先送りしない行動力をつける方法のまとめ:ヘッダー画像

やると決めたらすぐに取りかかる、悩みながらも手だけは動かす、失敗を恐れず前だけを見る。

行動力がある人ほどポジティブに考えつつ、迷った際は前進して何かしらのヒントを見つけられるような気がします。

しかしながら、先行きの見えない不安で立ち止まってしまう、失敗続きで落ち込むことが多いといった経験から、思うように行動へ移せない方も多いのではないでしょうか。

そんな時こそ「とっておきの行動力をつける方法」があると心強いものですよね。

意欲的に取り組んでいる先輩や同僚から元気をもらう、髪型を変えてリフレッシュする、自分へのご褒美を用意してやる気を起こす、などなど人によって効果的な方法も様々です。

あれこれためしているうちに時間だけが過ぎ「結局何もできなかった」という状況になる人もいれば、悩んだ時はコレをする!と前もって決めておき、とりあえず最初の一歩を踏み出せる人もいるでしょう。

そこで今回は「行動力がある人の特徴・行動力をつける方法」についてまとめてみました。

「ついつい先送りしてしまう性格を改善したい!」と考えている方に、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

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行動力をつけるためには

 

  1. 他人の意見を肯定的に受け止める
  2. 明確な目標を持つ
  3. やりたいことが見つからない時は
  4. 苦にならないことから始める
  5. 迷った際のルールを決めておく
  6. 短期集中で取り組む
  7. 人の真似をする
  8. 不安は長い目で解消する

 

他人の意見を肯定的に受け止める

行動力①:他人の意見を肯定的に受け止める

行動力がなくなりやすい瞬間というものがあります。それは周囲から反対された、あるいは批判された時です。

やる気を持って取り組もうとしている矢先、上司からの「そんな無駄なことはやめろ」という批判的な意見によってモチベーションが下がる。

大きな挑戦をすると決めていたのに、周囲から「現実をみなさい」と反対され、どこか自分が間違っていることをしているように思えてくる。

これから!という時に限って、心ない言葉、否定的な意見を受け取ることはよくありますよね。

「気にしないようにしよう」と心掛けても、上手くいかない度にその言葉を思い出して「行動力がない自分」を責めてしまうこともあるかもしれません。

行動力のある人の特徴としても「自分の価値観を大切にする」とか「他人の意見は参考程度に受け止めておく」といったことがあるかと思います。

また嫌味や妬みといったネガティブな意見の奥底には、実は相手から「羨ましい」と思われていることが意外に多いものです。

ですから否定的な意見を自分の解釈で勝手に前向きな意見として受け止めてしまうのも、行動力をつけるためには効果的だと思います。

例えば「そんなことできるはずがない」という批判は「実現したら面白い」に変換する、周囲からの反対が多ければ多いほどやる価値があると考える、といった具合です。

行動力がない理由を他人のせいにしてばかりでは、後悔してもしきれないものですよね。

否定的な意見によって諦めそうな時こそ「他人の意見を肯定的に受け止める」と意識してみてください。

 

明確な目標を持つ

行動力②:明確な目標を持つ

行動力がある人ほど「明確な目標を持っている」とか「最終的なゴールから逆算して取り組める」といった特徴があると思います。

例えば、ただ何気なくプレゼンを聞くのと、「来週は自ら率先してプレゼンを引き受ける」と覚悟を持って聞くのでは、姿勢も意欲も違ってくるでしょう。

何のために?と自問した際に「○○のため」とハッキリ言えるくらい明確さがあれば、何をすべきなのか、どういった方法が効率的なのか考えやすくもなります。

一方で、どこか曖昧な目標設定だと「今やらなくても大丈夫」とか「いつかはできるだろう」と重い腰が上がらず、ついつい先送りにしてしまいがちになるものです。

明確な目標を持つという意味では、自ら追い込みをかけて「やらなければならない状況」を作ってしまうのも効果的だと思います。

例えば、ダイエットで「3か月以内に5キロ痩せる!」という目標を設定したのであれば、その日のうちにフォトスタジオでの撮影を予約してみるのはどうでしょうか。

「5キロ痩せる」という目標設定は具体的ではあるものの、失敗しても何も困らない分、諦めやすくもなります。

「痩せた姿を写真に収める」とすれば、その日が近づくにつれ「もっと頑張らないと」とモチベーションも高まりますし、諦めるにしてもキャンセル料を払うというペナルティーが待っています。

彼氏や彼女に協力してもらって「5キロ痩せたら温泉旅行をプレゼントしてもらう」とか「失敗したら自分がおごる」と楽しみながら取り組むのもいいかもしれませんね。

より具体的により細かく目標を設定することで、行動力をつけるきっかけにしてみてください。

関連記事:目標設定をする8つの心得

 

