長い付き合いになると、それまで知らなかった恋人の嫌な部分が見えてくるものです。
「今の彼氏がこんなにめんどくさいとは思わなかった」と後悔しても、それなりに良い所も知っているので困っている女性も多いのではないかと思います。
付き合い始めの頃は、お互いに「良い印象を持たれたい!」と頑張りますし、嫌な面を隠そうとするのも理解できます。
しかしながら、ありのままの性格に直面して困惑するケースもあるでしょう。
昔はもっと優しかったのに、愛されている実感が持てない、などのように別れる理由にまで発展するのは避けたいところです。
そこで今回は「彼氏がめんどくさいと感じたときに役立つ考え方」について、いくつかの提案を紹介していきたいと思います。
二人の関係をより良いモノにするきっかけにしていただけたら幸いです。
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彼氏がめんどくさい!と思う瞬間とは
- 察する能力がなくてめんどくさい!
- 恋人を最優先に考えない彼氏がめんどくさい!
- 話しを聞かなくてめんどくさい!
- 見当違いのアドバイスがめんどくさい!
- 何かと傷つきやすくてめんどくさい!
- プライベートを主張するのがめんどくさい!
察する能力がなくてめんどくさい!
彼氏がめんどくさい!と思える特徴の1つとして「察する能力の欠如」があります。
さりげない優しさとか、レディーファーストとか、付き合いが長い彼氏になるほど「付き合い始めはあんなに優しかったのに」と女性として扱われることが少なく感じるものです。
女性同士の場合、相手の話しを親身になって聞いてくれ、少しでも落ち込んでいる様子が伺えれば「どうかしたの?」とすぐに気遣ってくれます。
一方男性はというと、髪型や服装を変えても気づかない、落ち込んでいても相変わらず自分のことばかり、トイレの便座も上げたまま。
多くの女性が「なんで男は鈍感なの?」と不思議に思えることも多々あるはずです。
逆説的に考えれば、この察する能力が高い男性ほど長く付き合いやすい理想的な彼氏だと言えるのかもしれません。
仮に「もっと女心を理解してよ!」と彼氏に訴えかけたとしても、3日もすれば元に戻るか、めんどくさいと言って全く行動に表さない彼氏がほとんどでしょう。
ではどうするべきか?
対処法としては「具体的にしてほしいことを教える」あるいは「あきらめる」の2つだと思います。
察する能力を養うと言っても、具体的にどんなことをすればいいのか迷ってしまう男性がほとんどです。見当違いの行動から、逆に苛立たせる結果になることも。
ですから、具体的に「コレをしてほしい」とハッキリ教えてあげる必要があります。例えば、高いヒールの時はゆっくり歩く、デートの際は男性が率先してリードする、短いスカートの時はブランケットが必要か聞く、などなど。
もちろん「コレをして!」などと命令口調はNGです。「コレをしてくれると嬉しいな」くらいのソフトな言い方であれば男性もすんなり受け入れてくれるでしょう。
もう1つの対処法「あきらめる」については、男性は元々察する能力が低いと受け入れようと考えることです。
コミュニケーション1つにとっても、女性は男性よりも相手の感情や表情を察する能力に長けています。
「男性は察する能力が低いのが当たり前」と考え、最初のハードルを下げてしまえば「まぁしょうがないか」と許せる部分も出てくるはずです。
言葉にしなくても分かるでしょ!と伝えたところで、男性にとっては未知の世界。めんどくさい彼氏には、改めて「されて嬉しいことを教える」か「あきらめて鈍感な彼氏を受け入れる」かして対処してください。
恋人を最優先に考えない彼氏がめんどくさい!
多くの女性が男性の理解できない点として「恋人を最優先に考えないこと」があると思います。
良く受け取れば公平であるとも言えますが、仕事をしている時間、友達と過ごす時間、趣味に没頭する時間などは、恋人と一緒に過ごす時間と同じくらい大切なのが男心なのです。
一方で女性はというと、大好きな彼氏を最優先に考えます。こまめに連絡を取っていたい、デートする時間がもっと欲しい、愛されている実感を持ちたい、などなど。
二人の好意のバランスが崩れてしまうと「仕事と私どっちが大切なの?」とお決まりのセリフが飛び出すことも。
あるいは「私はこれだけ尽くしているのに」と彼女として大切に扱われない不満が爆発するケースもあるでしょう。
対処法としては「自分の時間を持つこと」が考えられます。
男性は誰に対しても公平に振る舞う生き物なのだと受け入れ、重い彼女と思われないように自分の時間を持つのです。
友達と女子会を開く、興味は持っていたけど挑戦できなかった趣味に取り組む、ショッピングを楽しむ、自分磨きに励む。
どんなに好きな食べ物でも、同じ物を食べ続ければ栄養が偏るように、どんなに好きな相手でも、四六時中一緒にいれば愛情のバランスが崩れることもあります。
充実した自分の時間を持つことで、彼氏も居心地の良さを覚えてくれるかもしれません。急に連絡が少なくなった彼女に対して「何かあった?」と心配してくれることもあるでしょう。
自分の時間が充実している女性ほど、男性は魅力的に感じるものです。ほどよい距離感を持って彼氏と接してみてください。
話しを聞かなくてめんどくさい!
