最後まで諦めない心を持つ6つのヒント:ヘッダー画像

最後まで諦めない辛抱強さが欲しい!と感じたことはありませんか?

何をやってもすぐに飽きてしまう、情熱が持てない、モチベーションが続かない、などなど、自分に自信が持てなくなることは誰にでもありますよね。

器用な人ほど何でもすぐに上達できるものですが、その反面、簡単であるがゆえにどれも中途半端に終わってしまうこともあるでしょう。

そこで今回は「最後まで諦めないようになるヒント」と題して、やる気を起こすコツやモチベーションを高める方法をいくつかまとめてみました。

すぐに諦める性格を改善したい方に、覚悟を持って取り組みたい方に、どうしても叶えたい夢がある方に、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

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諦めない心を育てるためには

 

 

ギブアンドテイクのギブを意識する

諦めない①:ギブアンドテイクのギブを意識する

諦めない気持ちを育てるためには「目的意識」や「動機づけ」といった「それをやる理由」が助けになるものです。

この仕事に就いていればもっと成長できる、このプロジェクトが成功すれば周囲から認められる、この恋愛が成就すればハッピーになれる。

モチベーションを高める上でも「自分が得られるモノ」について考えるのは重要なことですよね。

これを得るために頑張る!と言い聞かせれば、多少の困難はあったとしても乗り越えられるはずです。

しかしながら、この「自分が得られるモノ」に焦点をあてるのは少々危険なことでもあります。

なぜなら「もしも、望んでいたモノが得られなかったら?」という場合があるからです。

成功報酬として掲げられているモノは、絶対的に手に入れられる保証があるわけでもなく、もしかすると勝手に抱いた幻想かもしれません。

ではどうすればいいのか?

それは「得られるモノ」だけではなく「与えられるモノ」について考えることです。

ギブアンドテイクでいうなれば、ギブについて意識する。つまり「今の自分が与えられるモノ」について考えるということです。

このプロジェクトを通して何を得られるのか?ではなく、自分は何ができるのか?と考える。

恋愛を成就することで自分が得られる喜びだけではなく、相手にも同じような気持ちになってもらうためにできることについて考えてみる。

諦めない気持ちを育てるためには、自分が与えられること(ギブ)と受け取れること(テイク)の両面から考えてみるのがいいでしょう。

どちらか一方から見た面ばかり気にしていると「自分はこんなに与えているのに」あるいは「何も得られない」と不満に感じることもあります。

最後まで諦めない粘り強さが欲しいと感じた際は、この両面から動機づけをしてみてください。

 

開いた質問を自分に投げかけてみる

諦めない②:開いた質問を自分に投げかけてみる

動機づけを作るきっかけとしてオススメしたいのが「開いた質問を問いかける」という方法です。

開いた質問とは「YESあるいはNOで答えられない質問」を意味します。

これは人とのコミュニケーションを取る際に役立つモノですが、諦めない動機を持つためにも有効だと思います。

学生の頃、英語の授業で5W1Hというフレーズを聞いた覚えはありませんか?

Who(誰が)Where(どこで)What(何を)When(いつ)Why(なぜ)How(どのようにして)の5つです。

・Who(誰が)

誰のために役立つのか。誰が困っているのか。誰を幸せにできるのか。誰に聞けば的確なアドバイスをもらえるのか。誰と一緒にいると幸せになれるのか。

・Where(どこで)

どこで自分の仕事が役立っているのか。どこに行けば的確なアドバイスをもらえる人に会えるのか。どこにいけば情熱を感じる何かを見つけられるのか。

・What(何を)

何を目標にすべきか。何を与えるのか(得るのか)。今の自分に何ができるのか。

・When(いつ)

今までにやりたいと思ってできなかったことをするにはいつが適しているのか。将来的になりたい自分はあとどれくらいの時間を要するのか。時間は無限にあるのか、限られているのか。

・Why(なぜ)

なぜそれをする必要があるのか。なぜ後悔しているのか。なぜ思い切った行動を取れないのか。なぜ失敗したのか(なぜ成功したのか)。

・How(どのようにして)

問題点を改善するにはどのような方法が適しているのか。どうすれば満足のいく結果を得られるのか。この夢を叶えるにはどのような意識を必要とするのか。

紙とペンを用意して、考えられることをできるだけ多く書き出してみるのもいいでしょう。

ただ何となく諦めない理由を持っているよりも、より明確に「○○だから」という目的意識を持っている方が行動しやすいはずです。

 

