ポジティブシンキングになる7つの考え方:ヘッダー画像

おはようございます!こんにちは!こんばんは!何かとポジティブシンキングが大好きなOfeeでございます。

何事も明るく前向きに考えたいと思いながら、ついつい後悔ばかりしてしまう、不安な気持ちになってしまうことはありますよね。

仕事において失敗続きで自信が持てない、失恋から立ち直れない、毎日同じ作業でやる気が起きない、などなどネガティブ思考になる出来事は様々です。

そこで今回は「ポジティブ思考を育てる考え方」について、いろいろとまとめてみました。

気持ちよく1日をスタートさせたい方に、心の不安を取り除きたい方に、新しい挑戦を控えている方に、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

スポンサーリンク

 

ポジティブシンキングになる方法とは

 

 

ポジティブシンキングを妨げる原因

ポジティブシンキングを妨げる原因

誰でも明るく前向きにポジティブシンキングでいたいとは思いますが、まずはそれを妨げるような原因について考えてみましょう。

みなさんはどんな時、どんなことについてイライラしますか?

私はテレビのコマーシャルの多さにウンザリする時があります。八つ当たりのように注意してくる人が苦手です。子供がはしゃいで周囲が迷惑しているのに注意しない親はどうかと思います。批判が口癖になっている人とは距離を取ります。

例を挙げればキリが無いですが、個人的なポジティブシンキングを妨げるイライラ原因はこんな感じでしょうか。

気持ちよく1日のスタートを切れたとしても、通勤時や会社で上のような出来事があると、その日を嫌な気持ちのまま過ごしてしまうことも少なくありません。

でも、これらの出来事にも共通点があります。それは「自分以外の誰かがした」ということです。

テレビのコマーシャルも、八つ当たりしてくる人も、子供を注意しない親も、みんな「自分がしたこと」ではなく「誰かがしたこと」です。

よくよく考えてみると、常に上に挙げた出来事にイライラしているわけではなく、機嫌が良い時は意外と気にならなかったり、反対にストレスが溜まっている状態では敏感になったりします。

何を伝えたいのかと言うと「誰かの行動によってイライラするのではなく、自分のコンディションを改善することがポジティブシンキングへの近道ではなかろうか」ということです。

「ポジティブシンキングを妨げる原因は外ではなく内にあり、自分の力で改善できると気づくことが第一歩になる」

嫌なこと、ウンザリすることが起きたときこそ「あっ、もしかして自分のコンディションがあまり良くないかも」と気づくことが大切だと思います。

 

褒め言葉はほどほどに受け取る

褒め言葉はほどほどに受け取る

反対にポジティブシンキングになれるような褒め言葉についても触れておきましょう。

誰でも「かっこいい!」とか「美人ですね!」とか「センスがいい!」と褒め言葉をもらうと、お世辞だと分かったとしても、ついつい嬉しくなるものです。

人間の基本的な欲求としても「承認欲求」と呼ばれるモノがあるそうです。これは、誰かから認められたい、高い評価を得たいといった欲求です。

自分の能力を適切に評価してもらい、それが認められれば最高の喜びになるわけですが、これはこれで問題もあります。

それは「他人からの評価によってモチベーションが上がったり下がったりしやすくなること」です。

褒め言葉をもらってポジティブシンキングになれるものの、反対に誰からも認められず褒め言葉をもらえないとネガティブな考え方にもなりやすくなります。

褒め言葉をもらって「嬉しい!前向きになれる!」と感じる一方、何も評価されないと「どうせやってもやらなくても変わらない」と考え、浮き沈みが激しい分、疲れてしまうことも多くなります。

ですから褒め言葉を受け取るのはほどほどにしておいて、最終的な評価は自分自身で下すことがポジティブシンキングを育てる上では大切だと言えます。

自分の価値観で自身を評価できれば、周囲からつねに認められる必要もなく、安定したモチベーション維持ができるはずです。

批判や嫉妬、非難といった外からの言葉に対しても「最終的な評価を下すのは自分自身」と考えることで、あまり気にしなくなるでしょう。

 

