彼女とデートをすれば、いつものように喧嘩になる。仕事から帰っても妻の機嫌がすこぶる悪い。些細なことがきっかけで口喧嘩ばかりしてしまう。
男女が長い間一緒にいると、お互いの嫌な面ばかり目につくようになり、感情的な口論が増えてしまうものです。
付き合い始めた頃はもっと優しかったのに、結婚当初はあれほど尽くしてくれたのに、などなど世の男性も肩身が狭くなってきたように思えます。
そこで今回は「彼女と喧嘩したときに役立つこと」についてご紹介していきたいと思います。
二人の関係を改善するために、コミュニケーションのすれ違いを生まないために、夫婦関係を修復するために、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
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彼女と喧嘩しそうな時は
- 話しの腰を折らない
- 面倒だからといって彼女の前で嘘をつかない
- 過去の不満は墓場まで
- 嬉しい思い出は何度でも再利用できる
- 紳士的な気遣いが最高の喧嘩予防策
- 彼女と喧嘩しそうなときは1に共感2に共感
- 少し先の楽しみを用意しておく
- 四の五の言わずに謝る
話しの腰を折らない
彼女との喧嘩が絶えない男性はよくご存じかと思いますが、感情的に怒っている女性ほどよく喋ります。これは言葉を発すると同時に自分の考えを整理する女性特有のストレス発散方法だと言えるでしょう。
(男子会はなくて女子会が存在するのも頷けます)
一方男性は問題解決に奮闘します。彼女が怒っている原因は彼氏、あるいは他の問題を抱えているからであり、男として何かアドバイスをしなければ!と考えるのです。
しかし、ここには大きな落とし穴が!
男性としては具体的な解決策やアドバイスを贈るつもりで「要するに」とか「つまり、君が言いたいことは」と話し始める。
これ事態は何も問題ないのですが、ポイントは切り出すタイミングです。
彼女のことを思って話しを切り出そうとするも、彼女が感情的になりながら話しているのであれば最悪のタイミングだと言えます。
良かれと思って自分の意見を伝えているにもかかわらず、女性は「私の話しを聞くつもりはないのね」と全く逆の受け止め方をしてしまうでしょう。
ですから、どうしても言いたいことがあるのであれば、まずは彼女が話し終わるまで待つことです。どんなにイライラしようとも、ストレスを感じようとも、絶対に話しの腰を折ってはいけません。
心の内で「今、彼女は言葉を発しながら頭の中を整理しているのだな」と暖かく見守りましょう。
そして、彼女のマシンガントークが終わったら、彼女の考えと自分の受け取り方にズレがないか確かめてください。
これは再確認の意味もありますが、一番の効果は「私はあなたの意見を理解しています」というメッセージにもなる点です。
理解を示せば、それだけ感情的な喧嘩は避けられるはずです。
「喧嘩のときは話しの腰を折らない」と意識してみてください。
面倒だからといって彼女の前で嘘をつかない
女の勘が鋭いことを世の男性なら誰でも知っていると思います。ですが、私たち男性が思っている以上に女性の嘘を見抜く能力は秀でているものです。
一説には優秀な遺伝子を残すために、健康的な男性を見定めるために進化したとも言われていますし、男性には見えない色(赤・赤紫の色の違い)も分かると考えられています。
つまり、長い歴史の中で女性は相手の小さな変化を見抜く力を養っているので、嘘を上手くつくために男性が少し努力したところで、全く歯が立たないわけです。
浮気をした男性が見せる不自然な優しさも、隠れて合コンをした彼氏の言動も、同僚との付き合いで訪れたキャバクラも、すべて見透かされていると思っていいでしょう。
中には「気づいているのに気づいていないフリ」をする女性もいます。これは真実から目を背けているか、あえて相手から切り出してくるのを待っている場合です。
後者の女性ほど恐ろしいものはありません。もしかしたら、とんでもない復讐計画を企てている可能性も。
ともあれ、女性の前ではどんなに小さな嘘でもつかないことです。
嫉妬心が強い彼女だからといって(ほとんどの女性は強いと思いますが)、飲み会を仕事だと偽ったり、妻に内緒でゴルフクラブを購入したとしても、素直に打ち明ける方が賢明でしょう。
嘘をつけば、それだけ彼女もストレスを感じて関係が悪化するものです。変に取り繕うとはせず、どんなに面倒くさいと思っても正直に接することをオススメします。
過去の不満は墓場まで
正直に接することが大切であったとしても、何でもかんでも素直に打ち明ければいいというわけではありません。
特に楽しかった過去の思い出や彼女の成功体験に関して、今になって不満を口に出してしまうと「あのときの感動や優しさは何だったの!?」とプラスが一気にマイナスの出来事に変わってしまいます。
ですから、口喧嘩の最中こそ「過去の出来事には触れないでおこう」と強く意識すべきだと思います。
お互いに感情的に話し合っていると、ついつい「実はあのとき」とか「本音を言えば」などと過去の不満を爆発させてしまうことがあります。
そうなれば目の前にある問題だけではなく、全く関係のない事柄にまで発展することも多々あるでしょう。
