織田信長の声はめちゃくちゃ甲高い!菅原道真は学問の神様なのに試験にギリギリ合格!野口英雄は借金王だった!伊藤博文は最強の女好きだった!などなど
学校の教科書には載っていないであろう歴史上の偉人たちの素顔を、歴史の雑学と共にご紹介。
これを知れば歴史の勉強も楽しくなるかも?しれない。
(なお挿入している画像の人物は、登場する歴史上の偉人たちと何ら関係はありません)
織田信長の声は甲高い
歴史の教科書の中で、最も有名な人物と言ってもいい織田信長。
「なかぬなら殺してしまえホトトギス」などのフレーズから、冷酷で、威厳があり、天下統一といった勇ましいイメージがあるが。
織田信長は声がめちゃくちゃ甲高い。
ルイス・フロイスというポルトガルのキリスト教宣教師が、戦国時代を記した「日本史」という資料によると、ルイスは信長のことが大好きで、声が甲高かったとする記録がある。
また織田信長は今でいう「パワハラ」のような振る舞いをしていた。
ある家来を呼び、ほこりが落ちているのを、自分で気づかせるまで何度も呼んでいたのだ。
一方で庶民には優しい面もあり、自ら大工道具を使って仕事を手伝っていたという。
さらに当時の武将にとって、男色はたしなみで、一種のステータスともいえるものだった。
(男色・・・男性同士の同性愛)
ちなみに豊臣秀吉はもともと農民なので女好きであったため、家来が気を使って男色のために美しい少年を隣においても「兄弟に美人はいるか?」と尋ねている。
学問の神様「菅原道真」は試験にギリギリで合格した
学問の神様として有名な菅原道真。
受験シーズンともなると菅原道真を祀(まつ)っている神社に合格祈願に行くとは思うが。
実は、菅原道真は学問の神様なのに試験にはギリギリで合格した。
1100年前、方略氏(ほうりゃくし)官シ任用試験という国家試験の中でも一番難しいとされている試験があり、道真は中の上で合格。
勉強ができたから学問の神様になったわけではないようだ。
道真は右大臣のときに無実の罪を着せられ大宰府に左遷され死亡する。
道真の死後、左遷に関わった人々が次々に亡くなる。
また御所に落雷などの天変地異が起き、さらに多数の死傷者がでる。
左遷に関わった人々は「道真は怨霊となって仕返しをしている」と考え、畏れた人々は神様として祀って、道真の怒りを鎮めようとし、そこから道真=神様となったのだ。
ちなみに菅原道真を祀っているとされているのは京都府の北野天満宮、福岡県の太宰府天満宮などがある。
野口英雄は借金王
千円札でお馴染みの野口英世。
福島生まれ、アフリカに渡り風土病の黄熱病を研究、たくさんの命を救ったが。
実は、野口英世は借金王だった。
借金王の始まりは二十歳のとき。
上京して東京に出てくる際、小学校の恩師である小林先生から10円(現在の価値で約20万円)受け取る。
当時の先生の給料が月12円、他の人からも餞別で40円(現在の価値で約80万円)を借りたのだが、なんと2か月ですべてを使い切ってしまう。
使い道は、酒、女、ギャンブルと借金のフルコースともいえる使いっぷり。
24歳のとき、留学するためお金を借りる事になり、恩師小林先生から200円受け取る(約400万円)。
足りなかったので大富豪の斎藤さんから婚約の手付金で300円(約600万円)受け取った。
総額で留学のために合計500円(約1000万円)を借金したのだ。
なんと、その後すぐ横浜で芸者遊びをして500円→20円に(1000万円→40万円)。
上司の血脇先生から300円(600万円)受け取りギリギリ留学ができた。
また驚くことに婚約の手付金で300円受け取ったのにも関わらず、アメリカで別の女性と結婚。
人柄が素晴らしかったのか、人をたらしこむのがうまかったのか、それでも人からお金を借りられた野口英雄は、それほど信頼されていたのだろう。
伊藤博文は最強の女好き
長州の生まれで、初代内閣である伊藤博文は日本の歴史上最強の女好き。
いつでも、どこでも、だれとでも、連日の芸者遊び。
マスコミにとって格好の的となり、記事が書きやすい人物で有名だった。
また女遊びも芸者さん専門で、二流好み。
その理由は、一流だと他の政治家とかぶってしまうため。
二流の芸者は情報通であり、様々な客を相手にするのでいろいろなネタを持っている。
それを政治の世界に生かしていたのだ。
女性との遊びさえも仕事に生かしていたという意味では、かなりの策士家であり、努力家であったのだろう。
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