やりたいことを見つける8つの提案:ヘッダー画像

やりたいことが見つからない!仕事にやりがいを持てない!何をすればいいのか分からない!ときに人生の中でこういった悩みを抱えるものです。

ゴールが見えないまま走り続けることほど、恐ろしいものはありませんが、ちょっとしたきっかけで、誰かからのアドバイスによって、大切なものを失ったことで「本当にやりたいこと」が見えてくる場合もあります。

そこで今回は「やりたいことを見つけるためのアドバイス」として、8つの提案をご紹介させていただきたいと思います。

毎日を楽しく過ごすために、情熱を持って仕事に取り組むために、落ち込んでいる自分を励ますために、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

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やりたいことがないときは

 

 

やりたいことを見つける前に自分の武器を確認する

やりたいことを見つける前に自分の武器を確認する

人は誰でも向き不向きがあります。子供の頃にそういった「自分に向いていること」を見つけ、とことん追求できる人もいれば、年齢を重ねてからやっとの思いで見つけられる人もいます。

しかしながら、中には自分に向いていることを見つけられない人、あるいは気づいていながら見て見ぬふりをしてしまう人がいます。理由は様々ですが「人に披露するのが恥ずかしい」とか「食べていくには無理がある」とか「親に反対されたから」などがあるでしょう。

やりたいことを見つけるためには、まずは自分の得意分野を確認することを強くオススメします。そして、何よりも上で挙げた「他人からの評価」や「固定概念」は一旦置いておきましょう。

ただ純粋に「これだったら他の人よりも上手くできる」という分野を思い浮かべてください。何も思いつかない人は、子供の頃までさかのぼってみてください。時間も忘れ、無我夢中でしていたことはありませんか?

自分の得意分野をやりたいことに繋げるメリットは、自己評価を高められる点にあります。「得意なことをする→成功体験を持ちやすい→自信を持つ→もっと上達したいと思う」といった具合です。

また得意分野を1つにしぼる必要もありません。かといって多すぎると「アレもコレも」となって費やすエネルギーが分散されてしまうでしょう。ですから2、3個がベストかと思います。

例えるなら「どんなに鋭い刀でも、たくさん持ち歩けば動きが鈍る。1本しか持っていないと折れたときにシャレにならん。だから予備の刀を忍ばせておこう」といった感じです。(我ながら上手い例えができたとドヤ顔しています)

自分の武器を理解できると、それを活かせること、成長できる方法が見えてくるものです。何をするにも遅すぎることはありません。「今更そんなことは」とは考えずに、素直な気持ちで自分の長所を再確認してみてください。

関連記事:自己評価が低い!そんな自分に自信を持つ方法のまとめ

 

得意分野が見つかったら適材適所を意識する

得意分野が見つかったら適材適所を意識する

自分の得意分野が見つかったら、次に考えることは「自分の能力に見合った環境」です。どんなに好きなこと、得意なことでも、初めからプロフェッショナルになれるわけもありません。

スポーツ選手がビッククラブに移籍して、出場機会に恵まれないことから、思ったような結果を残せない場合があります。どんなに優秀な選手でも、同じポジションを争うスター選手がゴロゴロいれば、いつのまにか出場回数も減り、勝負勘が鈍ってしまうものです。

一流と呼ばれる選手たちは、そういった競争を勝ち残ってきたと言えます。ですが、どんな選手でもそれを掴むまでに歩んできた道があるはずです。

RPGで例えるなら、レベル1でこん棒と薬草を持って、いきなりラスボスに挑もうとしている状態でしょう。(上手く例えられない自分に怒りが込み上げてきました)

ともあれ、お伝えしたいことは「初めから厳しすぎる環境に身を置く必要はない」ということです。「何をぬるいことをぬかしているんだコイツは」なんて声が聞こえてきそうですが、自分の能力を活かせる環境を見つけることも1つの才能だと私は思います。

やりたいことが見つかりながら、なかなか踏み出せない理由に「慎重になり過ぎること」があります。「今の自分は力不足だから」とか「もっと上手くできるようになってから披露しよう」と考えてしまうのです。

自らハードルを高くして行動できないよりも、「簡単すぎるかな?」と思えるような環境から始め、徐々にステップアップしていく方が効率的ではないでしょうか?

