楽しく生きる10のコツ:ヘッダー画像

毎日を明るく元気に過ごしたい、充実した日々を送りたい、情熱を持って仕事をしたい。そう思ってはいても、些細なことで落ち込んでしまう、いつまでも失敗を引きずってしまう、どうしてもやる気が起きない、などのように感じている人も多いはず。

例えば、同じ失敗をしたとしても、それを前向きに受け止められる人もいれば、いつまでも後悔ばかりしてなかなか前に進めない人もいます。楽しいことを見つけるのが得意な人もいれば、嫌な面ばかり気にしてしまう人もいるでしょう。

そこで今回は「明るく楽しく生きる考え方」として、ポジティブに生活してけるような提案をご紹介していきたいと思います。大きな失敗をして落ち込んでいる方に、やる気が起きなくて困っている方に、やりたいことが見つからない方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

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楽しく生きるための提案

 

 

楽しく生きるコツ①:自分を信じる

楽しく生きるコツ①:自分を信じる

楽しく生きていくことは、自分を深く理解し、正直になることです。私たちが何気なく送っている日常生活には、当たり前の事として見過ごしてしまうことがたくさんあります。自分が正しいと思っていることでも、一般的には、他人にとっては、そうではない場合もあるでしょう。

自分をよく知ること、それは自分をごまかさないことであり、自分の能力を信じることです。他人からの評価や意見に一喜一憂してはいけません。もちろん、ほめ言葉を喜び、批判の声を受け入れる器の大きさも大切です。ですが、それらはあくまで参考程度に受け取るべきでしょう。楽しく生きている人ほど、自分の価値観で正当な自己評価ができるものです。

自分の価値観で自己評価できるようになると、冷静に自分と向き合うことができます。今の自分には何が足りないのか?何を必要とされているのか?何をしたいのか?このような考え方は、物事をあらゆる角度から考え、広い視野を持つことに繋がるはずです。

 

楽しく生きるコツ②:他人と比較しない

楽しく生きるコツ②:他人と比較しない

誰かと自分をよく比較してしまう人は、相手が上であろうと、下であろうと、周囲と比べた自分という存在に大きく影響されます。同僚が優秀であれば「自分の無能さにイライラする」と自己嫌悪に陥ることでしょう。反対に、周囲が自分よりも劣っていると感じれば「俺がこの中で一番」と自惚れ、成長することを疎かにしてしまうかもしれません。

楽しく生きるためには、偏見を持たず、人それぞれが個々の存在だと認めることです。そして、相手の立場になって物事を考えられる人ほど、相手から必要とされ、かけがえのない存在になることができます。

こういった共感を日常的に取り入れることができると、周囲から見た「自分」という存在を客観的に捉えることに役立ちます。自分の部下、妻や子供の立場になって、私のような上司を持ちたいと思うだろうか?私のような男と一緒にいたいと思うだろうか?私のような父親を持って幸せだろうか?と。

このように考えることで、本来あるべき自分、将来的にこうなりたいと思う理想像を明確にすることができるはずです。偏見を持たずに、相手の立場になって考えられる人こそ、人生を楽しく生きていける人だと言えるのではないでしょうか。

 

楽しく生きるコツ③:成長することに喜びを持つ

楽しく生きるコツ③:成長することに喜びを持つ

人生を楽しめる人ほど、自分の置かれている立場をわきまえ、何を果たすべきなのか、達成するために活かせる自分の能力とは何か、これからすべきことは何なのか心得ているものです。これらを通して経験を積み、判断力を身につけ、知識を増やす努力をすることで、「成長している自分」に喜びを持つことができます。

悲観的に人生を捉えている人は「チャンスに恵まれない」とか「正当な評価をされていない」と否定的な感情を持つことが多くなります。失敗を成長の糧と受け止め、さも楽しんでいるかのように人生を送っている人は「自分がなすべきことは全て果たした」や「これから自分がすべきことも分かっている」と自信に満ち溢れています。