好奇心ノートを作る

諦めない③:好奇心ノートを作る

諦めないためには好奇心を上手く利用するのも1つの手です。

引き出しの数が多ければ、それだけ問題解決をする方法も増えるでしょうし、柔軟な対応をすることもできるはずです。

特にオススメしたいのが「好奇心ノートを作る」という方法です。

これは「単純に自分が興味を抱いたモノゴトを書き留めておくノート」であり、気になった書籍、ある人に対して魅力的に感じたポイント、旅行してみたい場所、勇気をもらった偉人の名言などなど、何でもOKです。

諦めないためには、目の前にある壁を乗り越える方法を考えなくてはなりません。

いま取り組んでいる事とは全く関係のないようなことでも、置き換えてみると意外な解決方法が見つかったり、自分だけのモチベーションを高めるテクニックが見つかることもあるでしょう。

また緊張や不安から諦めそうな時ほど、視野は狭くなり極端な考え方をしてしまうものです。

押してダメなら引いてみろ!ではありませんが、少し遠目から物事を観察する視点を持っている方が、冷静さを保つためにも、頭を柔らかくするにも役立つと思います。

個人的な体験でいうと、私はRPG(ロールプレイングゲーム)が好きで、実際の仕事に置き換えて考えてみたりします。

今の自分のレベルはどれくらいなのか、仲間を増やすとしたら、ボスを攻略(問題を解決)するにはどんなスキルが必要なのか?といった具合です。

少しバカバカしく思える時もありますが、意外にもそういったユーモアで余計な肩の力が抜け、リラックスできたりもします。

例えば、このブログを書き続けるにしても、どんなレベルアップ方法があるのか想像しては楽しめています。

本をたくさん読む、クオリティーの高いサイトを参考にしてみる、自分で絵を描いてアップロードする、ウェブサイトの勉強会に参加してみる、などなど。

少し話が脱線しましたが、小さな好奇心が諦めない気持ちを育てるきっかけになることもあると思います。

大きな問題を抱えた時は、好奇心ノートを読み返してみて、諦めないヒントを探してみてはいかがでしょうか。

 

心から望むものは何か

諦めない④:心から望むものは何か

ただ漠然と物事を進めるのは行き先も分からないまま走っているようなもので、疲れを感じやすく、すぐに諦めやすいものです。

少し大げさな表現かもしれませんが「心から強く望むもの」について考えてみるのもいいでしょう。

諦めないでいられるのも、軸となる大切にしたいこと、成し遂げたいことがあってこそだと思います。

例えば、理想的な結果として考えられることは何か?と想像してみるのもオススメです。

どんな自分になりたいのか、周囲にいる人たちは喜んでいるのか、達成できた際に抱く感情はどんなものなのか。

ポジティブ思考のメリットでもあると言えますが、こういった楽しいことを前倒しにして考えると、自然とやる気も出てくるはずです。

また反対に潔く諦めるためにも、こういった心から望むことが得られるのかそうでないのかで判断できるかもしれません。

後悔するかもしれないのなら真っ直ぐ前に進めばいいわけですし、進んだ先に望んでいるモノがないのなら、他の道を探すなりできると思います。

 

不調を感じた時に考えるべきこと

諦めない⑤:不調を感じた時に考えるべきこと

諦めやすくなる場面というものがあります。

今まで上手くいっていたのに急にできなくなる、以前と同じ手順を踏んでいるのに結果が伴わない、周囲からの評価を得られていない。

不調を感じた時、それをどう対処するのか分かっていれば「最後まで諦めない粘り強さ」が持てるはずです。

こんなスランプを抜け出すためには、いったん冷静になって自分に問いかける時間を持ってみるのがいいでしょう。

ここでは自分に対する問いの例題をいくつかご紹介していきたいと思います。

・先入観を持っていないか

長い期間、同じ作業(仕事)をしていると、ついつい「こうすればああなる」といった先入観を持ってしまうことがあります。

思い込みによって柔軟な対応ができていないか、別の角度から解決できる道はないのか、確認してみてください。

・過去に同じような問題は起きなかったか

過去を振り返ってみると「意外にも似たような問題があった」なんてことがあります。

まったく別の分野であっても、共通点から同じように解決できる方法が見つかるかもしれません。

・自分が好奇心を持つポイントはどこか

調子を良くするためには自分の好みについて考えてみるといいかもしれません。

どんなことに興味を抱くのか、何をしている時にリラックスできるのか、時間を忘れて取り組めることは何か。

・先延ばしにしていることはないか

やらなければならないと分かっていながら、ついつい先延ばしにしていることはないか。足りない知識を自覚していながら、無理に背伸びをしていないか。

・結果にとらわれ過ぎていないか

結果だけではなくプロセスに注目すると、意外な面白さを見つけられることがあります。目の前のことを楽しむために活用できそうな工夫はないのか、他の人とは違った方法でアプローチすることはできないのか。

