モチベーションの上げ方6つのまとめ:ヘッダー画像

誰でも勉強や仕事で「モチベーションが上がらない!」と悩むことはありますよね。

顔を洗ってリフレッシュ、とりあえず部屋の掃除、栄養ドリンクで気合いを入れる、自分へのご褒美を用意しておく、生活リズムを整える。

人によってモチベーションの上げ方は様々ですが、効果的なやる気スイッチを持っていると「ここぞ!」という時に役立つものです。

そこで今回は「効果的なモチベーションの上げ方」と題して、やる気を高める考え方やちょっとしたコツについて、いろいろとまとめてみました。

どうしても受験勉強に熱が入らない、毎日同じことの繰り返しで仕事にやりがいを感じない、意欲的に挑戦できるようになりたい、と悩んでいる方々の助けになれば嬉しい限りです。

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やる気が出ない時に役立つモチベーションの上げ方とは

 

 

重なる3つの分野から目標を見つける

モチベーションの上げ方①:重なる3つの分野から目標を見つける

効果的なモチベーションの上げ方として適切な目標設定があります。

特にやりたいこともない、目指す目標もない、ゴールが見せないではやる気が出ないのも当然でしょう。

やりたいことが見つからない時は、3つの分野が重なるところについて考えてみるのがオススメです。

3つの分野とは「得意なこと・興味が持てること・社会的な需要のあること」です。

自分の長所を伸ばしていくと自信が持てますし、気づけばそれが個性になっていることもあります。

得意分野がないと悩んでいる場合は、人から褒められて嬉しく感じたことを思い出してみてください。

誰かの役に立った、人から感謝された経験から自分の長所に気づけることもあります。

加えて、わくわくできること、夢中になって取り組めることだとなお良いですよね。

金銭的な報酬が少ない、あるいはゼロだとしても取り組んでみたいこと、以前から興味はあったもののできないでいることはないでしょうか?

自分の長所であり、興味が持てることが見つかったら、次は社会的な需要について考えてみましょう。

同じ分野で活躍している人にはどんな人物がいるのか、以前と比べてその市場は拡大しているのか、人手不足で困っていないか、といった具合です。

ただ漠然とやりたいことを見つけると考えても、なかなか思うように見つからないものです。

3つの分野から目標を設定して、オリジナルなモチベーションの上げ方として活用してみてください。

 

人の目を意識する

モチベーションの上げ方②:人の目を意識する

ちょっとした緊張感を持つためには、人の目を上手く利用するのがいいでしょう。

一人で黙々とできるタイプの人なら必要ないかもしれませんが、そうでなければ周囲からポジティブな影響をもらいつつ取り組むのも1つの手です。

予備校の自習室や図書館、静かなカフェでもいいですし、気分転換としてなら普段は勉強しない公園などもいいかもしれません。

仕事にしても「どうせ誰からも見られていないのだから」と考えては、ついつい手を抜いてしまうこともあるでしょう。

こんな時は「もしも他の人が自分の仕事(勉強)をチェックしていたら、同じようなことをするのか?」と想像してみてはいかがでしょうか。

細部にまでこだわるというのもモチベーションの上げ方としては効果的です。

パッと見ただけでは気づかない部分にまで気を配ると、それだけ達成感があります。

仮に誰も気づかないようなことでも、それがモチベーションを高める工夫になるかもしれませんし、楽しんで取り組むプロセスを意識するようになると思います。

また人の目を意識すると「自分一人だけの目標ではない」ということにも気づかされることがあります。

そっと支えてくれる人、励ましてくれる人、優しい言葉をかけてくれる人、さりげない気遣いをしてくれる人、正当な評価をしてくれる人の存在です。

「ちょっと怠け癖が出てきたな」と感じた際のモチベーションの上げ方として、見られている意識をうまく利用してみてください。

 

仕事道具にこだわる

モチベーションの上げ方③:仕事道具にこだわる

仕事でも勉強でも、長年使ってきた道具に愛着を持ったことはありませんか?