今の仕事に取り入れてみるのもいいですし、趣味として始めてみるのもいいでしょう。小さな成功体験を積み重ねて、少しずつ自信をつけていくことです。そして、物足りなさを感じたら次のステップへ移りましょう。「3段飛ばしで駆け上がったら大ケガをした」なんて事態は避けたいものです。

 

今やりたいことを書き出す

今やりたいことを書き出す

やりたいことを見つけるために「ごくごく単純にやりたいこと」を書き出してみるのもオススメです。これは自分の得意分野を見つける場合とは違って、思いつく限りひたすら書き出す方法です。参考になるか分かりませんが、私の場合は以下のようになりました。

 

  • ドライブに出かけたい
  • 例え下手な自分を克服したい
  • 落ち着くためにタバコが吸いたい
  • 目覚まし時計をセットせずに眠りたい
  • トム・ハンクスに会ってみたい
  • たくさんの本を読みたい
  • おいしいコーヒーを飲みたい
  • 気になる映画を3本立て続けに見たい
  • もっと役立つ情報をOfeeから発信していきたい
  • クリエイティブな趣味を始めたい
  • お財布事情を気にせず洋服を買いたい
  • (以下省略)

 

どうでもいいことから「そんなの無理じゃない?」とも思えることでも、何でもいいのです。大切なのは「理由もなく、ただやりたいことを想像する」ということです。

今の自分が抱える数々の欲求を書き出したら、次は「どうすれば叶えられるか?」と考えてみましょう。

例え下手を克服したいのなら、お笑い芸人であるフットボールアワーの後藤さんに弟子入りしてみる。目覚まし時計をセットせずに眠るのであれば、自分の都合で働けるような仕事がないか探してみる。トム・ハンクスに会ってみたいのなら、まずは英語を勉強して挨拶くらいはできるように準備しておく。(I am a big fan of yours !)

どうでしょうか?達成できるかどうかは二の次にして、想像しただけでワクワクしてきませんか?

「自分を楽しませることを追求する」これも大きな幸せだと思うのです。それは自分にしかない目標でもあり、ときに生きがいにもなり得ます。灯台下暗し「やりたいことがこんな近くに転がってたよ」なんて気づくこともあるはずです。

 

身軽に行動する

身軽に行動する

本当にやりたいことを見つけるためには、重りを外して身軽に行動することも必要です。よくやりたいことをコロコロ変える子供に対して「なんで1つのことを続けられないの?」と叱る親がいますが、個人的には「いろいろなことに挑戦できてすごいね!」と褒めるべきだと思います。(1つのことを続けるのが間違っているとは考えていません)

もちろん、何も分からないうちから仕事をやめるとか、転職するのを勧めているわけではなく、興味を持ったことをヒョイと始めるフットワークの軽さを意味しています。

反対に、腰が重い人は「できない理由を見つける達人」とも言えかもしれません。仕事が忙しくてそれどころじゃない、家族がいるから無理だ、お金がないからできない。中には本当にできない状況もあると思いますが、ちょっとの工夫で始められるケースも多いはずです。

テレビを見る時間を減らして手を動かす、家族の理解を得るために話してみる、お金をかけない方法を探してみる、などなどフットワークが軽いと「考える前に行動していた」なんてこともあります。

アクションスターであるブルース・リー氏の言葉をお借りさせてもらえるのなら「Don’t  think , feel !(考えるな!感じろ!)」ならぬ「Don’t  think , do ! (考えるな!やれ!)」といったところでしょうか。

昔のお笑い番組なら「チョウのように舞い!ハチのように刺す!ルンバを踊れ!ルンバだよ!」といった感じです。(世代的に分からない方はスルーしてやってください)

