人前やプレゼンで緊張しない方法8つのまとめ:ヘッダー画像

緊張して人と上手く話せない、プレゼンのことを考えただけで憂うつになる、好きな人を前にすると顔が真っ赤になる。

緊張せずに普段通りの自分でありたいと思いながらも、落ち着こうとすればするほどプレッシャーを感じてしまうことってありますよね。

特に普段はあまりしない大勢の前でのスピーチ、役員へ向けたプレゼン、結婚のプロポーズなどなど、人生のターニングポイントとも言える場面では緊張がつきものです。

本番にめっぽう強い人がいる一方で、やはり大半の人は「緊張してなかなか本来の力を発揮できない」と感じているのではないでしょうか。

「聴衆をジャガイモだと思え」とか「人という字を書いて飲み込む」といった緊張をほぐすコツを聞いたことはありますが、やはり「自分に合った緊張しない方法」を持っておきたいところです。

そこで今回は「緊張しない方法のまとめ」として、いくつかの緊張をほぐすコツをご紹介していきたいと思います。

自分の意見をハッキリ伝えたい方に、プレッシャーに弱い自分を克服したい方に、大事な試験を控えている方に、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

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いざという時に役立つ緊張しない方法とは

 

  1. ゆっくり話して動く
  2. 聞くことに専念する
  3. お手本となるような人物の真似をする
  4. 曖昧な表現を使わない
  5. 緊張しやすい場面をリスト化する
  6. あがっている自分の姿を確認する
  7. 優先順位をつける
  8. 普段よりも入念な準備を心掛ける

 

ゆっくり話して動く

緊張しない方法①:ゆっくり話して動く

誰でも緊張すると「早口になる・硬直する・目が泳ぐ」といった特徴的な行動を取ります。

当の本人には自覚がないとしても、見ている側からすればこういった行動を見ることで「あっ、この人は緊張しているのだな」と気づくものです。

緊張していることを相手や聴衆に悟られてしまうと「なんか説得力が無いなぁ」とか「この人に任せて大丈夫かな」といったマイナスイメージになりかねません。

ですから「緊張していないように装う」というのも1つのポイントだと思います。

どうしても早口になってしまうのなら、ゆっくり丁寧に話す。硬直して動作が少なくなるのなら、ジェスチャーを交えて体を動かしてみる。キョロキョロ見回してしまうのであれば、特定の人物に語りかけるように視点を合わせる。

動作や口調を冷静な状態に近づけることで、見ている側はもちろん、自分自身も徐々に落ち着きを取り戻すはずです。

さらに本番に向けた練習の中で「決まった動作」を取り入れてみるのもオススメです。

例えば、会場に入る時は右足から、資料を机の右側に置く、大切な人の写真を見てから話し始める、といった具合です。

本番でも同じような動作をすることで、リラックスした雰囲気を自分で作り出せることができると思います。

緊張しない方法として、まずはプレッシャーを感じている自分に気づき「とりあえずゆっくり話そう」とか「ジェスチャーを交えて体を動かそう」と意識してみてください。

 

聞くことに専念する

緊張しない方法②:聞くことに専念する

恋愛でもビジネスでも聞き上手でいることが大切です。

人は相手の話しを聞くよりも「自分の話しを聞いてもらえている」と感じた時の方が好感を持ちやすくなると言われています。

印象を良くする上でも大事な聞き上手ですが、緊張しない方法としても「話す内容を意識し過ぎることなく、聞くことに専念する」と意識してみるのも効果的でしょう。

緊張から頭が真っ白になってしまうと、会話の内容が入らず聞き返してしまうことも少なくありません。

「話しをちゃんと理解している」と感じることが好感を持つように「話しを聞いていないのでは?」と思われるのは不快感を抱かせてしまうものです。

悪循環とも言える「話すことばかり意識して相手の話しを聞かない」→「不快感を持たれる」→「その姿を見て動揺し、さらに焦る」といった負のスパイラルを無くすためには、とにもかくにも冷静に聞き取ることが欠かせません。

また特に緊張してしまうのが面接などでよくある「想定外の質問」をされた時でしょう。

こういった質問の背景には内容よりも「返答時間の長さ」や「プレッシャーに対する反応」を見ている場合があります。

つまり、一番よろしくないのは「言葉につまって沈黙が続いてしまう状態」です。

100点満点とは言えないまでも、質問の内容を理解して自分なりの意見がハッキリ言えるかどうかが鍵になってくるわけです。

緊張しない方法「聞くことに専念する」を意識してみてはいかがでしょうか。

 

お手本となるような人物の真似をする

緊張しない方法③:お手本となるような人物の真似をする

まったく物おじせずに人前で堂々とプレゼンができる、プレッシャーを味方につけて普段以上の力を発揮できる。

「緊張しない方法を習得している達人」のように思える人がそうそういるわけではありませんが、どんな組織にも本番に強い頼れる人物がいるものです。

こういったプレッシャーに強いお手本となるような人物の真似をするのも、緊張しない方法としては効果的でしょう。

特に身近にいる同じ専門分野で働いている同僚や先輩であるのなら、その業界ならではのテクニックやコツを教えてもらえるかもしれません。

「どうしてあの人のプレゼンはすんなり入ってくるのだろう?」と注意深く観察してみると、声のトーンを変えている、結論から述べる、一定のリズムで話している、などの特徴が見えてくるはずです。