やりたいことが見つからない時は

行動力③:やりたいことが見つからない時は

行動力を発揮しようにも「そもそもやりたいことが見つからない」と悩むことはありますよね。

「大きな夢を持て!」とか「とりあえず前に進め!」と言われても、どこか投げやりなアドバイスのように聞こえてしまうこともあります。

たしかに大きな夢を持つことは大切です。しかしながら、大きな夢を持っている人が偉い、持っていない人は偉くない、というわけでもないはずです。

大切なポイントは「やりたいことが見つからない自分を肯定的に捉える」ということだと思います。

「やりたいことがない」という否定ではなく、「これからやりたいことが見つけられる」と肯定すれば、前向きに探していこうと思えるものです。

またアレコレ挑戦するも長続きせず、すぐに諦める自分に対して自己評価を下げてしまう時も同様に「上手くできない自分」ではなく「何でも挑戦できる自分」と考えるべきでしょう。

見切りの良さというのも1つの才能です。つまらない映画を「チケット代がもったいない」と言って見続けるのか、時間の無駄だとしてすぐに出ていくのか、最終的な決断を下すのはいつも自分自身です。

別の言い方をすれば「決断力を高めることによって行動力も自然とついてくる」とも言えるかもしれませんね。

やりたいことがないからこそ「今できること」や「得意なこと」が見えてくる場合もあります。

行動力をつけるためにも「やりたいことが見つからないダメな自分」ではなく「やりたいことを見つけようとしている意欲的な自分」として受け入れてみてください。

 

苦にならないことから始める

行動力④:苦にならないことから始める

良いスタートを切るというのも行動力をつけるには効果的でしょう。

どんな人にもモチベーションの波というものがあります。やる気に満ち溢れて「何でもできる!」と感じている時もあれば、気分が乗らずに「何もやる気が起きない」と感じる時もあるでしょう。

こういったモチベーションの波を想定して「苦にならないこと」から始めると、意外とすんなり進めるものです。

心理学でも初頭効果と呼ばれる心理効果があります。これは第一印象が相手に与える影響が大きいことなどを意味します。

何か物事を始める際も「楽しい」とか「面白い」といった良いイメージを最初に持つことは大切ですよね。

モチベーションが高まっているからといって頑張り過ぎると、どうしても「大変」とか「つらい」といったマイナスのイメージを持ってしまうことがあります。

ですから最初だけは「簡単すぎる」と思えるくらいのことから始めてみるのがオススメです。

英語を勉強したいと考えているのであれば「英単語を1日10個覚える」から始めるよりも「海外ドラマを英語の字幕で鑑賞する」とか「好きな海外アーティストのブログを読む」などから始めてみる、といったところでしょうか。

ダイエットのためのランニングを考えているなら「1日3キロ走る」から始めるのではなく、まずはオシャレなランニングウェアをチェックする、ランニング用の音楽をダウンロードする、などでもいいと思います。

重い腰がなかなか上がらず「行動力がない」と感じた時は「苦にならないこと・楽しめることから始める」と意識してハードルを下げてみてください。

 

迷った際のルールを決めておく

行動力⑤:迷った際のルールを決めておく

どちらの選択がベストなのか迷った際「誰かから背中を押してもらいたい」と感じることがありますよね。

「行動力がない」と思ってしまうのも、焦りや不安からくる「悩んでばかりで何も前に進めていない」という状況が大きく影響しているように思えます。

そんな時は、前もって「こう悩んだ際は○○を基準に考える」と決めておくのがオススメです。

どんな人にも「迷いやすい傾向」があります。

仕事では即断即決できる人も、恋愛になると引っ込み思案になる。趣味では何でもチャレンジできるのに、仕事では消極的になる。

事前に自分がどんな場面で迷いやすいのか確認したら、次に「何を基準にするのか」を考えます。

やらなかったとして「後悔するのか・しないのか」あるいは「わくわくするか・しないか」はたまた「自分だけが得をするのか・相手も得をするのか」などなど。

自分の価値観で1つの基準を設定すれば、それが目印となって少しずつ前に進めることができるでしょう。

迷いながら行動に移すのはつらいものですし、途中で「本当にこれでいいのか?」と疑問を持ってしまうとモチベーションも下がる一方です。

行動力をつけるためにも、バカボンのパパのように「これでいいのだ」と思えるような自分なりのルールを決めてみてはいかがでしょうか。

 

短期集中で取り組む

行動力⑥:短期集中で取り組む

三日坊主で続かないことから「行動力がない」と感じている方もいるかと思います。

何をやってもすぐに飽きてしまい、また別のことを始めてはやめるを繰り返す。誰でもこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。

