彼氏がなかなかプロポーズしてくれない、結婚の話しを避けるようになった、などのように悩む女性も多いのではないかと思います。「今の彼氏と結婚したい!」と思っていても、具体的にどうしたらいいのかわからない事も。
2010年の国の調査によると、「いつかは結婚したいと思っている未婚者の割合」は、男性は86.3%、女性は89.4%という結果でした。また、そのうちの約半数は「1年以内に結婚するつもりはない」とも答えています。さらに「ある程度の年齢までには結婚するつもり」だと思っている男性の割合は56.9%、女性は58.4%となっています。(それ以外は理想の相手が見つかれば結婚したいと思っている)
女性の場合、結婚が「ゴールイン」と呼ばれているように、ひとつの「ゴール」として考えます。一方で男性は、結婚をかなり現実的な「生活」として受け止めます。男性にとって結婚年齢に焦りやこだわりはほとんどありませんが、女性の場合そうはいきません。「30代前半までには子供を産みたい」と思っている女性が約8割という結果から分かるように、結婚と同時に出産を意識するので年齢に焦りを感じるのは当然だと言えるでしょう。
そこで今回は「彼氏に結婚を意識させる方法」をまとめてご紹介したいと思います。「結婚は勢いだ!」なんて言葉をよく耳にしますが、ちょっとした事がきっかけで結婚を意識するのはよくあることです。男性がどんな女性に対して結婚を意識するのか?今の彼氏は自分と結婚するつもりがあるのか?などを知るヒントになれば幸いです。
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彼氏に結婚を意識させる方法のまとめ
- 彼氏に結婚を意識させる演出
- 結婚の近道は「自慢の彼女」
- 彼氏に結婚を意識させるチャンスとは
- 自分の気持ちを伝えるコミュニケーション力
- 彼氏に結婚を意識させるテクニック「追われる女」
- 彼氏に結婚を意識させる言葉
- 両親の力を借りる
- 彼氏が結婚したいと思う「ほめ方」
- 彼氏との結婚を近づける想像力
- 男性に頼りすぎない大人の女性
- ときには甘えてみる
- 彼氏の胃袋を掴んで結婚を意識させる
- 結婚を意識している彼氏のサイン
- 理想的な結婚相手とは
- 彼氏と結婚した後に気をつけておきたいこと
彼氏に結婚を意識させる演出
恋愛から結婚を意識させるには、ある程度の演出が必要です。若いうちは「自分が楽しみたい」という気持ちでデートするのもアリですが、結婚となってくるとそうはいきません。彼氏に居心地の良さを実感してもらいたいのであれば、相手の趣味や性格を考慮した上で行動するのも大事なこと。
例えば、共通の友人や会社の同僚を通して彼の好きなモノ、趣味などを調査して、デートのプランを練るのも効果的でしょう。アウトドア派だと分かれば静かな公園へ出かけて手作り弁当を披露する、好きなサッカーチームがあれば一緒に観戦する。もちろん、興味のないことを彼氏にただ合わせるのではなく、共有して自分も楽しめることがベストです。
「どうしたら彼が喜ぶのか?」と常に考えて行動することで、いつしか「この女性と生涯を共にしたい」と思われる存在になれるはずです。
結婚の近道は「自慢の彼女」
男性は、女性よりも社会的な評価を気にする傾向にあります。結婚相手には、家族や友達、会社の同僚や上司に良い印象を与える人であってほしいと思っているのです。つまり、どんな場面でも上手く対応することができる「常識のある女性」が求められています。
例えば彼氏の趣味である野球の練習を見に来ないかと誘われたとします。普段は女性らしい服装や髪型の彼女が、Tシャツやジーンズといったようなカジュアルな格好をすることで、「きちんと状況に合わせた服装ができる女性」という好印象を持ってもらえるでしょう。さらには、野球のルールなども勉強して、まわりと上手くコミュニケーションが取れれば、彼女のそのひたむきな姿勢に感心するはずです。
基本的なマナーを身につけることも大切ですが、何よりも相手を理解して、それに合わせようとしている意志を伝えることが大事です。仮にその時は上手くいかなくても、彼氏はきっと一生懸命な姿勢を見てくれているはずです。まわりに紹介したくなるような「自慢の彼女」になることで、ぐっと結婚も近くなるでしょう。
彼氏に結婚を意識させるチャンスとは
女性にとって結婚とは、人生の中でも特に大きなイベントであり、多くの女性が年齢に関わらず憧れるものです。一方で男性にとっては、妻を持つ、家庭を持つ、責任感を持つ、といったようにかなり現実的に受け止めます。では、そんな男性が「結婚したい」と意識するのは、どんな瞬間なのでしょうか?
