後悔しない自分らしく生きる8つのコツ:ヘッダー画像

自分の長所が分からない、毎日同じことの繰り返しでやる気が起きない、何を目標に頑張ればいいのか分からない。忙しく働いていると「何のために頑張っているのか?」とか「このままでいいのだろうか?」と不安に思うことがあります。

いざ「自分らしく生きよう」と思っても、自分の強みが分からないと悩んだり、変化することを恐れてしまう場合もあるでしょう。ですが、考え方を少し変えるだけで、今の環境が改善されたり、人間関係が良好になったり、人生の目標が見つかったりするものです。

そこで今回は「自分らしく生きるコツ」についてご提案していきたいと思います。やりたいことが見つからずに困っている方に、もっと積極的に行動したいと考えている方に、新しい自分を発見したい方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

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自分らしく生きる考え方とは

 

 

明確な目標を持つ

明確な目標を持つ

今の自分がどこへ向かっているのか、何をしているのか、どうなりたいのか、目的意識をハッキリ持っている人とそうでない人とでは大きな違いがあります。旅行にしても、目的地も分からず「どこでもいいから行ってみよう」と思う人は少ないでしょう。

ときに根拠のない自信を持って取り組むことが大きな一歩となる場合もありますが、自分らしく生きるためには明確なビジョンを持つことが、またその目標を必ず達成するという姿勢が大切になってきます。

例えば共働きの夫婦が共通の趣味である長期の海外旅行を考えているとしましょう。いざ計画を立てようにも、現在の経済状況や小さな子供の面倒などから「無理に決まっている」と始めから諦めてしまうかもしれません。

目標を達成するコツは、中間目標を設定することです。いきなり大きな目標を立てて、それが途方もない努力を必要とすると分かれば、いつのまにかモチベーションが下がってしまいます。

上の海外旅行であるのなら、中間目標として「ある程度の有給休暇を溜める」という設定ができるでしょう。経済的問題においても、いきなり海外旅行の費用を稼ごうとするのではなく、毎月少しずつ積み立てて「3年以内にこの金額を溜める」といった具体的な期間の目安を設定することが考えられます。

そして、何よりも大事なのは「目標を達成したら、さらなる高みを目指す」という心構えです。夫婦で海外旅行をしたいという目標を達成できたら、次は「海外でのんびり仕事をする」とか「言葉の壁を克服する」などがあるかもしれません。

「そんなの無理に決まっている」と考えてしまうのであれば、ぜひとも中間目標を設定してみてください。自分らしく生きるためには、目指すべき目的地を明確にし、それを細かくした中間目標を設定することが役立つはずです。

 

周囲の影響に惑わされない

周囲の影響に惑わされない

個性が無くて困っている、自分の強みが分からない、周囲の評価が気になってしまう。このような悩みを抱えている人の共通点として「人生の目標が、他人の評価によって左右される」といったことがあると思います。

人は誰でも「嫌われたくない」とか「バカにされたくない」といった感情から、みんなと同じ物を購入したり、流行語を使ったり、本音を伝えなかったりするものです。もちろん、ある程度の「空気を読む」という心掛けは大切ですが、それが偏り過ぎてしまうと結果として「個性を発揮できなくなる」ということにも繋がりかねません。

周りに流されることで起こる最大のデメリットは、視野が狭くなることです。みんなが評価していること、周りが取っている行動に合わせるが故に、気づかぬうちに「こうすれば、ああなる」といった勝手な法則を築き上げてしまいます。

こうなってしまうと、誰かからの指示がなければ動けない、自分で考えて行動するのが苦手だ、一人で決断できない、といった問題が出てくるでしょう。

柔軟な発想をするためには、固定概念にとらわれずに広く視野を取らなければなりません。そのためには「自分の心の声を大切にする」ということを意識する必要があります。

これは「何でもかんでも周囲の意見は疑うべきだ」というものではなく、周囲の意見を参考程度に留めておき「最終的には素直な自分の気持ちに従う」ということです。

自分の決断に責任を取るのは自分自身でしかありません。だからこそ、やりがいや情熱を持てることでもあります。自分らしく生きる方法が見つからないときは、周囲の影響を受け過ぎていないか、評価を気にし過ぎていないか、今一度確認してみてください。

 

いちばん大切なことを優先させる

いちばん大切なことを優先させる

人生は決断の連続でもあります。進学、就職、結婚、などの大きな決断を迫られる場面もあれば、昼食のメニュー、飲みの誘い、旅行先といった小さな決断もあります。

「二兎追うものは一兎も得ず」というコトワザの意味を誰もが理解していながら、多くの選択肢があるが故に、あるいは優先順位が分からずに、望んだ結果を得られないことが多々あります。

多くの選択肢から迷うことで生じる損失は何でしょうか?「もっと違う方法があったのでは?」と後悔することでしょうか?ベストなパフォーマンスができないことでしょうか?私は「迷うことで生じる時間の損失」が最も大きな問題だと思います。