つまり、女性にとって過去の成功体験や嬉しかったことを揺るがすような意見は、まさに踏んではいけない地雷であり、間違っても「素直な意見を伝えよう」とは考えないことです。
良き思い出はそのまま残しておきましょう。極端な話し「過去の不満は墓場まで持っていこう」と思うくらいでもよいかと思います。
余計なひと言が彼女との喧嘩の火種になるケースはたくさんあります。男性は意見を伝える前に慎重に言葉を選ぶのが得意なので、ぜひ「あっ、これは余計なひと言だな」と気づいてください。
余計なひと言が減れば、それだけ些細な口喧嘩も減るものです。
嬉しい思い出は何度でも再利用できる
過去の不満をぶちまけないことを注意しましたが、反対に嬉しく感じた出来事や彼女の成功体験を改めて伝えることは大いに役立ちます。
男性からしてみれば「同じことを何度も褒めても」と意味がないように思えますが、女心とは不思議なもので、良き思い出を褒めるたびに再確認しながら喜びを増幅することができるのです。
例えば、いつものように彼女が夕飯の支度をしているとします。「何が食べたい?」と聞かれて「何でもいい」と答えるのではなく、「この前作ってくれたアレが食べたい」と具体的に伝えるのです。
加えて「あっでも、アレ(違う料理)もおいしかったな」とさりげなく褒めることができればベストでしょう。
ひどく落ち込んだときに心の支えとなってくれたのであれば、改めて「あのときは本当に助かったよ」と感謝の言葉をかけてみてください。
もちろん、あからさまに短期間に何度も伝えるのはNGですが、一度や二度ではなく何度も伝えていくことで「そんなに喜んでもらえたのか」と嬉しく思うものです。
ですから、嬉しかった思い出はドンドン再利用していきましょう。相手を褒めることは、同時に「自分がされて嬉しいこと」を伝える手段でもあります。
どうせ思い出すのであれば、不平不満といったマイナスの思い出ではなく、嬉しかったことや上手くできた出来事を思い出してみてください。
紳士的な気遣いが最高の喧嘩予防策
彼女との喧嘩を避ける最高の予防策は、紳士的な気遣いを心掛けることです。
女性は男性が思っている以上に、さりげない優しさや気遣いを大切にします。「面倒くさい」とか「忙しくてそれどころじゃない」と感じる男性も多いかと思いますが、コストパフォーマンスを考えれば、むしろ率先して行うべきでしょう。
女性にプレゼントを贈る場合、年に一度の大きなプレゼントよりも、月に一度の小さなプレゼントを贈る方が幸福度も高くなると言われています。
普段の生活においても、高価なプレゼントに匹敵するぐらい、紳士的な気遣いは大切なものです。
デートの際はさりげなく車道側を歩く、彼女がヒールを履いているのなら段差の前でそっと手を差し出す、先にドアを開ける、などなど。
あるテレビ番組で大物女優さんがこんなエピソードを話していました。彼氏と街を歩いていたところ、高いヒールが災いして転んでしまいました。それを見た彼は「恥ずかしいから早く立ち上がれ」と言い残してスタスタ歩いていってしまったのです。この女優さんはひどく傷つき、ヒールを履いて歩くのが恐くなったそうです。
転ぶ前にフォローするという高難度の気遣いとまではいかなくても、転んだ後にさっと手を差し伸べることはできます。何ならお姫様抱っこをしてあげるくらいの粋な計らいもいいかもしれません。(転んだ恥ずかしさよりお姫様抱っこをされる方が恥ずかしいですし)
仕事が忙しくてそれどころではない!という男性も少なくないと思いますが、忙しいときこそ「それだけ彼女を気にしている」とアピールする絶好の機会であることを覚えておいてください。
暇な男性が毎日する1時間の電話よりも、忙しい男性がする10分の電話の方が嬉しいものです。わざわざ忙しいアピールをする必要はありませんが、「ちょっと声が聞きたくて」と電話をするくらいの余裕は持ち合わせておきたいところです。
彼女と喧嘩しそうなときは1に共感2に共感
みなさんは女子会の様子をご覧になったことがあるでしょうか?私は一度だけひょんなことから女子会に参加する機会があったのですが、その言葉数に圧倒されました。
恋愛に関する話題をしていたかと思えば、急にスイーツの話しに、はたまたハロウィーンのコスプレはどうするか、元彼のこんなところが嫌だったなどなど、次から次へと変化する内容に驚くばかりです。
しみじみと「男性と女性の話し方はこうも違うのか」と少々おじさんくさいことを思ったわけですが、特に印象的だったのが「分かる!分かるわ~」という共感フレーズの多さです。
女性にとって共感し合うことは、知識や体験を照らし合わせる意味を持ち、特徴的なのが結論を必要としない点にあります。
とりとめのない話題を共感することで、相手の体験を役立つ自分の知識として保管し、同じような境遇に直面したときに「そういえば」と閃いたりもします。
この一見して無駄話とも思える内容であっても、女性にとっては何よりも大切な時間であり、問題解決に至らずとも共感してもらえるだけで安心するわけです。
一方男性はというと、彼女の不満から来る言葉を「解決しなければ」と考えます。女性はただ話しを聞いて共感してほしいだけなのに、良かれと思って贈ったアドバイスが逆効果になってしまうのです。