もちろん、すぐに真似をしようにも上手くいかないこともありますが、実践して感覚を掴むことで初めて分かることもあると思います。

もしも身近にお手本となるような人物がどうしても見つからない時は、学校の先生、テレビ番組の司会者など、日頃から人前で話し慣れている人たちを参考にするのもオススメです。

まずは大きい声で挨拶をする、ユーモアを交えて話す、大げさにリアクションを取る、などなど緊張をほぐすヒントが見つかることもあります。

本番に強いお手本となる人物の真似をして「その人ならではの緊張しない方法」を探してみてください。

 

曖昧な表現を使わない

緊張しない方法④:曖昧な表現を使わない

緊張しない方法として「曖昧な表現を使わない」ということがあります。

プレッシャーを感じてネガティブなってしまうと、自信の無さから「~だと思います」とか「おそらく・たぶん」といった曖昧な表現が増えてしまうものです。

曖昧な表現によって相手が抱く印象が良くなることはありませんし、何よりも自分自身を不安にさせてしまう場合もあるでしょう。

反対に「です・ます」とか「絶対・必ず」といった断定的な言い回しを意識すれば、自分のやる気をアピールすることに繋がり、不安から来る緊張も少しは和らぐはずです。

またこういった曖昧な表現は普段から使わないよう心掛けることもポイント。

口癖のように「一応できています」とか「たぶん大丈夫です」と言っていると、どこか頼りない印象を持たれてしまいます。

自分としては自信を持って取り組んでいるのに、相手が自信の無さを感じてしまうのは非常にもったいないことですよね。

緊張して不安になると曖昧な表現が増えるのであれば、反対に「断定的な表現を多用することで自信が持てる」とも言えるはず。

加えて「結論から話す」と意識するのもオススメです。

要領よく喋るのは簡単なことではありませんが、最初に結論から話せば、仮に中盤で上手く話すことができなくても肝心な部分は伝わります。

心理学ではアンチ・クライマックス法と呼ばれている説得の方法で、あまり興味を示していない相手に効果的だと言われています。

緊張しない方法として「曖昧な表現を使わない」聞き手に興味を持ってもらうために「結論から話す」と意識してみてはいかがでしょうか。

 

緊張しやすい場面をリスト化する

緊張しない方法⑤:緊張しやすい場面をリスト化する

誰でも緊張することはありますが、人によってプレッシャーを感じやすい場面・相手・タイミングには違いがあります。

例えば、一対一でコミュニケーションを取るのは問題ないけれど大勢の前では上手く話せなくなる、苦手な上司を前にすると緊張してしまう、想定外の事態に弱い、といった具合です。

こういった「自分が緊張しやすい場面」を紙に書き出すなりしてリスト化するのも、緊張しない方法として役立つでしょう。

「己を知る」という意味で緊張しやすい場面を認識できれば、冷静な状態で何かしらの対策を考えられます。

また、より具体的に細かく状況を書き出してみるのもオススメです。

職業によっては特定の作業に共通していることもありますし、ある人物に対して苦手意識を持っていることもあります。

ちなみに、私自身の「緊張しやすい場面」をリスト化してみると以下のようになりました。

  • 強面の人と話す
  • 表参道を歩く
  • 丁寧な言葉遣いを意識するとき
  • 飲み会など多くの人が集まる場
  • サイト作りで何かしらの問題が生じた
  • 高い所に登ったとき(これは高所恐怖症ですが)
  • 高級なレストランで食事をする
  • 忘れ物に気づいたとき
  • 初対面の人を紹介された
  • 相手の名前を思い出せないとき
  • 代表して何か一言を求められた

こうやってリスト化してみると「周囲からの目」というポイントで緊張しやすいように思えます。

対策としては「ファッションを勉強する」とか「テーブルマナーを学ぶ」といったところでしょうか。

緊張しない方法として、いろいろな場面を書き出しリスト化することで、自分だけのウィークポイントを探してみてください。

 