ともあれ、行動してみて分かることもたくさんあると思うのです。失敗した後悔よりも、やらなかったことを悔やむ方がズルズルと残るわけで、やるのかやらないのか迷った際は「のちのち後悔するか?しないか?」を基準にしてみても良いかと思います。

関連記事:楽しく生きる10のコツ

 

できない自分を受け入れる

できない自分を受け入れる

自分の長所を伸ばすことも大切ですが、同じくらいに短所に気づくのも大切なことです。例えば、人が物事に取り組む際には大きく2つのタイプがあります。「ひとつのことをとことん突き詰める職人タイプ」と「広い視野を持ってまとめる総合演出タイプ」です。

職人タイプの人がまとめ役の仕事をするのも、まとめ役が向いているのに職人気質な仕事をしなければならないのも、どちらも非常にもったいないことだと思います。

もちろん、出世や職場環境などの理由から、しょうがなく引き受けている場合もありますが、「本当の自分はこんな仕事をしたいのに」と感じながら過ごすのはストレスが溜まるものです。

組織で働く大きな利点に「自分一人ではできないことも可能になる」ということがあります。どんなに自分が苦手意識を持っている分野があったとしても、それをカバーしてくれる頼もしい存在がいることで、1+1が2にも3にもなるわけです。

また「できない自分」を知ることで、ネガティブな感情を持つことが多々ありますが、そんなときこそ「苦手なことに気づけてよかった」と思うべきでしょう。誰でも自分のダメな部分を直視するのはツラいことですが、それに固執し過ぎてばかりではいけません。

自分の短所を改善するよりも、長所を伸ばす方が楽しいし、何よりも自分に自信を持てます。ダメ部分を直す必要はないとまではいかなくても、長所9:短所1くらいのバランスで取り組んでみてもいいかと思います。

ひとつのことに集中すると周りが見えなくなるのであれば職人タイプですし、いろんなことに興味を示し、突き出るまではいかなくても、たくさんのことがこなせるのであれば総合演出タイプだと言えます。

「自分に無いものを受け入れる」これもやりたいことを見つけるために役立つはずです。

 

失う物に執着しない

失う物に執着しない

やりたいことが見つからなく困るのは「全てを失ったときに自分には何も残らない」と不安になるからではないでしょうか。どんなに頑張って仕事をしても、成長できている実感がなければ「何のために頑張っているのか?」と自問することもあります。

物に関しても同じことが言えるでしょう。高い洋服やブランド品、高級車を所有することで自分に自信が持てるものですが、逆説的に考えれば、それらを持っていない自分には自信が持てない人もいるかもしれません。

また、褒め言葉や称賛の声といったものにも注意が必要です。素直に受け止め喜ぶことも大切ですが、それが過剰になってしまうと自分に対する過信になってしまいます。

どんなに上手くいっているビジネスでも、成長期・安定期・衰退期というものがあります。人生においても急成長したときに調子に乗ってしまうと、のちのち大きな代償を払わなければなりません。

極端な話し「全てを失ったとしても心の中にポツンと残っているもの」これこそ「本当にやりたいこと」だと言えるのではないでしょうか。(少々臭いセリフに鳥肌が立ってきました)

どんなにお金持ちでも心は寂しい人もいますし、貧乏だけど生きる情熱を持って過ごしている人もいます。失ったら自分ではなくなる物に執着するのではなく、何をされても自分からは切り離せない内なるモノを大切にするべきでしょう。

それはクリエイティブな発想かもしれませんし、誰かを助ける優しい心、あるいは誰にも真似できない技術かもしれません。それが見つかれば一生ものとして活用できると思うのです。

 

やりたいことは1日の区切りで行う

やりたいことは1日の区切りで行う

子供の頃に「大きな目標を持ちなさい」と教えられた人も多いのではないでしょうか。たしかに、小さいうちから大きな目標を持って取り組むことができれば、達成できる可能性も多いにあります。ですが、この言葉には「落とし穴」があると思います。