それは男性が、何か高い壁に直面した時や、つらい出来事を経験した時、「この人と一緒なら、どんなことも乗り越えられる」と実感する時です。恋愛心理学的にも、人が落ち込んでいるときや、自信を失っているとき、恋に落ちやすくなる傾向にあります。
彼氏が高熱を出して寝込んでいるのなら、献身的に看病する。仕事で失敗して自信を失っているのであれば、前向きに頑張れるような温かい言葉をかけてあげる。ピンチはチャンスと言われているように、苦しいときにこそ彼氏を支えることで「生涯のパートナー」としての評価を上げることができるはずです。
自分の気持ちを伝えるコミュニケーション力
結婚に至る恋愛と、恋人のままで終わる恋愛には大きな違いがあります。恋愛であれば、デートを楽しむ、好きな気持ちを伝え合うだけで成立します。ですが結婚になると共に生活してくことが含まれてきます。つまり、しっかりとコミュニケーションが取れる相手ではないと「一緒に暮らしたい」とは思うことができないのです。
悪い例として、相手の意志を尊重し過ぎてしまう女性がいます。食事の際に「何が食べたいですか?」と彼氏に聞かれれば「お任せします」、「どこか出かけたい場所はありますか?」と聞かれても「お任せします」。控えめな女性を演出するあまり、何でも相手に合わせてしまうのです。意思表示をしない相手と一緒にいても楽しくないのは当然のことで、場合によっては苦痛になってしまうこともあります。
もし彼を尊重している意志を示すのであれば「あなたがいつも通っているレストランがいい」とか「あなたが好きなものを食べたい」というようにハッキリ伝えるべきです。奥手だからといって全てを相手に任せるのではなく、自分の考えや彼を尊重している気持ちを言葉で直接伝えていきましょう。
彼氏に結婚を意識させるテクニック「追われる女」
男性はどんな女性を「手放したくない!」と思うのでしょうか?恋愛心理学的に言えば、それは「追われる女」です。男性には狩猟本能があり、自分が苦労して得たものほど価値があると感じます。多くの女性が男性側から告白されたい、プロポーズされたいと思うのも当然のことだと言えるでしょう。
よく「付き合う人がダメ男ばかり」と嘆いている女性がいますが、多くの場合、彼女が彼氏に尽くし過ぎてダメにしていると言われています。生涯のパートナーになるためにも、彼女が彼氏の母親代わりになってはいけないのです。
好きな人に愛されるため好意を示すことも大切なことですが、長い関係を築くためには、自ら距離を縮めすぎてはいけません。相手に好意を伝えながらも、ほどよい距離を保ち、男性の本能を満たすことで、結婚を意識させることができるはずです。
彼氏に結婚を意識させる言葉
女性のある一言がきっかけで、男性は結婚を強く意識することがあります。それは「彼と共に人生を歩む覚悟がある」ことを伝える言葉です。例えば、付き合っている彼が転勤することになったとします。「遠距離恋愛なんて耐えられない」「私はどうすればいいの?」と不安な気持ちを全面に出してしまっては、自然と彼の気持ちは遠ざかってしまうでしょう。
そんなときこそ、戸惑いながらも「私はどこでもあなたと一緒にいる覚悟はあるよ」とハッキリ伝えることができれば、きっと彼にとってかけがえのない存在になれるはずです。もちろん経済的な理由や、家庭の事情で別れてしまう結果になることもあります。ですが、彼氏が大きな決断を下そうとしているときこそ「2人で乗り越えよう!」と決意を伝えることが大事です。
相手の気持ちを思いやれる言葉は男性に限らず、人は強く惹きつけられます。離れてしまうかもしれない、別れてしまうかもしれない、といったピンチのときこそ、どっしりと構えて「これからもそばにいる覚悟がある」と伝えましょう。
両親の力を借りる
今ではあまり見かけなくなりましたが、昔は必ずと言っていいほどお見合いを勧める親戚のおばさんがいたものです。最近では「結婚は個人の問題だから」と、両親ですら口を出すのは少なくなってきたように思えます。しかしながら、結婚は人生の大きな決断だからこそ、男性はなかなか切り出すことができないのも事実です。