決してじっくり考えることが悪いとは言っていません。ですが「自分がいちばん大切にしていること」をハッキリ設定することで、後悔することも少なくなり、何よりも「考える時間をかけすぎてどちらも得られなかった」という事態は避けられるはずです。

そして、この「自分にとっていちばん大切なこと」は変更可能であることを忘れてはいけません。あるときは家族を養うために仕事を最優先させる、あるときは何よりも家族の絆を大切にする、そういった「メリハリがあってもいいのではないか」ということです。

「今の自分がいちばん大切にしたいこと」これを優先事項の基準とすることが、後悔しない自分らしく生きる方法に繋がると言えるのではないでしょうか。大きな決断に迫られたときこそ、何よりも大切にしたいことに目を向けてみてください。

 

一日の始まりと終わりを良くする

一日の始まりと終わりを良くする

心理学には初頭効果と親近効果というものがあります。初頭効果とは、第一印象がその人物のイメージを決定する際に大きな影響を与えること。親近効果とは、判断の直前に提示された情報(最後の情報)が強く印象に残ることを意味します。

この効果を毎日の生活の中に取り入れてみてはどうでしょうか?つまり、一日の始まりと終わりを良い印象にすることで、その日を充実させる習慣を持つということです。

例えば、一日の始まりを充実させるためには以下のようなことが考えられます。

 

  • うるさい目覚まし時計のアラームではなく、好きな音楽で目覚めるようにする
  • 少し贅沢な朝食を取る
  • 夜のお酒を控えめにする
  • 朝起きてから軽い運動をする
  • いつもより早起きして、余裕を持って出勤する

 

一日の終わりを良くするためには、以下のようなものが考えられるでしょう。

 

  • 半身浴をしてのんびり過ごす
  • ストレッチをして体の緊張をほぐす
  • 自分の体に合った寝具を購入する
  • 夜9時以降はスマホを見るのを控える(よい睡眠を得るため)
  • 寝る前に、その日に起こった嬉しい出来事を3つ挙げる

 

一日のスタートとゴールを良くすることが、その日の印象を決めると言っても過言ではありません。ちょっとしたポジティブな習慣によって、それまで気づかなかった感謝すべきこと、嬉しいことが発見できるものです。

自分らしく生きる下準備として、こういった習慣を取り入れてみるのも良いかと思います。不機嫌な顔をして一日をスタートさせるのか、「楽しい一日が始まる」とワクワクした気持ちでスタートさせるのか。悩みながら眠りにつくのか、嬉しかった出来事を思い出して眠るのか。自分の意志次第で変えられる習慣もあるはずです。

 

成功体験や喜びの瞬間を心に刻む

成功体験や喜びの瞬間を心に刻む

人はネガティブな感情を持つほど、自分の欠点、失敗したこと、後悔していることなどに目を向けるようになってしまいます。あるいは、完璧主義の度合が強すぎるがゆえに、上手くいったことでさえも、何かしらのダメな部分に注目してしまう場合もあるでしょう。

自分らしく生きるためには、何よりも自分自身を深く理解しなければなりません。自分は何が得意なのか、何をしているときに喜びを感じるのか、誰と居るときに幸せなのか。

「成功体験や喜びの瞬間を大切にすること」は、こういった自分を理解する上で大いに役立ちます。落ち込んでいるとき、大きな問題に直面したとき、道に迷ったときに自分にとって最も大切なことを気づかせてくれるのです。

全ての瞬間を写真やビデオに残すのは難しいかもしれませんが、そのときの感情を日記に残す、誰かに話すことで思い出を共有する、といったことでも成功体験や喜びの瞬間を印象深くすることができます。

運動会で一等賞を取った瞬間、初めて好きな人に告白したとき、先生や親から褒められたこと、友達と大笑いした思い出、「愛されていること」を実感できた出来事、素晴らしい景色に心打たれた場所、わが子を抱き上げた瞬間、などなど。

忙しく働いていると、何かに落ち込んでいると、ついつい悪い面ばかり目を向けてしまうものです。自分らしさを追求するためにも、こういった成功体験や喜びの瞬間を心に刻むことが大切です。

もしかすると、こういった体験を振り返ることで「自分らしく生きる方法」が見えてくるかもしれません。自分はこんなことを嬉しく感じていたのか、こんなことにやりがいを持っていたのか、こんな人が好きなのか、といったように新しい自分に気づくこともあるはずです。

関連記事:自己評価が低い!そんな自分に自信を持つ方法のまとめ

 

上手くいかないことをやめる勇気

上手くいかないことをやめる勇気

人生が上手くいっていないと分かっていながら、状況を改善するのではなく、ひたすら同じことを続けてしまうことがあります。その理由には、経済的な問題や家庭環境、あるいは変わることへの恐怖心などがあるでしょう。

人が新しい決断をするとき、誰もが考えることに「それに伴うリスク」があります。今の生活が失われるかもしれない、家族が離れてしまうかもしれない、新しい転職先が見つからないかもしれない。

しかしながら、今の状態を維持することがベストだと無理に言い聞かせていると「あのときもっとこうしておけばよかった」と後悔してしまうものです。中には精神的な苦痛から健康にまで悪影響を及ぼす人もいます。

例えば、多忙な仕事から家族とのコミュニケーションが疎かになっていると感じている人がいます。仕事を辞めるとまではいかないまでも、職場での付き合いを減らすことができるはずです。

「付き合いが悪くなったと思われたくない」とか「上司から嫌われたくない」といった理由から、行動に移すのを躊躇ってしまう人もいると思います。ですが、多くの悩みの場合、実際にはまだ起こっていない物事に関する心配がほとんどです。

本当に付き合いを断っただけで人間関係が悪くなるのでしょうか?仮に上司から嫌われたとして、そういった職場環境で働くことが自分のためになるのでしょうか?