あがっている自分の姿を確認する

緊張しない方法⑥:あがっている自分の姿を確認する

客観的に「あがっている自分の姿」を確認するのも、緊張しない方法として効果的だと思います。

プレッシャーを感じている自分は普段とどんな違いがあるのか気づけますし、いざという時の備えとして冷静さを取り戻すきっかけにもなるはずです。

例えば「大事なプレゼンの前に鏡を見る」というのはいかがでしょうか。

緊張から顔が引きつっている、笑顔が少ない、姿勢が悪い、不健康に見えてしまう、目つきが悪くなる、などなど。

無意識のうちに出てしまう悪い癖やしぐさは誰にでもあります。そういったことに少し気をつけるだけでも、相手に与える印象は大きく違ってくるでしょう。

もっと具体的に自分の姿を確認するのであれば、誰かに協力してもらって動画を撮ってもらうのもオススメです。

話している最中の表情、ジェスチャーの少なさ、会話のテンポ、声のトーンや大きさ、目線の動きなど、細かく緊張している自分の姿を分析できます。

実は私自身も緊張している自分の姿を動画で見てショックを受けた経験があります。

学生の頃に卒業生を代表してスピーチを任されました。人前で話すのはあまり得意ではありませんでしたが、渋々引き受けたのを覚えています。

自分としては緊張しながらも「それなり出来でこなせた」と感じていました。しかし、後日その動画を見て恥ずかしさでいっぱいになります。

なんとスピーチの最中に「やたらニヤニヤ」していたのです。当時の自分としては笑っている意識など全くなかったにも関わらず。

しかしながら、その時は恥ずかしさでいっぱいになりながらも、今では「自分の悪い癖に気づけてよかった」と前向きに思えています。

どんな表情で話しているのか、どんな動きをしているのか、あがっている自分の姿を客観的に認識することで、緊張しない方法を見つけてみてください。

 

優先順位をつける

緊張しない方法⑦:優先順位をつける

緊張しやすい人の特徴として「何でも完璧にこなそうとする」ということがあります。

アレもコレもと取り入れすぎて伝えたいことがぼやけてしまった、余計な準備に手間をかけてしまいスケジュールに無理が生じた、なんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

勉強にしても出題傾向の高い問題から取り組みますよね。まずは平均点が取れるラインを目指し、そこからブラッシュアップして高得点を狙う、といった感じです。

緊張や焦りから自分を見失ってしまうと、手当たり次第に問題を解く、得意な教科ばかり勉強する、といったこともあると思います。

ここから学べる緊張しない方法としては、やはり「前もって必要最低限やるべきことの優先順位をつけておく」ということでしょう。

プレゼンで緊張してしまうのであれば、必ず伝えておくべきポイントを2つ3つ用意しておく。

人とコミュニケーションを取る際にあがってしまうのなら、シンプルに「笑顔でいること」と「聞き上手に徹すること」の2つに絞って意識する。

優先順位をつける大きなメリットは「それをこなせば安心感を持てる」という点だと思います。

「困難は分割せよ」とはよく言ったもので、緊張している状態の中でも同様に細かく分割しておけば「平均点となるライン」という中間ポイントが見えてきます。

「これを過ぎれば後はゴールするだけ」とか「大事な部分だけは伝えられた」と感じることで、余計な力が抜けてリラックスできるはずです。

優先してやるべきことは何か、伝えておくべきことは何か、本番の緊張を和らげるためにも事前に優先順位をつけてみてください。

 

普段よりも入念な準備を心掛ける

緊張しない方法⑧:普段よりも入念な準備を心掛ける

緊張から本来の力を発揮できないのであれば、準備の段階で120パーセントの力を発揮しておこう、といった緊張しない方法です。

逆説的な考え方ですが、入念な準備をすればするほど自信を持てることもあります。

緊張を和らげるには努力を積み重ねるのは一番。本番に弱い自分を受け入れ、不安な気持ちを味方につけてしまいましょう。

この緊張しない方法の大きなメリットは「覚悟を持つことができる」という点だと思います。

「これだけ頑張ったのだから、後は結果を受け入れよう」とか「やれることはやった、失敗しても悔いはない」といったように本番に向けてどっしり構えることができます。

ただし、毎回おなじように120パーセントの準備をしていては疲れてしまうので、あくまで「どうしても成功させたい時」に限定しておくべきでしょう。

また普段よりも入念な準備をすると「ここまで努力することができた」という成功体験も得られるので、自信を持つことにも繋がるはずです。

いざという時の緊張しない方法として「普段よりも2割増しで入念な準備をする」と心掛けてみてはいかがでしょうか。

 

自分に合った緊張しない方法を見つける

以上がOfeeからお届けする「人前やプレゼンで緊張しない方法8つのまとめ」になります。

とにもかくにも実践して「自分に合った緊張しない方法」を見つけることが大切だと思います。

いくらたくさんの緊張しない方法を知っていたとしても、ぶっつけ本番でためすのは勇気がいりますよね。

ですから、普段の生活の中でプレッシャーを感じる場面、失敗してもすぐにリカバリーできるような物事でためしてみるのがいいでしょう。

そういった意味では「あえてプレッシャーを感じるような環境を作る」のも緊張しない方法の1つだと言えます。

自ら率先してプレゼンを引き受ける、とにかく面接の数をこなす、誰よりも最初に意見を述べる、などなど。

もちろん、失敗して落ち込むこともあるかと思います。ですが、大きな挑戦のためのステップアップと考えれば、失敗の中に隠れている成長できた部分に目を向けられるはずです。

プレッシャーを味方につけて、結果を残せる「自分だけの緊張しない方法」を探してみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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