ですから、彼女が不満を口にして「喧嘩になりそうだな」と思ったときこそ、1に共感2に共感と意識してみてください。
実際に言葉にして「分かるよ」と伝えるのもいいですし、適度にあいづちを入れる、オウム返しの応用で同じフレーズを使うのも効果的でしょう。
「最近忙しくてストレスが溜まるわ」と聞けば「そうか、忙しくてストレスが溜まっているんだね」といった具合です。
自分の意見として言いたいことがあったとしても、まずは共感していることを示してから伝える方が彼女も受け止めることができ、仲直りしやすくなるはずです。
少し先の楽しみを用意しておく
夫婦でも恋人でも、付き合いが長くなるにつれて男性は積極的に行動しなくなるものです。
いつも連絡を取るのは私から、レストランを決めるのも私、旅行プランを立てるのも私一人。こうなってしまうと女性が「愛されている実感を持てない」と感じても仕方ありません。
「最近、彼女との喧嘩が増えてきたな」と思うのであれば、どれだけ自分が彼女のために行動しているか再確認してみてください。
付き合い始めた当初に比べて連絡をする回数が減ってきていないか、自らデートプランを立てる機会が少なくなっていないか、いつも同じレストランで食事を済ませていないか、などです。
またデートの誘いを少し先の楽しみとして伝えておくのも効果的でしょう。
「来週の休みは新しくできたレストランで食事でもしようか」と約束しておくことで、女性は「何を着て行こうかしら」とか「その前に美容院を予約しておこう」などのように楽しみを前倒しにして味わうことができます。
旅行を計画にするにしても、どこに遊びに行こうかと選ぶ時間、着ていく洋服を準備している時、到着するまでの車内の時間が何よりも楽しく思えるものです。
少し先の楽しいイベントを用意しておけば、それだけ二人の関係も穏やかになると期待できます。
「そういえば最近、自分からデートの誘いをしてないな」と気づいたら、ぜひともデートプランを自ら提案してみてください。お決まりのデートコースではなく、行ったことのない場所であるなら新しい刺激もあるはずです。
四の五の言わずに謝る
女性は感情を言葉にすると同時に頭の中を整理し、心の安定を得ようとします。男性からしてみれば、ただ不満をぶちまけているような内容であっても、落ち着きを取り戻すためには必要なことです。
まずは話しを聞き、四の五の言わずに謝ることをオススメします。
これは「自分に非がなくても謝らなくてはならない」というわけではなく、彼女の言い分をしっかりと聞き、そんな気持ちにさせてしまった自分の責任に対して謝るということです。
自分なりの意見があったとしても、そこはグッと堪えましょう。彼女に伝えるのは、落ち着きを取り戻してからでも決して遅くはありません。
恋人関係でよく使われるフレーズに「仕事と私どっちの方が大事なの?」というものがあります。
こんな質問をされた男性はたまったものではありません。「君に決まっているじゃないか」とか「そんなことも分からないのか」と言って、余計に炎上してしまうことも。
ですから、ここは「そんな気持ちにさせてしまってごめん」と四の五の言わずに謝りましょう。
どうしても収拾がつかなければ、喧嘩を一晩寝かしてから仲直りする方法をオススメします。
もちろん、ただ黙って出て行くのではなく「自分の考えを整理する時間がほしい」と伝えておくことです。「明日にでも」と期限を伝えておけるとなおいいでしょう。
男性は一人の時間を持つことで頭の中を整理できるものです。余計な感情の衝突を生まないためにも、喧嘩がヒートアップしかけそうな瞬間を見定めてください。
お互いに冷静さを取り戻せば「こんなことで彼女と喧嘩していたのか」と思えることもあります。
話しを聞き、素直に謝り、冷静さを取り戻してから自分の意見を伝える。これだけでも大きな成果が得られるはずです。
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彼女との喧嘩を絆が深まるものにするためには
以上がOfeeから提案する「彼女との喧嘩が絶えない男性へ贈る予防策と仲直りのコツ」になります。
お伝えしてきたことを要約すると、予防策としては「紳士的な気遣い・過去の不満を言わない・小さな楽しみの用意」などがあり、仲直りのコツとしては「話しを最後まで聞く・共感する・まずは謝る」となります。
「喧嘩するほど仲がいい」とは言うものの、その喧嘩を二人の絆を強めるものにするのか、別れを近づけるものにするのかによって、二人の関係が決まるといっても過言ではないはずです。
ちょっとした女性心理のコツを理解することができれば、ささいなすれ違いも少なくなり、スムーズなコミュニケーションができると思います。
彼女と喧嘩して仲直りしたいと思っている男性に、妻の機嫌が悪くて困っている男性に、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しい限りです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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