ボックスに入った猫

今回はネコを飼おうと考えている人、あるいは飼っている人にも役立つ猫の雑学をご紹介。

ネコの耳はイヌより良い、ネコの目はなぜ光るのか?ネコが草を食べる理由などなど、知っておいて損ではない情報をまとめてみた。

ペットとしてイヌ派とネコ派に分かれると思うが、実は飼っている人にとっての存在として「イヌは家族」、「ネコは王子様」のように少し捉え方が違う結果が出ている。

いわゆる「塩対応?」のようなネコのしぐさが人気の秘密なのかもしれない。

イヌよりネコの方が耳が良い

耳を立てる猫

麻薬犬や警察犬のようにイヌの鼻が良いことは広く知られているが、耳も良いことは飼っている方ならご存知のはず。

人間の耳で聞こえるのは2万ヘルツまでだが、イヌはその4倍の8万ヘルツとなり、人間には聞こえない地下水の音も聞こえるといわれている。

しかし、それを上回るのがネコ

ネコは物陰から獲物を狙い、20メートル先のかすかな動きや、息づかいまでもキャッチすることができるのだ。

 

ネコの目はなぜ光るのか

暗闇の中の猫

人間とは違い、ネコの目には網膜の下にタベタムという反射板の役割をする層がある。

ほんの少しの光でも、目の中でタベナムに反射して光が強められるので、ネコは暗い場所でもよく見えるというわけだ。

このときの反射光は外からも見えるので、暗闇の中でネコの目が光って見える

このタベナムは猫に限らず、ほとんどの野生動物には備わっている。

例えば野生のシカはライトで照らすことによって光る目の数で何頭いるのか確認できるという。

ネコがときどき草を食べる理由

草むらにいる猫

よく「ネコにはかつお節」といわれているが、実はネコは魚よりも肉の方を好んで食べるという実験結果もある。

ヘビやネズミ、トカゲなどの小動物が好みのようだ。

ではなぜ肉好きのネコがときどき草を食べているのか?

それはザラつく舌で毛づくろいをし、飲み込んだ毛を食物繊維に絡めて、毛玉にして吐き出すため。

吐き出さないと毛球症にかかり体が弱ってしまう。

現在のキャットフードにはウンチと一緒に排出する成分入りのモノもある。

ネコも人間と同じように偏った食生活はNGのようだ。

ネコの舌がザラザラしているワケ

アクビをする猫

ネコを飼っている人はご存じだと思うが、ネコの舌は紙ヤスリのようにザラザラしている。

これは獲物の骨についている肉をしゃぶり取るのに都合がよく、ネコはもともとライオンやトラと同じように肉食動物なのだ。

ネコの舌はイヌと違って甘味を感知できなので、甘いお菓子などを与えても喜ばない。

またエサである肉類が腐敗していると病気になる危険性があるため、腐敗によって生じる苦みを感知する能力が高い。

ネコは感度を鈍らせないために顔を舐める

前足を舐める猫

よくネコは唾液を前足につけ、顔をこすり、付いた汚れを舐め、ヒゲを整える。

これはネコのヒゲの毛根に毛細血管と神経が集中していて、湿気が多い場合、ヒゲに張りが無くなってしまい、感度が鈍るので手入れをする

ヒゲには獲物の小動物が小さな穴に逃げ込んだ際に、自分が入れるサイズなのか確認する大事な役割がある。

顔から少し外にヒゲが出ているので、穴の周りにあたらなければ入れるというわけだ。

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