そんな男性の煮え切らない態度を見て「男らしくない」と批判していても、一向に結婚の二文字は近づいては来ません。そんなときこそ、思い切って両親の力を借りてみましょう。彼女からプレッシャーを与えるよりも、両親からの方が格段に影響力は大きくなります。
平成25年の平均初婚年齢を見てみると、男性は30.4歳、女性は28.6歳となっています。また結婚に至るカップルの平均交際期間は約4年だと言われています。もしもある程度の年齢まで4年以上も付き合っているのに、彼氏が結婚する素振りを見せないのであれば、両親の力を借りてプッシュしてみるのもよいかと思います。それでも彼に結婚する意志が見られないのであれば、新しい恋を探した方がいいかもしれません。
彼氏が結婚したいと思う「ほめ方」
男性が結婚したいと思う女性に共通しているのは「ほめ上手」なことです。男性は自分に自信を持たせてくれる、自分の良さを分かってくれる女性ほど、大切にしたいと思います。
上手な「ほめ方」として、彼氏の良い所を気づいたときに「すぐに」伝えること。それから、外見的な要素よりも内面をほめるとより効果的です。心理学的に言えば、彼氏自身は気づいていないが、彼女は気づいている所をほめると良いでしょう。
ただし、わざとらしく何でもほめるのはNGです。あくまで自分が素直に尊敬できるところをはっきりと言葉で伝えてあげましょう。料理が好きな彼氏であれば「本当に料理の手際がいいね」とか、映画好きであれば「いつもセンスの良い映画が見れて嬉しい」といった具合です。「私はあなたの魅力を理解している」ことを言葉にすることで、生涯の良き理解者となれるはずです。
関連記事:日常生活で使える心理学テクニックのまとめ
彼氏との結婚を近づける想像力
男女によって結婚観に大きな違いがあります。女性は結婚をひとつのゴールとして考えますが、男性の中には「結婚することは自由を失うこと」だと考える人も少なからずいます。(「結婚は人生の墓場」という言葉があるくらいですから)
彼氏に結婚を意識させたい場合「未来のことを想像させる」のも効果的な手段です。例えば「来年も一緒にいれるといいね」とか「30代の私たちは何をしているのかな?」など。あるいは自分の大切な人を紹介したり、子供の話しをするのも結果的に二人の将来を想像させることにつながります。
また「結婚はよいもの」というイメージを持たせるのも大切なことです。男性の場合、マリッジブルーはプロポーズする前に来ると言われており、女性よりも早く訪れます。明るい未来の話しをして、想像力を働かせていきましょう。
男性に頼りすぎない大人の女性
多くの男性は結婚に対して社会的、経済的責任が大きくなると感じています。「今の収入じゃまだ結婚はできない」、「自分のやりたいことができなくなる」となかなか踏み切れないでいる男性は多いと思います。ですが逆に考えれば、彼氏の負担を軽くすることができる女性であれば結婚を考えやすくなるとも言えます。
つまり彼に依存することなく、ときには彼を支える力があることは、結婚を意識する際に大きな魅力のひとつとなるわけです。「家族を養うのは男の仕事」という考えは大切ですが、人生何が起こるか分かりません。そんな不安を抱えているからこそ「いざとなったら私が!」と頼もしく思える女性は魅力的に思えるのです。
どちらかが一方的に頼り過ぎてはいけません。ときには甘えることも必要ですが、対等な関係を築くことで、きっと彼氏も結婚を意識するようになるはずです。「この人となら、どんな困難も乗り越えられる」と思われる大人の女性が結婚相手として理想的だと言えるでしょう。
ときには甘えてみる
「さっき頼れる大人の女性が理想的だって言ったじゃない!?」という声が聞こえてきそうですが、好きな相手だからこそ、思いがけない一面を見せるのは、結婚を意識させる上でも非常に効果的です。「依存されるのは困るけど、まったく頼られないのも嫌だ」何ともわがままな考え方ですが、それが男心です。
よくテレビドラマでこんな展開を目にします。仕事も家事も完璧にこなす女性。彼氏との関係も良好で全てが順風満帆だと思っていると、彼氏の浮気が発覚。問い詰めたところ思いがけない言葉をかけられます。「おまえは一人でも生きていけるけど、彼女は俺がいないとダメなんだ」