「人生は一度きり」という言葉がありますが、まさにその通りだと思います。一度しかない人生だからこそ、何事にも意欲的に取り組み、失敗を恐れずに挑戦し続けることができるのです。

自分に正直に生きることで人生はより有意義なものに、心豊かに過ごせるものになるはずです。不運や失敗を負の感情で覆い尽くすのか、成長するためのステップとして活かすのか、それは自分次第だと言えるでしょう。

何か大きな壁に直面したとき、背中を丸めて見て見ぬフリをすることもできるかもしれません。ですが、そんなときこそ「まだやれることはあるはず」と前を向く姿勢を保ち、自分の可能性を信じ、他の誰でもない自分自身という存在を誇りに思うことが大切です。

 

楽しく生きるコツ④:成功体験を積み重ねる

楽しく生きるコツ④:成功体験を積み重ねる

自己評価を高めるためには、どんな失敗の中からでも上手くできたことを見つけ出し、成功体験として積み重ねるが必要不可欠です。誰でも初めてことに対して不安を覚えるのは、成功体験を持っていないのですから当然のことだと言えます。

過去の失敗を振り返ることは間違いではありませんが、問題はそれを否定的に捉えているか、肯定的に捉えているかです。楽しく元気に過ごせる人ほど、失敗を過去の教訓として活かすことはあるとしても、いつまでも引きずって考えたりはしません。

しかしながら、多くの人が過去の失敗ばかりに目を向け、成功体験を忘れてしまい、自分を責めるような感情を抱き続けます。失敗したことを覚えているだけではなく、何度も繰り返し思い出し、最終的には自信を失ってしまうのです。

そんなネガティブな感情を持ちやすい人にオススメしたいのが、過去の成功体験を思い出す作業です。失敗したこと、傷ついたことには目を向けず、自分がやり遂げたこと、達成感を得たこと、そのとき持った感情、などを思い出すのです。

何をしていたときにやりがいを感じましたか?そのとき、周りにはどんな人がいましたか?その人たちも喜んでくれましたか?その表情をみて、どんな気持ちになりましたか?これから先も、同じような成功体験を持ちたいと思いますか?

いくつの失敗を経験したのか数えるのではなく、どれだけの成功体験をしてきたか数えることです。もちろん、過去の失敗を成功するための糧として考えられれば、なお良いでしょう。「自分は着実に成功し続けている」と感じることで、楽しい生き方へと一歩近づくはずです。

 

楽しく生きるコツ⑤:自分の意思を尊重し責任を持つ

楽しく生きるコツ⑤:自分の意思を尊重し責任を持つ

正しい自己コントロールは楽しく生きるために非常に有効です。自分が行ったことに対して責任を負い、直面したストレス問題や周囲からの称賛をありのまま受け入れることができます。

悲観的な人生を送っている人は「なぜ自分だけが不幸なのか」と考え、対照的に楽観的な人は「自分の行為に対する意見は全て受け入れる」と考えます。自分の人生の舵を取っているのは自分自身であり、称賛も批判も全て受け入れることで成長できることを知っているのです。

人はよく「起こった出来事に対して抱いた感情」によって大きな影響を受けると言われています。そういった場面において、人の視野は狭まり、目を向けるべきものに気づかないことが多々あります。大切なことは「どんな出来事が起こったのか」ではなく、自身が「その出来事をどう受け止めたのか」ということです。

幸せを掴むことができるのは、自らの力で得ようとする者だけです。ただ横になって待っているだけで幸せになれるのであれば、誰も「自分は不幸だ」などと考えないはずです。

楽しい生き方ができるかどうか、決めるのは意志次第であり、選択肢は数えきれないほどあります。自分の下した決断を尊重し、全うしようと責任を持つことで、自分にしかない価値観を作り出すことができるでしょう。

決断した道が間違っていたと感じているのであれば、引き返すのではなく、新たな目標に少し遠回りしたと考えることです。悲しみ続ける人生か、明るく笑顔が絶えない人生か、どちらを選ぶのか聞くまでもないはずです。

