海外で誤解される日本語

ここでは旅行の前にぜひとも覚えておきたい海外で使ってはいけない日本語をご紹介。

旅先で何も知らずに日本語でペラペラ話していると、思いもしないような所で恥ずかしい思いをするものだ。

 

イタリアで使ってはいけない日本語

1960年(昭和35年)、ローマ五輪のボクシングに、芳賀勝男(はがかつお)という日本人選手が登場した際に場内から大声援が起こった。

観衆からたいへんな声援を受けたというが、その秘密は「かつお」という名前にあった。なんとイタリア語で「かつお」は男性器を意味してしまうのだ。

ちなみにサザエさんでお馴染みの「磯野カツオ」は「私はチ〇ポです」という文章の発音と似ているらしい。

またイタリア語では閣下(かっか)はウ〇コのこと。

このことから以前イタリアから要人が来日した際、外交官が「〇〇閣下」と呼ぶとイタリアの報道陣から笑いが起こったとか。

 

スペインで使ってはいけない日本語

スペイン語で「ちょうちょ」は女性器のこと。

日本人の名字などにある「こうの」も女性器の意味となる。

そのためスペインで仕事をしている河野さんの中にはわざわざ「かわの」と名乗る人もいるようだ。

そして最も気をつけてもらいたいのが、人を呼び止めるときに言う「あの~」というフレーズ。

スペイン語で「肛門」という意味になってしまうのだ。

また、日本人女性の名前にもある「まりこ」はウ〇コのこと。

芸能人の「加賀まり子」は「ウ〇コしろ」という命令文になってしまうという。スペインを旅行する「まりこ」さんはご注意を。

ひと昔前に加賀谷という芸人がスペインで大笑いされた。

実はこれもスペイン語で「カガヤ」は「ウ○コしろ」に聞こえてしまうからだ。

 

英語だとNGワードな日本語

乳製品を水で薄めて飲む「カルピス」、これも英語圏では「ウシのオシッコ」と聞こえてしまうのでアメリカやイギリスでは「カルピコ」と名前が変更されている(なんともカワイイ名前だ)。

福留(ふくとめ)という名字も英語の「Fuck to me」(私を犯して)に聞こえてしまう場合がある。

話しのあいづちなどで使う「あっそう」は、ドイツ語では同じような発音で使用されているので何も問題ないが、英語圏では「ケツの穴」の「asshole」と誤解される。

名字にもある麻生(あそう)の発音もケツの穴(asshole)に聞こえかねない。

その他にもkinky(キンキィ)という発音は「変態の」という意味になる。

「私は近畿大学出身です」を英訳して話すと「私は変態大学出身です」と聞こえてしまうかもしれないのだ。

元野球選手の新庄さんは、コーヒーを飲んで「苦っ」と言ったところ、黒人に対する差別名称の「ニガー」と勘違いされて、からまれたなんてエピソードもある。

 

その他の言語

さらにスワヒリ語で「熊本」は発情中の女性器を表し、タイ語で「コーヒー」は女性に対し「一発やらせろ」と、とんでもない意味になってしまう。

「コー」が「プリーズ」、「ヒー」が女性器の隠語を表す。タイのカフェで日本語発音で「コーヒープリーズ」なんて間違っても発音しないように。

また、タイ語で「きれい」という発音はブスという反対の意味になる、タイの街や美人を見て「きれい」を連発しないように気をつけたい。

おとなりの韓国では「ジャージ(ジャジ)」は男性器で、「運河(うんが)」はウ〇コと勘違いされてしまう。

ホテルでジャージを忘れてフロントで「ジャージ!ジャージ!」などと連発しないように気をつけたい。

ちなみに着るジャージは韓国語で「チュリニン」。

また日本語と韓国語には発音が似ているものがたくさんあり、例えば「30分無料マッサージ」はそのまま日本語の発音で韓国人に話しても伝わる。

その他にも、新聞、約束、討論、温度、おでんなどがある。

もし韓国人の友達ができたら確かめてみよう。

このように海外では恥ずかしい思いをする日本語がたくさんある。

海外だからといって、平気でこのような日本語をしゃべっていると誤解されたりトラブルが起きたりするだろう。

海外旅行の際は、その国によって必要最低限の誤解されやすい日本語を調べておきたいものだ。

 

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