つまり「守ってやりたい」と思わせるのも一つのテクニックなのです。「いい女」を意識するあまり、何事にも一生懸命取り組むのは悪いことではありません。ですが、ときどきは素直に甘えてみましょう。男性は頼られることで自尊心を満たします。弱みを見せない女性には、男性もなかなか素をさらけ出すことはできないのです。
彼氏の胃袋を掴んで結婚を意識させる
心理学には「ランチョン・テクニック」という心理効果があります。これは、おいしい食事を一緒にとることで自分の印象も高くなるというもので、ビジネスなどでよく使われます。恋愛関係においても同じこと。おいしい手料理で彼氏の胃袋をガッチリ掴むことができれば自然と結婚を意識するようになるはずです。
ポイントは豪華な食事や手間暇がかかった食事にする必要はなく、彼のことを考えて作っている食事であることです。彼氏の好みや体調、健康などを考慮して、心のこもった食事を作ってあげてください。
そして一緒に食事をしているときの雰囲気も大切です。会話のある楽しい食事をすることで、彼氏も「この女性と温かい家庭を築き、一緒になりたい」と思えるでしょう。料理が得意でなくても焦る必要はありません。少しずつ努力して、彼との将来のために頑張っている姿を見せてあげてください。
関連記事:好きな人を振り向かせる!恋愛心理学テクニックのまとめ
結婚を意識している彼氏のサイン
「結婚を前提に付き合ってください」こんな真面目なアプローチをしてくる男性は少なくなってきたと感じますが、付き合っている期間が長いからといって彼氏が結婚したいと思っているとは限らないものです。では結婚を意識している男性はどんなサインを出しているのでしょうか?
- 結婚に関する話題で盛り上がる
- 仕事が順調であることを伝えてくる
- 同棲することに迷いがない
- 彼氏の家族との交流が増える
- 将来の話しをするようになった
男性が結婚を意識するようになると、具体的な2人の生活についての話題が増えてきます。彼氏のサインが出ていたら見逃さないよう気をつけてください。あとは、小さなキッカケさえあれば、ゴールインは目の前です。
理想的な結婚相手とは
アメリカの心理学者キリアムが長年付き合っているカップルを対象にある調査をしたところ、どちらかが「到達欲求型」、もう一方が「回避欲求型」になっていくと述べています。
「到達欲求型」とは、物事に対してプラス面を重視するタイプ。「回避欲求型」とは、マイナス面を考慮してそれを避けるために頑張るタイプです。つまり、長年付き合っているカップルは自然とお互いの役割を意識し、アクセルとブレーキとなってバランスを取っていることが考えられるのです。
もしも二人とも到達欲求型なら、失敗したときの対処が難しくなり、回避欲求型だと、消極的な行動をとるようになると考えられます。結婚生活は、お互いに協力しあって築き上げていくものです。お互いに意見をぶつけて、尊重し合える相手こそ、理想の結婚相手だと言えるでしょう。
彼氏と結婚した後に気をつけておきたいこと
では最後に、めでたく結婚した後に気をつけておきたいことをご紹介して終わりにしたいと思います。人類学者のフィッシャーによる統計では、多くの社会において、最も多く離婚が起きるのは4年目であるとしています。
また心理学者ゴットマンは、離婚に至りやすい夫婦の特徴を調べました。ひとつめの特徴は「視線を合わさず会話をする夫婦」、もうひとつは「コミュニケーションを取る際に否定的な態度を取る夫婦」です。
この結果から、コミュニケーションの取り方がいかに大切か分かると思います。話しかけてもテレビを見ながら受け答えされたり、否定的な態度を取られたら、離婚の危機を意識した方がいいかもしれません。末永く良好な関係を維持するためにも、積極的にコミュニケーションを取って、二人の間にある問題点について話し合う機会を作るようにしてください。
以上が「彼氏に結婚を意識させる方法15」になります。結婚を前提に交際したいと思っている方や、現在の彼氏と結婚したいと悩んでいる女性の方に参考にしていただけたら幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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