それは「一度失敗したら全てがパーになる」という幻想を抱いてしまうことです。目標が大きすぎるが故に、目の前にあることが上手くできない、少し転んだだけで「あっ、終わった」と諦めてしまいます。

誰かが「別の目標を持ってはいけない」などと教えたこともなければ、「コレが上手くいかなければ諦めるしかない」と伝えたわけでもないのに、ネガティブな想像が豊かなせいで「実際にはまだ起こっていない心配」をしてしまうのです。

未来の心配をして「やりたいことを早く見つけなければ!」とあせっているのであれば、ノストラダムスの予言ならぬ「明日世界が滅亡するとしたら今何をするか?」とか「宝くじに当たって仕事に行かなくてもいいとしたら?」と想像してみてください。

のんびり家族と過ごしたい、好きな人に寄り添いたい、舞台の上に立っていたい、おいしいご飯を食べたい、友達と旅行に出かけたい、などなど本当にやりたいことが思い浮かんでくるはずです。

ただのキレイごとだと思う人もいるかもしれません。ですが「本当にやりたいこと」をやらずに「いつかできるだろう」とか「今でなくてもいいや」と言って先延ばしにしている人も多いのではないでしょうか。

今日という日を一生懸命に生きる、だからこそ充実した一日になる。会いたいと思っている人がいるなら連絡してみる。やりたいことを思いついたら、今すぐやってみる。

1日の成長がどんなに小さなものでも、積み重なれば大きな一歩になります。1日の区切りの中で行動し、明日の心配を今抱えてはいけません。

 

やりたいことをメンターから学ぶ

やりたいことをメンターから学ぶ

メンターとは「人生のお手本」となるような人物を意味します。現在やりがいのある仕事をしている人も、夢に向かって走っている人も、人生のどこかでそういったメンターから大きな影響を受けている人も多いはずです。

子供の頃にドラゴンボールを見て、本気で「かめはめ波」を出せると信じていたあの日。私にとってのメンターは孫悟空でした。いや、亀仙人だったかもしれません。(華麗にスルーしてやってください)

ともあれ、スポーツ選手が金メダルを取る、ビッククラブに移籍する、グランドスラムを達成する姿を見て「いつか自分もこうなりたい」と想像し、それが原動力となるものです。

しかしながら、大人になって「イチローになりたい!」とか「本田圭佑になりたい!」とか「海賊王に俺はなる!」と思っても無理があります。ですから、身近な存在、あるいは少し努力すれば実際に会えるようなメンターを見つけるべきでしょう。

なぜかいつも楽しそうに仕事をする上司、夢中になり過ぎて食べることも忘れてしまう同僚、いつも人に囲まれている付き合い上手な人、これから英語を勉強しようとしているおじいちゃん、いつまでもオシャレを楽しむおばあちゃん。

専門的な分野で仕事をしているのであれば、必ず先駆者がいるはずです。そういった人物の講演会に参加してみるもいいでしょう。学生なら会ってみたい講師を訪れてみるのもアリです。セレブな生活をしながら仕事を楽しんでいる人を探してみるのもいいかもしれません。

大きな壁に直面した際にも、メンターのアドバイスが大いに役立つはずです。なぜなら、彼らは今から自分が進もうとしている道を通ってきたからです。あなたが「私もいつかこうなりたい」と思えるメンターを探してみてください。

以上がOfeeからお届けする「やりたいことを見つける8つの提案」になります。定期的に読んでくださっている方はお気づきかもしれませんが、今回はかなりフランクな言い回しにしてみました。というのも、今まで書いてきた記事を読み返してみて「なんか真面目すぎないか?」と感じたからです。

読んで下さる方たちとの温度差がなければと願うばかりですが「Ofeeの管理者も試行錯誤して頑張っているんだな」と暖かい目で見守っていただけたら幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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