彼氏と話してもちゃんと向き合ってくれない、どこか上の空でぼーっしている、返事がそっけない。こんなふうに不満を感じたことはありませんか?
コミュニケーションを取るのが不得意だとしても「付き合い始めはあんなに親身になって話しを聞いてくれたのに」とイライラしてしまう女性も多いはず。
実は脳科学的に、男性には女性には無い「ある部屋」が存在すると言われています。
それは何も無い部屋です。
これは文字通り空の部屋であり、男性はこの部屋が無ければ生きていけないとさえ考えられています。
ストレスを感じて黙り込むときも、一人で考え事をしているときも、男性はこっそり頭の中でこの部屋に入り込むのです。
一方で女性は、この部屋に入り込んだ男性に対して「話しをちゃんと聞いてない!」あるいは「怒っている」と勘違いしてしまうことも。
つまり、ちゃんと話を聞いてくれない彼氏に対して「あっ、閉じこもったな」と気づいてあげることがポイントなってきます。
男性は1つのことに集中すると周りの情報をシャットダウンする癖があります。こんな状態で「話しを聞いて」とお願いするのではなく、少し様子を見て部屋から出てくるのを待ちましょう。
男性は女性が思っている以上に不器用です。2つ以上の物事を器用にこなす女性の脳とは違って、男性は1つの物事に集中すると周りが見えなくなります。
「出てきたら教えてね」と伝えるくらいの余裕を持って接すれば、きっと彼氏も理解ある彼女に居心地良さを覚え感謝してくれるでしょう。
無理やりにでも引きずり出せば、それだけ男性はストレスを感じるものです。「一人の世界に入り込んでいる彼氏を見て楽しむ」くらいの余裕を持ってみてください。
見当違いのアドバイスがめんどくさい!
女性同士の会話と、男性同士の会話において、大きな違いがあります。
それは「結論を必要とするかしないか」です。
女子会(おば様方も含む)の会話から分かるように、とりとめもなく次から次へと話題が尽きません。美容の話しをしていたかと思えば仕事の話しに、彼氏や旦那の愚痴をこぼしていたかと思えばイケメン俳優の結婚話しに、などなど。
一方で男性はと言うと、やたら結論(問題解決策)を出そうとする特徴があります。やれ上司と馬が合わないからどうするべきか、仕事を楽しむためには、はたまた今の彼女と結婚すべきか、などなど。
女性同士が話す場合、基本軸となるのは共感です。
問題解決や結論を出す必要はなく、話しながら自分の感情を整理して、相手の意見にも共感します。そうすることで安心感を覚え、気持ちがスッキリするわけです。
しかしながら、男性にはこの女性の会話が「無駄話」に思えることが多々あります。男性は基本的に問題解決型であるために、女性が話している内容を掴むのに苦労してしまうのです。
また女性にとっては「ただ話しを聞いてもらいたいだけ」にも関わらず、問題解決型の男性はよかれと思って何かとアドバイスをして逆効果になってしまうことも。
ですから、まず話しを聞いてもらいたいときは「ただ話しを聞いてもらうだけでいいから」と伝えておくことです。
「そんなことまで言わなきゃならないの?」と驚かれる女性も多いかと思いますが、いかんせん男性にとっては未知の領域なわけです。
会話を楽しみたいだけなのに見当違いのアドバイスをするめんどくさい彼氏であれば、どうか女性同士の会話のように共感する大切さを教えてあげてください。
長い付き合いを考えている大好きな彼氏であるなら、なおさら「女性がされて嬉しいこと」をハッキリと伝えていきましょう。
何かと傷つきやすくてめんどくさい!
全くそんな気もないのに、ちょっとした一言で彼氏を激怒させたり、落ち込ませた経験はありませんか?