不調を感じた時こそ、ただがむしゃらに前に進むのではなく、少し立ち止まって問題を眺めてみる必要もあるでしょう。

「なかなか思ったように上手くいかないな」と諦めそうな時は、どんな問いを投げかければいいのか探してみてください。

 

全力を出し切るための3つの視点

諦めない⑥:全力を出し切るための3つの視点

最後まで諦めないためには計画性が欠かせません。

どこまで行けば終わりなのか分からないまま進んでいると、不安で退屈で虚しく感じることもあります。

ゴールから逆算して取り組むもよし、現時点でどれくらい進んでいるのか確認するもよしです。

特にオススメしたいのが「3つの視点を持つ」という方法です。

3つの視点とは短期・中期・長期を意味します。

・短期的な視点

今日、まさに目の前にある仕事をするための計画。朝起きてから、やるべきことを確認しておき、眠る前に「どれだけこなせたか」を振り返る。

調子が良ければそのまま明日の分まで取り組む。調子がいまひとつなら、最低限終わらせておくべきラインまでは頑張る。

・中期的な視点

1週間あるいは1ヶ月単位で考える。モチベーションは維持できているのか、適度に休憩は取れているのか、怠け癖が出て遅れが出ていないか。

もしも短期的な計画の進捗に支障が出ているのなら、少し立ち止まって必要としていることを取り込む。

1日の作業は適切な量か、リフレッシュするために効果的な方法はないか、周囲とのコミュニケーションはちゃんと取れているのか。

・長期的な視点

ゴールから逆算した計画。全体を見渡し、無理なくこなせるスケジュールになっているかどうか気を付ける。

進行中の短期・中期の計画を考慮して、必要なら最終的なゴールを変更することも視野に入れておく。

またスタートを切る前に「本当に自分はこれを成し遂げたいのか」あるいは「これをすることで自分は何を得ようとしているのか(与えようよしているのか)」という本質的な部分を明確にしておく。

このような3つの視点を持っておくと、今の自分がどこを歩いているのか分かりやすくなりますし、柔軟な対応をするのにも役立つと思います。

諦めない忍耐強さが欲しい!と感じた際は、全力を出し切るための短期・中期・長期の視点から計画を立ててみてください。

 

関連記事:先送りしない行動力をつける方法のまとめ

 

諦めない先にあるものを確かめる

以上がOfeeからお届けする「最後まで諦めない心を持つ6つのヒント」になります。

いかがでしたでしょうか?

恋愛や仕事で「諦めたくない」と感じることは誰でもありますよね。

負けず嫌いな性格の人ほど粘り強く何でもこなせるものですが、その反面、それほどこだわらなくてもいいことに余計な力を注いでしまうこともあるかと思います。

そんな時は「諦めない先にあるもの」について考えてみるのはどうでしょうか。

「やらない後悔をせずに済んだ」とホッとするのか、はたまた「潔く身を引けばよかった」と後悔するのか、達成感や満足感を得ているのか、特に何も感じないのか疲れているのか。

諦めないという選択をする前に、少し考える時間を持って「ここから何を得たいのか」や「何を与えることができるのか」と考えてみると、後悔しない決断ができると思います。

正直なところ、実はここ最近このサイトの更新をやめようかと悩んでいました。

理由はいろいろとあるのですが、どれも似たような記事ばかり投稿していること、更新することが目的になり素直に楽しめていないこと、明確なゴールが見えていないこと、といったところでしょうか。

たくさんの方に読んでいただけている嬉しさもありつつ、もっと価値のあるコンテンツを発信しなければというプレッシャーを感じているのかもしれません。

それでも、やはり自分が納得できるまで最後まで諦めないで頑張ってみようと思います。

少し話が脱線しました(汗)

心が折れそうな時、諦めそうな時、くじけそうな時、今回お伝えした6つのヒントが参考になれば幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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