国民的アニメ「サザエさん」の年齢設定、目玉のオヤジは鬼太郎の目ではない、フランダースの犬の悲しい事実など。
普段何気なく見ているアニメにも意外な年齢設定や、生い立ちなどが隠されていることがある。
今回はあまり知られていない「へぇ~」と驚くようなアニメの雑学をまとめてみた。
(画像は触れているアニメとは何ら関係はありません)
サザエさんの意外な年齢設定
フジテレビで毎週日曜の午後6時半から放送されている国民的アニメ「サザエさん」。
放送が始まったのが1969年10月なので46年以上も続いている長寿アニメだ。
しかし意外とサザエさんの家族構造や年齢について知らない人も多いはず!
サザエさん一家は二世帯同居で、サザエさんこと「磯野サザエ」は結婚して姓が変わり「フグ田サザエ」となっている。
あの特徴的な髪型から年齢を高く勘違いしている人もいるとは思うが、実は24歳と結構若い。
サザエさんの子供、タラちゃんこと「フグ田タラオ」は3歳。
3歳にしてはしっかり話しの受け答えができる頭の良い子のようだ。
サザエさんが21歳のときにタラちゃんを生んだと考えると、若い出産だったと分かる。
夫であるマスオさんこと「フグ田マスオ」は28歳。
「穴子く~ん」というフレーズが印象的だが、なんとその穴子さんは27歳!
マスオさんより穴子さんの方が年下だったのだ。(老け顔に見えるのは私だけ?)
ガンコ親父でお馴染みの「磯野波平」は54歳。
着物姿が印象的な事から定年間近のような感じがするが、山川商事の課長で現役バリバリで働いている。
波平の妻「磯野フネ」は52歳と夫より2歳年下。
フネさんが41歳のときの子供がカツオこと「磯野カツオ」は11歳で小学5年生。
ワカメちゃんこと「磯野ワカメ」は9歳で小学三年生。
よく磯野家の隣に住んでいる伊佐坂先生のところへ原稿を取りに来るノリスケさんこと「波野ノリスケ」は波平さんの妹の息子で25歳。
つまりサザエさん、カツオくん、ワカメちゃんからみたらイトコにあたる。
目玉のおやじは鬼太郎の目玉ではない
「おい!鬼太郎!」というフレーズでお馴染みのアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」目玉のおやじ。
主人公の鬼太郎が髪の毛で左目を隠している事から、目玉のおやじは鬼太郎の目玉だと思っているかもしれないが実は間違い。
原作の「墓場の鬼太郎」によると、鬼太郎はかつて地上を支配していた幽霊族の末裔。
両親は鬼太郎がまだお腹の中にいたときに病気で亡くなってしまい、埋葬される。
しかし、鬼太郎は自力で母親のお腹から生まれ、墓から出てきて誕生する。
一方、病死した父親は病のせいで体が溶けてしまうのだが、鬼太郎のことを心配し眼球に魂を宿らせ、目玉に手足が生えた姿で生き返った。
甲高い声が印象的で可愛らしいキャラクターの目玉のおやじだが、そこには親子の愛が感じられる暖かいエピソードがあったのだ。
地元の人はフランダースの犬をあまり知らない
あの悲しすぎるラストシーンで有名なアニメ「フランダースの犬」。
子供のころに涙した人も多いはず。
ベルギーが舞台のアニメなのだが、地元の人にはほとんど知られていないというから驚き。
実は「フランダースの犬」はイギリス人作家によって作られたアニメ。
そのためベルギーの人たちにはあまり知名度がないのが現状のようだ。
日本人観光客のためにわざわざ建てた銅像や壁画などがあるのだが、「フランダースの犬」を見ていないからだろうか、残念な事にあまり似せて作られていないという。
ちなみにフランダースの犬に出てくる「パトラッシュ」は、セントバーナードや和犬を参考にして考えられたオリジナルのもので、実写版ではブービエ・デ・フランダースという犬種が採用されている。
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