悩むにしても、ただ何もせずに諦めるのではなく、実際に行動に起こしてから分かることがたくさんあるはずです。場合によっては、思っていたよりも深刻な問題ではないこともあるでしょう。

「上手くいかないことをやめる勇気」を持てるようになると、新しいことへ挑戦するエネルギーや発想が湧いてきます。好ましくない人間関係であれ、ストレスの絶えない職場であれ、やりがいの持てない仕事であれ、現状を打破する気持ちを大切にすることです。

今の段階で上手くいっていないことは何ですか?それをやめることができれば、自分にどんな変化が起こると思いますか?どうせ悩むのであれば、マイナスではなくプラスに考えてみてください。

 

やるべきことをリスト化する

やるべきことをリスト化する

大きな目標を掲げるのは素晴らしいことですが、ただ目標を設定するだけで行動に移せない人も少なくありません。また、あれもこれもといって複数のやるべきことを設定してしまうのも効率的とは言えないはずです。

やりたいことが見つからない人にとっては羨ましい悩みとも思えますが、全てを上手くこなそうとするあまり、どれも中途半端に終わってしまえば、何もできなかったことに変わりないとも言えます。

このように「やるべきこと」を多くし過ぎてしまうと、本来持っている能力を十分に発揮できないことが起こります。ダイエットをしないと、友人との約束も守らないと、仕事に役立つ資格も取らないと、プライベートも充実させないと、といった具合です。

一度に多くのことをやろうとすると、それにかけるエネルギーは分散してしまい、結果的に何も得られず後悔してしまうものです。特に人生の目標というべき大きな事柄においては、シンプルかつ多すぎない数の目標が理想的だと言えます。

普段の仕事においても、こういった「やるべきことをシンプルに考える方法」は大いに役立ちます。どう考えても終わらない仕事量を前にして、手当たり次第に取りかかるのではなく、自分の能力を考慮した上で「今日中に必ず終わらせなければならないリスト」を作成するのです。

自分らしく生きる上でも、こういった「やり遂げたいことのリスト」を作成してみてはどうでしょうか?大きな壁に直面したとき、忙しさのあまり自分を見失いそうなとき、ひどく落ち込んだとき、こういったシンプルな人生の目標が心の支えになるはずです。

決して多すぎてはいけません。家族を幸せにする、自分の才能で人々を笑顔にする、誰かの役に立つ、友達を大切にする、会社を軌道に乗せる、困っている人を助ける、などのことからいくつかピックアップしてみるのもいいでしょう。

最優先に成し遂げたいことを明確にすることで、本来の力を発揮し、それが成功体験となって自信を持つことに繋がります。多くのことを下手にするより、ひとつのことを上手にこなしてください。

 

自分の可能性を信じる

自分の可能性を信じる

自分らしく生きる人たちに共通していること、それは「自分の可能性を誰よりも自分が信じている」ということです。ときに心ない批判の声を耳にすることもありますが、本人は気にしません。なぜなら、そういった悩む時間が持てないほど、目の前にあるやるべきことに集中しているからです。

反対に、自分の可能性を信じることができない人は、他人からの評価に敏感になり、自分のためではなく、誰かからの評価を得るために一生懸命になってしまいます。

特に失敗をしたときは両者の違いが分かりやすくなるでしょう。自分を信じることができないと「やっぱり無理だったな」と諦め、誰かに責任を押し付けたり、置かれている環境のせいにすることが考えられます。

自分の可能性を信じることができる人は、仮に失敗したとしても「もっとここを上手くやれば成功したかもしれない」とか「この失敗を繰り返さないためには何ができるか?」と前向きに考えるはずです。

褒め言葉や称賛の声に喜ぶのも、批判の声に耳を傾けるのも悪いことではありません。ですが、決して自分の可能性を決定づける要素にはしないことです。あくまで参考程度に受け止めるべきでしょう。

自分らしく生きることは自分の可能性を信じること」だと言えるかもしれません。

誰よりも自分の可能性を信じ、大きな壁に直面したとしても「自分の力で必ず乗り越えられる」と考え、行動に移してください。どんなに小さな一歩でも、踏み出してしまえばあとは進むだけです。

以上がOfeeからお届けする「後悔しない自分らしく生きる8つのコツ」になります。今の仕事にやりがいを持てない方に、新しい挑戦に踏み切れない方に、自分らしさが分からない方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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