ネガティブな形容詞を変える

ネガティブな形容詞を変える

ポジティブシンキングを育てる上で「言葉」に気を配るのも大切です。

前向きな姿勢や明るい発言が周囲に良い影響を与えるのもそうですが、一番は自分の発した言葉を自分自身も聞いているという点です。

例えば、失敗や後悔からネガティブな考え方が習慣化されてしまうと、私たちはついついあまりよろしくない形容詞を付けていることがあります。

「憂うつな朝が来た」とか「はぁ、今日も好きでもない仕事をするのか」とか「苦手な上司に会いたくない」といった具合です。

余計なひと言ならぬ「余計な形容詞」とでも名付けておきましょうか。

この余計な形容詞があるおかげで、ただの朝・仕事・上司が「嫌いなモノ」になってしまうのです。

毎日のように自分に言い聞かせているうちに、憂うつな朝、好きでもない仕事、苦手な上司という条件付けがされ、ネガティブなモノだと思い込んでしまっているとも言えます。

ですから、こういった余計な形容詞を付けていることに気が付いたら、ぜひとも意識的に改善してみてください。

ネガティブな形容詞を取り除いて「朝・仕事・上司」にするだけでもいいのですが、せっかくですからポジティブシンキングになりやすい形容詞をつけてみましょう。

「憂うつな朝」は「清々しい朝」に、「好きでもない仕事」は「好きなところもある仕事」に、「苦手な上司」は「不器用だけど仕事ができる上司」に。

朝は気持ちがいいモノ、大変だけど小さなやりがいもある仕事、口うるさいけど教育熱心な上司、などの条件付けがされれば、きっと取り組む姿勢にも違いが表れるはずです。

 

ポジティブシンキングになる名言から学ぶ

ポジティブシンキングになる名言から学ぶ

言葉という括りでは「偉人たちの名言」もポジティブシンキングになるためには効果的でしょう。

「どこか自己啓発っぽくてあまり好きになれない」という方はアニメや漫画でもいいと思います。

スラムダンク安西先生の「諦めたら、そこで試合終了ですよ」、ドラゴンボール孫悟空の「必死に努力すりゃ、落ちこぼれだってエリートを超えることがあるかもよ?」などなど。

個人的には吉田松陰やD・カーネギーの名言が好きです。

・吉田松陰の名言

見失ったときに立ち返る

なにか新しいことをはじめようと思うなら、その前に「なんのために、そうしようと思っているのか?」はっきり言葉にしておいた方がいいでしょう。

はじめてしまってから「なんのために、これをやっているのか?」あわてて理由を探したところで、負け戦になるだけです。(覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 より引用)

・D・カーネギーの名言

冒険しなさい。人生は賭けなのだから。

遠くまで行けた者は、たいてい自ら行きたいと思い、思切って行ってみた者だ。

安全第一にしていたら、船は岸から離れられない。(D・カーネギーの成長力 より引用)

本や雑誌を読みながら、自分だけの「ポジティブシンキングになれる名言特集」なんてモノを作ってみるのもオモシロそうですね。

仕事で大きなミスをした時、上司にこっぴどく叱られた時、恋人にフラれた時、ポジティブシンキングになりづらそうな時ほど元気をもらえると思います。

 

シンプルに1つのことに集中する

シンプルに1つのことに集中する

ポジティブシンキングを育てる上で「表情」はとても大きな役割を持っています。

緊張や不安、悲しみといったネガティブな状態の時ほど、目が泳いだり、うつむいたり暗い表情になるものです。

そんな状態で「ポジティブシンキングになる!」と意気込んでも、どこかぎこちなさが表情に出ることもあります。

人間の潜在能力は計り知れないとしても「二兎を追う者は一兎も得ず」という言葉があるように、一度にアレコレやり遂げようとするのは非効率でしょう。

お伝えしたいのは、ネガティブな感情の時こそ「シンプルに1つのことに集中する」ということです。

例えば、落ち込んだ時はいろいろと深く考えずに「表情だけでも明るくすること」に徹する、といった具合です。

どこか自信なさげに暗い表情をしていると、全ての物事が上手くいかないような気がしてきます。

まずは笑顔を作る、辛い時こそ笑って乗り切る、「楽しいから笑う」ではなく「笑うから楽しい」と考える。

「困ったときは笑顔になる」というポジティブシンキングな条件付けをすることで「笑顔になれば乗り越えられる」という前向きな姿勢になるはずです。

その他にも、やる気が起きない時に「とりあえず手を動かすこと」と徹するのもオススメです。

1時間ほど悩んでもいいアイデアが浮かばない、やりたいことが見つからない、何から始めればいいのか分からない。

そこで「とにかく手を動かす!」と決めて、未完成のモノでも、少しでも興味があることを片っ端から書き出すなり、表現してみるのです。

いくら頭の中で考えていても、心のどこかで「ああ、まだ何も進んでいない」と焦る気持ちがどんどん膨らんでいきます。

一方、とりあえず手を動かせば、行動を起こした分だけ成果を見ることができます。

緊張した時こそ、落ち込んだ時こそ、「シンプルに1つの行動に専念する」と意識してみてください。

 