同じメーカーのスケジュール帳、学生の頃から使っているペン、お気に入りのカバン、愛用の自転車、オリジナルの音楽リストなどなど。

モチベーションの上げ方として「道具にこだわる」というのもオススメの方法です。

主にパソコンを使う仕事なら、座り心地の良いイス、最新のキーボード、ブルーライトを抑えるメガネといったところでしょうか。

受験勉強なら、バリエーション豊かな付箋、電動の消しゴム、休憩中に目を冷やすアイシング用品、少し高価なシャーペン、使い勝手のいいファイル。

効率的に取り組める利便性の高い道具を持つと楽しめるものですし、考えながら買い物するのも良い気分転換になると思います。

挫折しがちなダイエットでも「まずは見た目から」と意識してオシャレなランニングウェアを買う、あるいは少し値の張る自転車を購入して通勤・通学してみるのもいいかもしれませんね。

学生の頃「鉛筆削りを使わずに鉛筆を削る」というユニークなこだわりを持っている友達がいました。

勉強するのにわざわざ鉛筆を使うのも珍しいのに、さらに手作業で1本1本削っていたのです。(シャーペンと鉛筆を使い分けていたようです。)

「非効率かもしれないけど、黙々と削っていると無心になれるんだよね」と言っていたのを今でも覚えています。

お金をかけずとも道具にちょっとしたこだわりを持つと、意外な楽しみになることもあるかと思います。

「同じことの繰り返しで飽きてきたな」とモチベーションが下がった際は、道具へのこだわり持って良い気分転換にしてみてはいかがでしょうか。

 

調子が悪い時の対応を決めておく

モチベーションの上げ方④:調子が悪い時の対応を決めておく

モチベーションの波は人それぞれかと思いますが、思うようにやる気が起きない時の対処法を持っておくのも大切なことです。

モチベーションの上げ方としても「簡単なこと・単純なこと・初歩的なこと」から始める、あるいは今日はそれだけに専念してみるのもいいでしょう。

例えば、勉強でどうしてもモチベーションが上がらない時は「1日中、好きな教科だけを勉強する」と決めておくのはどうでしょうか。

やる気が起きないな~と悩み続けても時間ばかり過ぎてしまいますし、どうせ何も手につかないのなら思い切って好きなことだけ学ぼう!と開き直ってしまうのも1つの手です。

「自分のコンディションを把握して、それに合わせたスケジュールをこなす」

必要最低限こなすべきラインを知っておくと、今日は調子が悪いみたいだからここまでは頑張ろう!と思えるはずです。

またあらかじめ「コンディションが悪い時は○○をする」と決めてしまえば、これをこなせば何とかなるという安心感も持てるのではないでしょうか。

私自身もブログを書いていて「どうも今日は調子がいまいちだ」と感じることがあります。

そんな時は決まって「ブログのネタになるようなトピックを探す」という作業をします。

次はどんな記事を書こうか?このサイトを見てくれている人は何を求めているのか?どんなキーワードが検索されているのか?

調べるのにはそれほど労力は必要ありませんし、何よりも楽しんで取り組めます。

モチベーションの上げ方として「調子が悪い時の対応」を用意して、徐々にやる気をアップさせるきっかけにしてみてください。

 

今日したことを振り返る

モチベーションの上げ方⑤:今日したことを振り返る

一日の終わりに「何をしたか?」と振り返るのも、モチベーションの上げ方としては効果的だと思います。

これは反省をするということではなく、単純に取り組んだことを振り返る作業です。

学校帰りの途中でも、仕事帰りの電車の中でも、眠りにつく前でも、ちょっと思い返す時間を持ってみてください。

達成感はあったのか、どれくらいの疲れを感じたのか、楽しめたのかそうではないのか、改善するならどんな点を挙げるのか、スケジュールはきついのか余裕があるのか。

朝起きて遅刻しそうだったから焦っていたな、電車も混んでいた、そういえば部長にミスを指摘されて凹んでいた、帰りにラーメンを食べて、テレビを見た、といった具合です。

一日の何気ない行動を振り返ると、意外に時間をさいていること、ダラダラしがちな共通点、モチベーションを下げるきっかけ、などが見つかることもあります。

やる気が起きない時、机の上はどんな状態になっていますか?

今日取り組む分だけ置いて、あとどれくらいの量が残っているのか分かりやすいようにしてみるのはどうでしょう。

朝起きる時間は一定ですか?

飲み会や残業によって寝る時間がまちまちなら、2回に1回は飲みの誘いを断ってみるなり、少し早起きして残業しなくて済むよう心掛けてみるのもいいでしょう。

モチベーションを下げるきっかけは見つかりませんか?

満員電車のストレスで良いスタートが切れない、やる気が出ない時ほど愚痴をこぼしている、周囲からの目を気にし過ぎて自分の意見が言えない。

モチベーションの上げ方として「どんな時にモチベーションが下がっているのか」という点について気づくのも大切なことだと思います。

一日のスケジュールを振り返り、改善できるポイントを探してみてください。

 

集中できる時間をピンポイントで使う

モチベーションの上げ方⑥:集中できる時間をピンポイントで使う

どんな人でも24時間365日がんばれるわけではありません。

もっと細かく言えば、1日の中で集中できる時間は限られていると言えます。

例えば私の場合、しっかり集中できるのはせいぜい3時間くらいだと自覚しています。

そこから逆算して「今日中に終わらせるべきこと」あるいは「あまり気が進まないこと」をそこに持っていきます。

時間帯としては14~17時の間。

お昼を取って少し時間をおいたところから、夕方までの間を集中できるゴールデンタイムとして設定しているわけです。

その他の時間帯はできるだけ楽しめることや考えなくてもできる作業をしています。

何となく調べものをする、ざっくり資料を読む、仮眠を取る、買い物をする、部屋の掃除をする、といった具合です。

モチベーションが高い時はコレをする、中間の「可もなく不可もなく」はアレを、低いときはできるだけ簡単な作業をする。

こんなふうに自分のコンディションに合わせています。

ピンポイントで集中する時間帯を設定しておくと、ある程度に覚悟を持って取り組めます。

またこの3時間は絶対的なモノではなく、調子が良い時はこれを2セット、調子が悪い時は少な目の2時間、と使い分けています。

すごく調子が良い時に簡単な作業をするのはもったいないですよね。

受験勉強でいえば、頭がすっきりしている朝の時間帯に苦手な科目を、集中力が落ちる夕方くらいからは得意な科目を勉強するのもいいかもしれません。

モチベーションの上げ方として「集中できる時間に何をするか?」について考えてみてはいかがでしょうか。

関連記事:「仕事が楽しい」と思えるようになる6つのアドバイス

 

自分に合ったモチベーションの上げ方とは

以上がOfeeからお届けする「モチベーションの上げ方6つのまとめ」になります。

どうしてもやる気が起きないとき、これをすれば何とかなる!という方法があると心強いものですよね。

初心に戻って基礎から学び直す、心に響いた言葉をストックしておく、聞き上手な人に相談する、声を出して気合いを入れる、自分へのご褒美を用意しておく。

自分に合ったモチベーションの上げ方が見つかると安心できますし、いろいろとためしてくうちに「やる気を高める共通点」が見つかることもあるでしょう。

また「内発的な動機を大切にする」というのも大きなポイントだと思います。

金銭的な報酬がなくてもしたいと思えること、誰に指示されるわけでもなく自然と考えてしまうこと、気づけば夢中になっていることなどです。

勉強や仕事の忙しさから少し離れて、自分の好みを知る時間を持ってみるのもいいかもしれませんね。

今回お伝えした6つの方法を通して「自分に合った効果的なモチベーションの上げ方」を見つけていただけたら幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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