 

楽しく生きるコツ⑥:願望を持つ

楽しく生きるコツ⑥:願望を持つ

強く望むこと、それは目標へと近づく原動力であり、ときに身を守るための盾となるようなものです。願望を持つことによって、人は情熱を持って取り組み、夢中になり、新たな道を切り開き、最終的には成し遂げます。

反対に恐怖を抱くことは、人の行動を制限し、非生産的な感情を持たせ、最終的には目標を諦めさせます。つまり、「願望を持つこと」と「恐怖を抱くこと」は相反する感情であり、人はどちらにも引き寄せられる可能性があるということです。

願望を持つことは、成功体験や喜びを思い出させ、何度も同じ経験を、あるいはそれ以上の経験をしたいと奮い立たせてくれます。恐怖を抱くことは、失敗したこと、目をそむけたいこと、傷ついたことを思い出させ、人を消極的にさせます。

願望を持つことは、今いる場所と目的地を繋ぐ道になると言えるでしょう。道の半ばで雨が降ったり、予期せぬ障害物が行く手を阻むことがあるかもしれません。ですが、願望という道筋が明確にあることで、迷うことなく目的地にたどり着けるはずです。

このような考え方は、ストレスに上手く対応することに役立ちます。ネガティブな感情を抱きやすい人は、考える視点を「問題そのもの」に当てます。反対に、自分の道筋がはっきりしている人は「問題を解決すること」に集中します。

楽しく生きるためには、自分が成長していることを実感していく必要があります。成長していくためには「願望を持つ」ことで道筋を作らなければなりません。負の感情を抱いたとき、恐怖を感じて挑戦するのを諦めそうなときこそ、自分が行きたいと思う目的地を再確認してください。

 

楽しく生きるコツ⑦:自分に期待する

楽しく生きるコツ⑦:自分に期待する

楽しく生きている人ほど、自分自身に対して大きな期待を持ち、その可能性を信じています。また悲観的な人ほど「運がない」と嘆くことがありますが、もしかしたらチャンスを受け入れる準備ができておらず、見過ごしているのかもしれません。

自分の可能性に期待を持てる人は、チャンスを見つけることに長けています。はたから見れば大きな壁であったとしても「これは乗り越えられる壁であり、成長することができるきっかけになる」と喜びすら覚えることもあるでしょう。

ときに自分に期待する様を、人は「自惚れている」とか「自信過剰だ」などと批判することもあります。ですが、自分に期待を持てる人物と、自分に期待を持てない人物がいたとして、どちらの人物と一緒にいたいと思うでしょうか?

人はポジティブな感情を抱いている人物に引き寄せられるはずです。それは、同じようなプラスの感情を共有したい、あるいはその人から元気をもらいたいと思うからかもしれません。

楽しく生きる準備として、自分の可能性に期待を持ち、明るい未来を描くことです。どうしても自分に期待を持てない人は、周りにいる「いつも元気で明るい人」から良い影響をもらうことをオススメします。

頼りがいのある上司、長い付き合いの友人、いつもそばにいる恋人、優しく見守ってくれる妻、自分の背中を見て育っていく子供が「自分に期待を持つ大切さ」を教えてくれるはずです。

 

楽しく生きるコツ⑧:成功したイメージを思い描く

楽しく生きるコツ⑧:成功したイメージを思い描く

何が成功した人生なのか、何が楽しい人生だと言えるのか、それは人それぞれですが、何を達成するにしても、あたかもそれを成し遂げたようにイメージできるかどうかがポイントになります。

楽しく生きている人は、楽しいことを想像する達人でもあります。将来的にこんな仕事ができたら楽しいだろう、こんな人物になれたら嬉しい、とイメージすることを怠りません。むしろ、想像している時点で、成功したときの喜びを前倒しにして受け取っているとも言われています。