自分の決断を尊重する

自分の決断を尊重する

モチベーションアップのために必要なことの1つに「裁量」があります。裁量とは「自分の意志で物事を決定する、進める、処理する」という意味です。

当たり前のことですが、誰かから言われたことだけを行うのはあまりおもしろくありません。

最初のうちは「しょうがない」と割り切っていたとしても、徐々にモチベーションも低下していきます。

同じ仕事でも「やらされている仕事」なのか「自らやると決めた仕事」なのかによって、取り組む姿勢も大きく違ってくるものです。

ポジティブシンキングになる上でも、このような「自分の決断を尊重できるかどうか」が鍵になってくると思います。

「上手くいかなかったことも、成功体験も、すべて自分の決断によって得たモノであり、誰かの命令で取り組んだことではない」

このように「自分は数ある選択肢の中から決断する権利を持っている」と認識することで、やる気も出てくるはずです。

反対に「自分には裁量権がない」と思いながら仕事をしていると、責任を自分以外のところに追求しようと考えます。

結果が残せないのは同僚が足を引っ張るから、給料が低いのは景気が悪いから、業績を伸ばせないのは上司が無能だから、といった具合です。

良い結果に対しても、自分は特に何もしていない、自分がいてもいなくても変わらない、どうせ自分の努力は評価されないだろう、などと素直に受け止められないこともあるでしょう。

もしも、悪い結果を前にして誰かを批判しそうな時は「いかん、いかん、自分の決断よって得た結果なのだから」と考えてみてください。

「自分の人生は自分の決断によって作られていく」

自分の決断を尊重できれば、きっとポジティブシンキングになるための土台が整ってくるはずです。

 

見返りを求めずに与える

見返りを求めずに与える

誰かに優しくされると、感謝されると、なんだか嬉しくなりますよね。

ポジティブシンキングな人ほど、さりげない優しさで接したり、何気ないことでも感謝の言葉をかけるような気がします。

本人は当たり前のこととして振る舞っているのかもしれませんが、結果的に周囲へ良い影響を与えて、それが自分に返ってくる喜びを知っているのではないでしょうか。

しかしながら、一方的に与え続けたり、何か見返りを求めてしまうと「俺はこれだけ頑張っているのに」とか「なんで私ばかり尽くさなければならないの」と不満に変わってしまうこともあります。

この2つの違いは何でしょう?

それは「反応を求めるのが自分か相手か」という点だと思います。

ポジティブシンキングな人は、与えることは自分を満足させることであり、ネガティブシンキングな人はお返しをもらえないと不機嫌になる、といった感じです。

特に「優しさ」や「感謝の言葉」といったものは、いくら与えても嫌な気持ちにはならないはずです。

反対に、見下し・非難・批判といったモノを与えてしまうと、いつか自分が同じような状況になった際に重荷となったり、相手からの怒りや憎しみとなって返ってきたりもします。

ですから、ポジティブシンキングを育てる上で「見返りを求めずに与える」と意識することが重要だと思うのです。

優しや感謝の言葉に限らず、尊敬や思いやり、笑顔といったモノを与えるのは、自分のためにしていることだと考えてみてください。

 

無理にポジティブシンキングになる必要はない

以上がOfeeからお届けする「ポジティブシンキングになる7つの考え方」になります。

落ち込むことが多くなると、とにかく前向きに考えようとして無理をしてしまう人も少なくありません。

悲しみや挫折といったネガティブな経験はしたくないものですが、それはそれでポジティブシンキングを引き立たせてくれる存在でもあります。

休日が待ち遠しく感じるのも、一生懸命がんばっている時間があってこそなわけで、毎日が休日になれば1週間もしないうちに飽きてしまうかもしれません。

全てにおいてプラスに考えようとはせず、悲しむときは悲しみ、楽しむときはとことん楽しむといった切り替えも大切だと思います。

バランス的には「7対3くらいの割合でポジティブシンキングが多めにあるのがちょうどいい」といったところでしょうか。

まずは自分の感情を素直に受け入れ、じっくり噛みしめてからポジティブシンキングを心掛けるのもポイントだと言えます。

失敗続きで自分に自信が持てない時、後悔を引きずってしまう時、やる気が起きない時に、この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク