘘がバレるかもしてないというのも一種の恐怖なので、余計なことまでペラペラとしゃべってしまう。

本人は理論的にうまくしゃべっているつもりでも、かえって相手に違和感を抱かせる。

4.声が小さくなる

大きい声を出すと嘘がバレるのではないかと思うがゆえに現れる反応。人によっては、逆に普段よりも大きい声を出す人もいる。

5.言葉が抜け落ちる

ひどく緊張している証拠。この他にも、声がかすれたり、話の内容がちぐはぐになるなどの変化がある。

身体的に表れる5つの嘘の法則

6.口を隠す

手を口にやるのは、嘘をついている口を隠そうとしている表れだといわれている。

7.鼻に触れる

口を隠すと嘘をついているとバレてしまうと考え、代わりに鼻を触ることがある。別の説では、嘘をつくと緊張して鼻の粘膜が乾くため触る回数が増えるともいわれている。

8.手を隠す

手の動きで嘘がバレてしまうのではないかという恐れの表れ。ポケットに手を入れたり、テーブルの下に隠したりする。

9.タバコを手にする

喫煙者は緊張すると無意識のうちにタバコに手をのばす。

10.まばたきの回数が増える

人は1分間のあいだに20回という割合でまばたきをする。嘘をつくとまばたきの回数が多くなる。

ただし、女性の場合は逆にじっと目をみつめ、まばたきが極端に少なくなることがある。

嘘をつくとこれらのような言動や行動が無意識のうちに表れてしまう。

みなさんにも思い当たるような事例はあっただろうか?

ちなみに私は学生のときに仲間内でやっていた麻雀で、テンパイが近くなると無意識にタバコを吸い始めることから「テンパイたばこ」とあだ名をつけられてしまった苦い思い出がある。

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