プライドが高く崩れやすい男心に困惑してしまう女性も多いとは思いますが、意図せず発した何気ない一言が二人の関係を悪化させることもあります。
例えば、彼氏から誘いを受けてレストランで食事したとします。あまり自分の好みの味ではなかったので「ちょっと微妙だったね」と伝えただけで、男性の中には自分の味覚センスを否定されたような気持ちになる人もいるかもしれません。
「なんて男はめんどくさいの」と嘆く女性の声が聞こえてきそうですが、裏を返せば男心は傷つきやすい反面、ポジティブな発言も受け入れやすいと言えます。
つまり、彼氏を傷つけるような言葉を控えようと消極的になるのではなく、自信を持たせてあげられるような言葉遣いを心掛けるのです。
デートで食事して味の好みが合わなくても「いろいろなお店知っているんだね」とか、オススメの映画を見て「普段恋愛モノしか見ないから新鮮だった」などなど。
わざとらしく褒めたり嘘をつく必要はありません。ただ相手に対して意見を述べるときはポジティブな要素を加えてください。
言葉1つとっても話し手と受け取る側とでは、全く別の考え方になってしまうこともあります。
自分に自信を持たせてくれる彼女ほど、彼氏はかけがえのない存在として大切にしたいと思うはずです。
「傷つきやすくてめんどくさい彼氏」ではなく「褒め言葉を素直に受け入れられる正直な彼氏」だと思って、さりげなく褒めてみてください。
プライベートを主張するのがめんどくさい!
女性が理解できない「めんどくさい彼氏の特徴」として、やたらプライベートを主張してくるところがあります。
恋人なら何でもシェアするのが当たり前と思っている女性がいる一方で、親しき仲にも礼儀ありと何かと壁を作りたがる男性もいます。
この気持ちを共感したい、いつも一緒にいたい、彼の全てを知りたい、と思うのが女心かもしれませんが「もう少しプライベートな時間が欲しい」と感じている男性も少なくないでしょう。
彼女との約束をすっぽかして友達と遊びに行く彼氏、同じ部屋にいるのに一人でゲームばかりしている彼氏、仕事で忙しいからといって連絡しない彼氏。
男性に対する不満を挙げればキリがありませんが、対応策が無いわけではありません。
オススメしたいのは「許せるプライベート時間のバランスを設定すること」です。
対立しあう2つの意見を納得させるには、中間地点で折り合いをつけなければなりません。どちらかの意見を優先させれば、片方が不満を持つものです。
もしも、彼氏が趣味や友達との時間を優先させる傾向があるのなら、同じくらい恋人関係にも気を配ってほしいと伝えるべきでしょう。
ただし、自分の意見を100聞いてもらおうとするのではなく「50を受け入れてくれればこちらも条件を飲む」と交渉するのです。
もちろん、伝え方にも気をつけたいところ。ただ闇雲に「なんで彼女をもっと大切にできないの?」と感情的に訴えかけてしまっては、受け入れられることもできなくなります。
「最近二人の時間が少ないように思えるの、男性がプライベートな時間を大切にしたい気持ちも分かるけど、少し寂しいわ」
これくらいソフトに伝えることができれば、彼氏も「そんな寂しい思いをさせていたのか」と気づいてくれるはずです。
相手が条件を飲んでくれたら今度はこちらの番。男性が大好きなプライベート時間を与えてあげましょう。
何をするのか?何もしなくていいんです。
しいて挙げるなら、新しい趣味を持つ、自分磨きに励むといったところでしょうか。男性にプライベートな時間を持たせる隙をあえて作るとも言えます。
ほどよい距離感は二人にしか分かりません。しかしながら、居心地の良い距離が掴めれば、それは一生モノになるはずです。二人だけの適度な距離感を見つけてください。
彼氏がめんどくさい理由が別れの原因になる前に
以上がOfeeからお届けする「彼氏がめんどくさい!と感じたときの対処法6つ」になります。
どんなに好きな彼氏でも、長く付き合えばそれなりに不満に思う点も出てきます。
「それらも含めて彼の性格なのだ」と受け入れることができる人もいれば、別れる理由として考えてしまう人もいるでしょう。
何事も早め早めの対処がポイントです。
直してほしい所に気づいていながら、何も伝えず放置してしまうと、結局は自分にストレスを与え続けることになります。
気づいた段階でハッキリ伝えることができれば、それだけ対処しやすいはずです。
後々になって「あなたのココが許せない!理解できない!」と爆発してしまっては、修復できるモノもできなくなります。
もちろん、不満に思ったことを全て伝えるのではなく、あくまで「これは我慢できない」と思える点に留めておくべきでしょう。
彼氏が直そうと努力してくれたのなら、感謝の言葉と褒め言葉もお忘れなく。
彼女の笑顔を見て「頑張ってよかった」と思えるはずです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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