辛抱強い性格の人を長距離走の選手とするなら、こういった飽きっぽい人は短距離選手と言えます。

始めから飽きっぽい性格であると認めてしまえば、それなりの対処法もあるものです。

アレコレ手をつけるというのも、ポジティブに捉えれば「瞬間的な行動力は高い」とも言えるでしょう。

ですから短期集中が得意なことを活かして「期間限定で一気に頑張る」→「休む」をワンセットと考えてみるのがオススメです。

例えば「木曜日は○○をする日」と決めて、週に1度だけ気合いを入れて取り組む。

木曜日以外の日は好きなことができるわけですから「その1日さえ乗り切れば」と前向きに考えられると思います。

あるいは今年の6月は「やる気2倍キャンペーン」と題して、今までやろうと思いながらできなかったことに取り組む。

1ヶ月限定で取り組もうと考えると、時間が限られている分、優先的にやるべき事から始められるでしょう。

飽きっぽい性格に相性の良い取り組み方もあるはずです。長い目で見てやる気が出ないのであれば、短期集中と休憩をワンセットにして行動力をつけてみてください。

 

人の真似をする

行動力⑦:人の真似をする

やりたいと思っていることがあったとしても、どうやってやればいいのか、何をすればいいのか悩むことがあります。

とりあえず最初の一歩を踏み出すことが大切だとは分かっていても、できるだけ最短距離で成功へたどり着きたいと思うものですよね。

非効率な方法を取りたくない、恥をかきたくない、失敗したくない、と思えば思うほど、より無難な選択をしてしまいがちに。

そんな何をすればいいのか分からない時は「とりあえず真似をしてみる」という方法が、行動力をつけるのにオススメです。

「プレゼンが上手くなりたい」と思っている場合、まずは「こんなふうに喋りたい」と感じる相手を見つけます。

身近な相手であれば、直接「プレゼンの参考にしたいので、資料を見せていただけませんか?」と聞くこともできるでしょう。

同じフレーズを話すことで「これくらいの口調で話すのか」と意外にゆっくり話していることに気づけるかもしれません。

話す順序に関しても「結論から話すことで伝わりやすくなる」と自分でも使えそうなちょっとしたテクニックを発見できることもあります。

また中には「これは真似できない」と感じるところも出てくるでしょう。才能や経験からなせることであると認識すれば、それを代用するために自分ができることを考えるはずです。

結果的にはそれがオリジナリティーとなって、自分の強みになるかもしれません。

最初の一歩が踏み出せずに立ち止まった際は「こうなふうになりたい」と思える人の真似から始めてみてはいかがでしょうか。

 

不安は長い目で解消する

行動力⑧:不安は長い目で解消する

行動力が発揮できない大きな原因として「不安」があります。

過去の挫折から「今度も同じように失敗するだろう」と不安になる。好きな人に嫌われるかもしれない、だから告白できない。スランプに陥って何も手につかなくなるだろう。

行動力をつけたいと思っていても、こういった不安がブレーキとなってなかなか身動きが取れない状態が続いたりします。

そんな時は長い目で自分自身を俯瞰的にとらえてみるのがいいでしょう。

去年の今頃、そのとき抱えていた不安は現実になりましたか?5年前に大失恋して「もう恋なんてしない」と落ち込んでいた状況と今は同じですか?

私自身、このサイトを作成していく上で「もしかしたら記事を読んでくれる人がいなくなるかもしれない」とか「同じようなことばかり書いて飽きられてしまうかもしれない」と不安に思うことがあります。

去年を思い出してみると、当時は1日のアクセスがほとんど0に等しく、文章を書くこと自体も苦痛に感じていました。

でも今はそれなりに楽しめながら取り組めています。定期的に読んでくださっているユーザーの方もいますし、何よりもアクセスが0ということはまずありません。

不安になると視野は狭まり、目の前の結果「できた・できなかった」にとらわれてしまうことがあります。

長い目で見れば成功していることだってあるのに、1つの失敗ばかり注目するのです。

不安から行動力がないと感じた時は、長い目で見て「なるようになるさ」とドッシリ構えてみてください。

年単位で過去の自分と今の自分を比べてみると「意外に成長している」と思えることもあるはずです。

 

行動力がある人ほどプロセスを大切にする

以上がOfeeからお届けする「先送りしない行動力をつける方法のまとめ」になります。

私の身の回りにいる行動力がある人は「結果にとらわれず、過程を楽しんでいる」という特徴を持っています。

「何を得たいのか」ではなく「どう取り組むのか」というプロセスに重点を置いているように思えるのです。

どんなに素晴らしい結果を残すことができたとしても、何について頑張ったのか分からなければ達成感はありませんよね。

失敗した時も同様に「できなかった」という結果ばかりに目を向けるよりも、「どうすればできるようになるのか」とプロセスを見直す方が得られるモノは多いはずです。

またプロセスに注目するということは、今までの努力に目を向けるということでもあります。

「あれだけ頑張ってきたのだから失敗しても悔いはない」

それまでの苦労を思い出した時、それが不安や緊張する場面で背中を押してくれるはずです。

行動力がない、一歩踏み出す勇気が出ない、何もやる気が起きないと感じた際は「プロセスを楽しもう」と肩の力を抜いて取り組んでみてください。

今回お伝えした8つの方法を「行動力をつけるきっかけ」にしてもらえたら幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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