ここでは「楽しく生きるために役立つ成功したイメージを思い描く方法」をいくつかご紹介しておきます。

まずは「紙とペンを使った書く方法」です。方法はいたってシンプルで、成功した自分を具体的に細かく特徴を書くことです。想像していることを実際に紙に書き残すことによって、自分の理想像、意外な長所、本当にやりたいことが分かるかもしれません。

次に「言葉に出して自分の耳で聞く方法」です。有言実行という言葉があるように、夢を叶えてきた人たちは実際に目標を言葉に表して実行してきました。発した言葉を聞いているのは相手だけではなく、自分自身でもその言葉に耳を傾けています。自分が思い描く楽しい人生とはどんなものなのか?言葉に表し、自身に伝えることです。

最後にオススメしたいのが「同じ分野で成功した人の伝記を読むこと」です。どんな仕事においても、それを極めたプロフェッショナルがいます。そういった人物の成功体験や、共感できる所を見つけることで、成功した自分の姿を思い描く手助けになります。

楽しく生きている自分の姿とは?何をしているときに喜びを感じるのか?10年後、20年後も笑っているためには何が必要なのか?イメージすることで楽しく生きるきっかけを見つけられるはずです。

 

楽しく生きるコツ⑨:生涯の目標を設定する

楽しく生きるコツ⑨:生涯の目標を設定する

目的も無く、ただ毎日を過ごすというのは非常に苦しいものです。「やりたいことが見つからない」と悩む人があまりにも多いようにも感じます。そういった悲観的な考えをしているときに限って「やりたくないこと」ばかり目を向けてしまいがちです。

生涯の目標を持つこと、それは人生を楽しむ上で必要不可欠なものです。何も偉業を成し遂げるとか、歴史に名を残す、といった大それたことをする必要はありません。自分の子供を一人前に育てる、妻を幸せにする、デザインで人々を幸せにする、笑顔の絶えない家庭を築く。本当にやり遂げたいことを掲げることで、一日一日が充実したものになります。

大きな目標を設定できたのであれば、次に行うべきは「小さな目標」を設定することです。できれば具体的に紙に書いて、達成するごとにチェックを入れることをオススメします。着実に目標に近づいていると実感できるはずです。

最終的に海外でのんびり暮らすことを夢見ているのであれば、言葉の壁を無くさなければなりません。そのために今できることは、毎日単語を10個覚えることであり、アクセントを耳に慣れさせることであり、ある程度の貯蓄を確保することでしょう。

暖かい家庭を築くことが目標ならば、些細なコミュニケーションを取るように心掛けたり、家族で旅行に出かけたり、安定した収入を得ること、などが考えられるかもしれません。

また「生涯の目標を設定するのに遅すぎることはない」と考えるべきでしょう。子供であろうが、若者であろうが、中年であろうが、年寄りであろうが、自分自身が否定しない限り、誰もその目標を否定することはできません。

 

楽しく生きるコツ⑩:時間の価値を認識する

楽しく生きるコツ⑩:時間の価値を認識する

始まりがあれば、いつか終わりが来る。永遠に生き続けることができないことを誰もが知っているからこそ、その時に抱いた感情が特別なものに、誰かと過ごした日々が輝かしいものになるのではないでしょうか。

楽しく人生を送っている人は、時間の価値を十分に理解している人だと言えます。では「時間の価値を認識するためにできること」にはどういったものがあるのでしょうか?

恋人に愛していることを伝える、子供たちが自分にとってどれだけ大切な存在であるか話す、生涯を共にする人を悲しませないために長生きする、支えてくれた人々に感謝の言葉を贈る。

その一瞬の価値を認識することで、その一日が、その一年が、その人生がかけがえのないものになるはずです。楽しく生きるためにも、自分が今できる時間の価値を認識できることを探してみてはいかがでしょうか?

以上が「楽しく生きる10のコツ」になります。明るく元気に過ごすため、充実した日々を送るため、情熱を持って仕事をするために少しでも参考にしていただけたら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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